昨日の森のようちえんは晴天の中の開催ということで、「川遊び」から始まりました。
川の水の温度が上がり、3月より4月、4月よりも5月と魚の姿もより多く見られるようになり、子どもたちもガサガサ漁をする気満々!
目の前の魚に向かってただひたすら網を入れるのでなく、草むらや岩陰を狙って、「ガサガサ!」。それでもやっぱり難しくてなかなか捕まえることはできません。
でも、難しいからこそ楽しく、捕れた時の喜びも大きいのかもしれませんね。
今回は、中サイズのドジョウをGET!
通常の魚とは違った口の形やヒゲに興味津々で、みんな面白がって覗き込みんでいました。
川底にいる巻貝の「カワニナ」もGET!
体を出して動く様子が見たくて石の上に置いて、辛抱強くじ〜っと待ち眺めること数分。カワニナはなかなか顔を出してくれません。どうしたらいいかな〜?子どもたち、考えた結果川へ戻すことに。
すると、住処に戻って安心したのか、間も無く顔を出すカワニナ。
「顔だした〜!」
と、じっと眺めてから喜んで川から取り出す子どもたち。
と同時に、また引っ込むカワニナ。
そんなやり取りを繰り返し楽しむ子どもたちでした。
さて、遊びの場というのは挑戦の場でもあります。
子供達は今まで登るために使っていた石段に目を向け始めました。
自分たちよりも高い石段を飛んでみよう!と試み始めたのです。
自分が飛べそうな階段の段を探して、心を決めてジャンプ!
ちょっと体勢を崩したり、手をしっかり付いたり、それぞれに着地。
歓声が上がり、「できた!」と子ども自身も笑顔に。
一回できたことは自信に繋がり、何度も繰り返したり、段をあげてさらなる高さに挑戦したり…。時間が経つにつれどんどんやんちゃになっていく子どもたち。
もちろん、それに挑戦する子ばかりではなく、挑戦したいけれどもなかなか思いきれずにそわそわしながら見つめる子も…。
段を変えて立ってみたり、友達が飛ぶ様子をじっと見つめたり、今度は着地点に回って下からの高さを確認したり、今回は「観察」という形で参加した男の子。
今度はどんな展開が待っているかな?楽しみです。
そして、5月といえば筍のシーズンでもあります。
長岡の森にはまだまだ毎日のように筍がニョキニョキと生え、ぐんぐんと成長しています。
こちらもそれぞれ力試し。手で押したり、足で蹴ったりして倒す!倒す!倒す!
一人で倒せなければ、二人、三人で!うんと力を入れて押すものだから、折れたときに勢い余って転ぶ子も。
筍がグンと伸びて、皮は付いているものの剝がすともうすでに緑色の竹になっていることや、まだ小さい筍は皮をむくとお店で売っているような筍が姿を表すこと、そして、根っこごと摂ると、びっくりするくらいのヒゲのような沢山の根っこが生えていること。いろんな楽しみ方ができました。