快晴のあおぞらの下であおぞらきっずの子どもたちは川ガキに行ってきました。
まだ5月ではありますが、気温も高く絶好の川遊び日和!!ウェットスーツとライフジャケット、あとは楽しむ気持ちさえあれば子どもは無敵状態。
泳いだり、釣りをしたり、ダム作りをしたり、流れに身を任せてみたり、焚き火をしたり、手づかみで魚を捕まえてみたり、自分の思い付くままに川を遊び尽くします。
遊び方に決まりはありません。思い付いて、考えて、やってみて、工夫して、またやってみる。自分の思った通りにやってみれば良いのです。
決まりも、正解も間違いもないのですから。
一人で出来ないことは二人で、それでもダメなら仲間を増やして挑戦する。魚を捕まえるのも、火を起こすのも、川を泳ぎきるのも外での遊びにはたくさんの工夫が必要です。
遊びを通して得られる考える力、チャレンジする気持ちは生きる知恵に繋がるはず。
捕まえたタガメを観察してどこで息しているのか、アメンボはどうやって泳いでいるのか、魚はどこに隠れているのか、川には暖かい場所と冷たい場所があること、学校では学べないことを遊びながら体験して、知識として吸収する。
子どもたちは気付かないうちにたくさんの事を川から教えてもらっているのです。
『本気で遊ぶ』からこそ得られるものがある。
あおぞらきっずの子どもたちは遊ぶ度に賢くなって、体も心も強くなる。そんな子ども達がどんどん増えることを願っています。
生きる知恵
海は発見がいっぱい 車泊部
2017年記念すべき最初の活動は、「車泊部」。車の中に自分たちの秘密基地を作って海遊びを思いっきり楽しみました。
まずは、周辺の浜辺の散策からスタート。自分だけの宝箱を持って、海からの贈り物(落とし物?)を探しに出かけます。興味のあるものは人それぞれで、削られて丸っこくなった石、ピカピカに光る貝殻、打ち上げられたフグやカキ、カニのパズル、たくさんの宝物を宝箱いっぱいに入れて「これをお土産にしよう!」と楽しんでいました。
沖の方に見えた大きな船を大洗と北海道を繋ぐサンフラワー号だと説明すると「カッコイイ!!乗ってみたい。」と、子どもたちの心を奪っていきました。
日が暮れてくると車泊の準備の始まりです。アルミシートと段ボールを駆使して、「どうしたら窓からの冷気を遮断できるのか?」をみんなで話し合いながら自分たちだけの基地作りを楽しみました。
仕上げに壁にラクガキをしていると、今日見つけた船のサンフラワー号や魚、更には夜寝るときに寂しくならないようにとお父さん、お母さん、兄弟の似顔絵を描いていました。昼間は遊んでいると寂しさを感じない元気いっぱいのきっずたちですが、暗くなってくると大好きな家族の顔が浮かんでくるようです。
波の音で目が覚めると、海は大荒れ。昨日遊んでいた浜辺に大きな波が次々と押し寄せてきます。海なし県の栃木県民のきっず達は大きい波を見る機会は中々ありません。波が来ない安全なところからいつまでも波を見つめていました。いつもの山や川を離れ、普段栃木県では見ることの出来ないどんどん形を変える海の景色は子どもたちの目にはとても新鮮に映っていたことでしょう。
あおぞらきっずは新しい体験、景色、チャレンジを応援しています。たくさん遊んで、動いて、感じて、どんどん生きる力を蓄えていってください!!