「森の学童」
わかったこと。
自習の時間、子どもたちは楽しげに勉強に向かいます。
思い思いの場所に、子どもたちなりの姿勢で。
これで良いのか?悪いのか?
しかし子どもたちは楽しげに勉強に向かいます。
*ちなみに屋外に机は用意にしてあります!
鬼怒川ラフティング & キャニオニング、マウンテンバイク、冬シーズンも! ー 世界遺産日光&鬼怒川温泉を中心としたアウトドア体験の宝庫
こんな時期ですが、
こんな時だからこそ、
こんなにワクワクする体験が、
すべての子どもたちに必要だと考えています。
2020年 新学期からの冒険活動の予定を発表しました!
子どもたちの冒険を全力でサポートします!
冬の森遊びは生き物探し
どんなところに隠れているのか? いつものところに行ったら会えるかな? 期待を込めて森の中を歩き回ります。
前回子どもたちと一緒に見つけたサワガニ。同じところにいるのかな?と思って前回見つけた湧き水ポイントを探したけれど見つけられず。もしかしたら引っ越してしまったのか、冬の寒さで別のところに隠れているのか?姿を見つけることができませんでしたが、また春がきたら改めてて探しに来ようと子どもたち同士で話していました。
小川で見つけられたのはタニシ! 子どもたちは本当に探し物が上手になりました。見つからないように岩の裏側に隠れていても手探りでゲットできるようになっていました。
イモムシも発見! 大きくなったら何になるんだろう? 水の近くに住んでるけど寒くないのかな? 生き物を探しているとたくさんの疑問が出てきます。子どもたちだけで生き物の生態について話し合う様子を聞いていると、今までの体験から「きっとこうなんじゃないかな!」と年下の子に話している姿を見かけました。感じたことを自分ありに考えて他人に伝えていくというのはこれからの社会生活においても大切なことですね。
森の中の大木をどかしてみると中からスズメバチが出てきました。越冬できなかったのかすでに動かなくなっていました。いつもは姿を見ただけで子どもたちの方から逃げてしまうのでマジマジと観察したことがなかった蜂。いいチャンスだったのでみんなでこんな形だったんだね。普段触れることのできない生き物の生態を知るいい時間になりました。
川でウニを発見!「川にもウニが住んでたよ!捕まえた!」と子どもたちは嬉しそうに話してくれましたが、よくよく見たら実際は水に浸かった栗でした。うーん。確かにウニに見えないこともないけど。
今回は夢を壊さないように事実は伝えませんでしたが、遊びの中で何かを一生懸命探してみる、夢中になる経験は必要なことですね。
やっぱり水遊びを始めると裸足になってしまう子どもたち。
大人も一緒になって足を入れてみましたがかなり冷たいです。
それも経験のうち。指先、足先の感覚を使ってこの時期ならではの自然を感じてみましょう!
水遊び程度だったのがいつの間にか泥んこ遊びに!
投げ合って顔に泥がついたり、服が泥だらけになりましたが満足そうな顔をしていました。
岩登りにチャレンジ。初めての森のようちえん参加でも元気に動き回っている年上の先輩たちを見ていると自分もできるんじゃないか?という気持ちになってしまうもの。これからの成長が楽しみですね。
泥が付いてこの笑顔。自分が楽しいことを満足するだけやれたら幸せですね!
お昼は自分のおかずを焼いて食べるランチBBQを楽しみました。
あおぞらきっずでは「やってみたい」気持ちを大切にしています。経験をして自分でやってみる。水は冷たい、泥んこ遊びは着替えが大変、転んだら危ないかな。
経験しないと危なさも楽しさもわからない。小さい怪我を繰り返すことで大きな危険を回避する能力が培われます。
危なそうだからと全て大人が止めに入ってしまうと得られるはずの経験を奪ってしまうことにもなりかねません。
森のようちえんは今年度残り1回。次回もどんな遊びができるのか楽しみですね。
秋の森は生き物、食べ物がたくさん!!毎回見つけられるとは限らないけれど、子どもたちは毎回「どんなものに出会えるかな?」とワクワクして森の遊びに来ています。
この時期でも一番の楽しみは川遊び! 足を入れると冷たいけれど慣れてくればへっちゃら!
石の裏側をみてみると沢カニを発見!優しく捕まえてどんな動きをするのか、体の形などなどチェックしています!
中には「カニって海の生き物でよね?ここまで来たのかな?」と言っている子もいました。
普段生活していると小川にどんな生き物が隠れているか気づくことはできませんが、森のようちえんでは「やってみたいことをとことん楽しむ」をテーマに活動をしています。他にもカニいないかなと周辺の石全てをひっくり返していましたが、どこに住んでいるのか?どうして隠れているのか?何お食べているのか?気になるととことん探求したいのが子どもたちです。生き物の様子を観察しながら、生態について考察する。図鑑をみながら答えを教えることもできますが、まずは自分たちで見て考える時間はとても大切ですね。
最初は怖くて触れなかった子たちも年長の先輩たちの様子を見て触ることができました。子どもたち同士も少しずつ生き物に触れることで慣れていきます。出来なかったことができるようになる。新しいことに興味を持つ。成長の瞬間ですね。
もちろん実りの秋でもあるのでカキ、クリなど美味しい森の旬をいただきました。
今回の森のようちえんは秋の穏やかな気候の中、生き物探しに出かけよう!と考えていましたが、自然は思い通りにはなりません。
まるで、夏が戻ってきたかのような暑さの中での開催となりました。
もちろん最初にイメージしていた通り、葉っぱの下にはたくさんの生き物が隠れていました。
この森の地形を知り尽くしている子ども達は暑い日は川で遊ぶのが一番気持ちいいいことを知っています。
どろんこを見つけたら入りたくなってしまうもの。手も足も入れて最後は泥だらけに。
どろんこおばけに変身!
この時期のミツバチは花が多いからか大忙し!いたるところで飛び回ってミツを探しています。慣れていない子どもたちはびっくりしていましたが、巣に近づかなければ攻撃してくることはありません。遠くからミツバチの用紙を観察しました。
日陰で休憩していたヤギのももちゃん。久しぶりに来てくれた子ども達が嬉しくてもらった葉っぱをもぐもぐしていました。
久しぶりの森のようちえん。その日の天候に合わせて子ども達が何をするか選択する。暑ければ、水に入る。寒ければ、火を炊く。
今は便利なものが増えて快適に生活ができるかもしれませんが、自分で考えて選択できる機会は大切なことなのかもしれません。
来月の11月17日(日)は森のようちえんを開催しているこの場所で【森のマーケット】が開催されます。
家族で森の中でまったり過ごす。そんな贅沢な時間の使い方をしてくれると嬉しいです。
森のマーケットの詳細はこちらから
By gori カテゴリ遊びで培う36の基本動作
子どもたちは、ぶらさがるのが大好きです。
木、竹のアスレチック、栗の木橋…登ったり渡ったりするだけでなく、必ずぶら下がります。
ぶら下がって、こちらを見て「にかーーっ!」って笑顔を見せる子もいれば、ジーーーっと静かにぶら下がって耐えることを楽しんでいる子もいます。見ているこちらとしても面白いのですが…。
実は、このぶらさがるという動作は、概ね6歳までに身につけておきたいと言われる「36の基本動作」でも重要視されているのです。
「ぶらさがる」動きには、様々な力が働いています。
もちろん、36の基本動作の図のようにぶら下がるには、握力や腕力が必要となります。
下に落ちようとする全体重をこれらで支えるのですから、結構大変です。
では、子どもたちが大好きな「豚の丸焼き」スタイルのぶら下がり法はどうでしょう?
まず、足を上げるためには、腹筋や背筋力が必要となります。
足をくるっと巻きつけてしまえば、ただ「ぶらさがる」時より腕への負担は分散されそうですね。
しかし、その分、太ももやお尻にもしっかりと力を入れなくてはなりません。
そして、しっかりと長くしがみついているためには、引き寄せる力も必要になってきます。なんと懸垂力もついてしまいます。
そう考えると「豚の丸焼きスタイル」のぶら下がり法は、遊びながら総合的に筋肉を刺激しているのですね。
しかも、首をダラーっとすることで、逆さまの不思議な世界も見えてしますのです。
周りから見ても面白い、自分でしてても面白い。
なんて素晴らしい遊びなんでしょう!笑
鉄棒での逆上がりの壁にも、これらの遊びは効果的なようです。
発達の著しい時期だからこそ、子供達には様々な場面で様々な経験をさせてあげたいものですね。
さぁ、遊びながら腹筋背筋力など、総合的に運動機能を高めていきましょう!
*「あおぞらきっず」では、自然の中での様々な活動を通し、お子様の健康な体づくりも応援しています。
「危ないからやらないで」ではなく、お子様の挑戦する姿、考える力を大切にお子様の発達を見守っております。
*遊びで培う36の基本動作
参考:http://sukuiku.com/toku/1802.html
#遊びで培う36の基本動作 #森のようちえん #自然保育 #野外活動 #野外保育 #遊びながら学ぶ #栃木県 #宇都宮市 #幼児 #小学生
By gori カテゴリ遊びで培う36の基本動作
子どもたちは、ぶらさがるのが大好きです。
木、竹のアスレチック、栗の木橋…登ったり渡ったりするだけでなく、必ずぶら下がります。
ぶら下がって、こちらを見て「にかーーっ!」って笑顔を見せる子もいれば、ジーーーっと静かにぶら下がって耐えることを楽しんでいる子もいます。見ているこちらとしても面白いのですが…。
実は、このぶらさがるという動作は、概ね6歳までに身につけておきたいと言われる「36の基本動作」でも重要視されているのです。
「ぶらさがる」動きには、様々な力が働いています。
もちろん、36の基本動作の図のようにぶら下がるには、握力や腕力が必要となります。
下に落ちようとする全体重をこれらで支えるのですから、結構大変です。
では、子どもたちが大好きな「豚の丸焼き」スタイルのぶら下がり法はどうでしょう?
まず、足を上げるためには、腹筋や背筋力が必要となります。
足をくるっと巻きつけてしまえば、ただ「ぶらさがる」時より腕への負担は分散されそうですね。
しかし、その分、太ももやお尻にもしっかりと力を入れなくてはなりません。
そして、しっかりと長くしがみついているためには、引き寄せる力も必要になってきます。なんと懸垂力もついてしまいます。
そう考えると「豚の丸焼きスタイル」のぶら下がり法は、遊びながら総合的に筋肉を刺激しているのですね。
しかも、首をダラーっとすることで、逆さまの不思議な世界も見えてしますのです。
周りから見ても面白い、自分でしてても面白い。
なんて素晴らしい遊びなんでしょう!笑
鉄棒での逆上がりの壁にも、これらの遊びは効果的なようです。
発達の著しい時期だからこそ、子供達には様々な場面で様々な経験をさせてあげたいものですね。
さぁ、遊びながら腹筋背筋力など、総合的に運動機能を高めていきましょう!
*「あおぞらきっず」では、自然の中での様々な活動を通し、お子様の健康な体づくりも応援しています。
「危ないからやらないで」ではなく、お子様の挑戦する姿、考える力を大切にお子様の発達を見守っております。
*遊びで培う36の基本動作
参考:http://sukuiku.com/toku/1802.html
#遊びで培う36の基本動作 #森のようちえん #自然保育 #野外活動 #野外保育 #遊びながら学ぶ #栃木県 #宇都宮市 #幼児 #小学生
By gori カテゴリ遊びで培う36の基本動作
5歳までに著しく発達し、なんと12歳までにはほぼ完成してしまうと言われる「神経系」…いわゆる「運動神経」ですが、「5歳までって言っても、たかが知れてるんじゃない?」なんて思う方もいるでしょう。
しかし、これを見たら一瞬言葉を失ってしまうかもしれません。
衝撃の事実は「スキャモンの発達曲線」に描かれています。
なんと、「神経系」の80%は5歳までに発達してしまうというのですからびっくりですよね…。
幼少期は一つのスポーツだけに打ち込むのではなく、色々な遊びを取り入れて様々な運動を獲得していくほうが良いというのも納得、頷けます。
さて、概ね6歳までに身につけておきたいと言われる「36の基本動作」、今回は「倒す」です。
森のようちえんの敷地では毎年5月になると筍がニョッキニョッキ、驚くほど顔を出し、あっという間に背丈がぐんと伸び始めます。
小さいものは足で蹴って倒し、大きいものになってくると手で倒します。
とは言っても、ちょっと押しただけで倒れるような、そう簡単なものではありません。
この「36の基本動作」のコラムを書くときには、その動作を一人で何度も何度も再現してどこの筋肉がどう動いているのかな?って素人ながらに考えているのですが…(筋肉名とかそういう難しいことは分かりません)。
ただ手や腕の力だけに任せて重心をかけてしまっては、竹が倒れたときに共倒れしてしまいます。
時々バランスを崩す子もいますが、子ども達は頭ではなく体で理解していることが写真でも良く分かります。
だから、みんなちゃんと両足を開いているのです。
足から地面に向かっての踏ん張る力と、腕から手にかけての対象物を押し倒す力と。お腹(腰?)を中心に力が2方向に分かれているのですから、面白いものです。そして、器用なものです。
1人で倒せない大物は、2人3人と集まってくるのもいいですね。
「だれか手伝ってー!」と声をかけることもあれば、それに気づいて自然と手を貸し始めることもある。
ムキになって本気で遊ぶ子どもたち。
そして、協力し合うことで育まれる仲間意識。
こんな時は私たちスタッフの出番などなく、ただだた素敵だなぁ〜、楽しそうだなぁ〜、キラキラ輝いてるなぁ〜と傍観しているのです。
ちなみに、子供達は筍の皮むきも大好き!
一日延々とそればかりする日もあるほどです。
皮をむいたときに現れる「筍」が、スーパーで見かける、食べたことのある、あの筍と一致したときの驚き。
あんなに大きかったのに、皮をむいてみるとめちゃくちゃ小さくなってしまった時のショックにも似た驚き。
あまり大きくなると筍ではなく、うっすら青い柔らかい竹になってしまうことを知ったときの驚き。
自然の中で遊んでこその驚きや発見に、子ども達は日々刺激を受けているようです。
発達の著しい時期だからこそ、子ども達には様々な場面で様々な経験をさせてあげたいものですね。
*「あおぞらきっず」では、自然の中での様々な活動を通し、お子様の健康な体づくりも応援しています。「危ないからやらないで」ではなく、お子様の挑戦する姿、考える力を大切にお子様の発達を見守っております。
*遊びで培う36の基本動作
参考:http://sukuiku.com/toku/1802.html
#遊びで培う36の基本動作 #森のようちえん #自然保育 #野外活動 #野外保育 #遊びながら学ぶ #栃木県 #宇都宮市 #幼児 #小学生
今年度初開催の森のようちえん。2019年度は全5回の開催となります。
参加メンバーは以前から来てくれている常連の子達よりも初めての参加が多くなりました。
今回は初めての参加の子達のために森を歩いてぐるっと遊びながら案内して回りました。どんなところで遊ぶのか分かれば楽しさも増してくることでしょう。
遊び始める前に「森で遊ぶ際に気をつけること」を一緒に考えました。まずは子ども達に質問してみましょう。
迷子にならない。蛇に気をつける。などなど子ども達からもいろいろな意見が出てきますね。
まずは竹林が広がる森では「竹のアスレチック、ブランコ」など子ども達と一緒に作った遊び場があります。
かなり急な坂道と緩やかな道、真ん中には登れる壁。3箇所に別れる道があるので、自分で選んで進む子どができます。今回はほとんどの子が急な坂道を選択。
慣れたくるとそのうち壁を登ったりするのでしょうか?
丘を登りきると見えてくるのはヤギの小屋。子ども達は夢中になってヤギのももちゃんにえさやりをしていました。
森のようちえんのフィールドの中にはミツバチがハチミツを作っているところがあります。あまり近づくと刺される心配があるので少し離れて観察。木箱から出入りしているミツバチの姿を確認することができました。
子ども達は木箱の中がどうなっているのか興味がありそうだったので、次回以降チャンスがあれば覗いてみましょう!
畑に移動すると大根、ほうれん草などたくさんの野菜を発見しました。周りにはたくさんもモンシロチョウが持参した虫取り網とカゴを活用するチャンス!捕まえてみて様子を観察したり、中には素手で捕まえようと挑戦する子もいましたね。
さらに森を進んでいくと長い蔦が木に巻きついているのを発見。みんなで引っ張ってみたり、ぶら下がってみたりと色々な方法で楽しんでいました。森の中の遊び方はアイディア次第で無限に広がります。
近くを流れる川で水遊び
靴が濡れるのがイヤだと裸足で入って行って泥の感触を楽しんでいます。
長靴だから大丈夫と思って川に入ってみると案外深かったのか結局を足を濡らしてしまう子もいました。
ザリガニを発見して「捕まえよう!」と張り切りますが、案外動きの早いザリガニについていけず何度も逃げられたり、やっとの思いで捕まえられたけど触れずに眺めるだけという子もいました。きっと慣れてくるとどんどん素手で捕まえることができるようになるのでしょう。
次は大量のタニシを発見。両手いっぱいになるほど捕まえてきました。実際に川に入って探してみるとこんなにも生き物が隠れているのかと驚きました。
最後には水浴びしたり、浅瀬ながも泳いでみたりと川を満喫しています。
昼食の前に子ども達と大切な話をしました。今回カゴにたくさん捕まえた生き物達についてです。
「家に連れて帰る場合はお世話をすること。」
「生き物にあった環境を保護者と話あったり、調べたりして過ごしやすい場所を作ること。」
「もしも、育てられなくなった時は元いた場所に返してあげること」
昼食を食べながら子ども達は自分に育てられるのか考えたことでしょう。
今回は元いた場所に返してあげることにしていました。
以前森のようちえんに参加していた子ども達の中には3年間育ててから元いたところに返しに来たこともあります。
もしかすると次回の参加までに生き物を育てられる環境を整えて連れて帰ることができる子が現れるかもしれませんね。
By gori カテゴリ遊びで培う36の基本動作
坂ってワクワクしますよね。
なぜか走りたくなります。
そして…転がりたくなります。
森のようちえん入園当初は坂を歩いて下りるのですら怖くて手を繋いでいたのに、今となっては絶妙なバランス感覚で駆け下りてくる子どもたち。こちらの方がヒヤヒヤしてしまうほどです。
そんな急な坂でも、森のようちえんの子どもたちは転がります。
もっとヒヤヒヤ!笑