春の暖かい日はサイクリングが気持ちいいですね。
あおぞらきっずでは1泊2日の行程で宇都宮から茨城県までの道程約60kmのチャリ旅に行って来ました。
目指す目的地は『筑波山』!!スタート地点からも確認することができます。
メンバーには新四年生になる子から小学校を卒業して中学生になる子まで精鋭達が集まりました。
まずは鬼怒川サイクリングロードをひたすら下流に向かって漕ぎ進めます。
コース中には菜の花と梅の花が咲いています。春らしい暖かさを感じながらのチャリ旅はペダルを漕ぐペースもどんどん早くなっていきます。
「もっと早く行こうよ!こんなに早く漕げるんだぜ!」と速さを自慢したり、「両手放しだって出来るよ!」とバランス感覚をアピールしたり、チャリ旅の先輩達は自分の持っている技術を披露してくれます。それを見て後輩たちも技を盗もうと真似をしています。
鬼怒川サイクリングロードを抜けて国道を走ると栃木県と茨城県との県境に到着です。その頃には「もう着くの?」、「あと何キロ?」、「腹減った。」という声が聞こえてきますが、決して「疲れたからリタイヤする」というキッズは誰もいません。みんなあと少しだから頑張って!!
宿について一休みしていると置いてあった将棋盤で静かなる戦いが始まりです。
ルールを知らなかった子も見ている内に覚えて参加できるようになっていました。子ども達の吸収力は感心することがたくさんあるなと一緒にいると思う場面が多いです。
二日間とも晴れ予報だったチャリ旅ですが、夜に激しい雷の音で目が覚めました。
「このまま振ったら中止かな?」と心配する声が出るほどの雷雨でしたが、朝になると雨が上がって一安心。
キッズ達の中には「昨日雨降ったの?気がつかなった。」という子もいました。1日目のチャリの疲れが出たのか熟睡だったようです。
2日目は岩瀬駅からスタートです。つくばりんりんロードというサイクリングロードを走っていきます。
元々は鉄道が走っていた道が廃線になりそこがりんりんロードへと変わったのです。
宿でたっぷり休めたのかキッズ達は朝から元気いっぱい‼︎「もっと早く走りたい。スピード上げていこう」とリクエストが出るほど自転車を楽しめている様子です。
途中にはデコボコのアップダウンあり、クネクネの曲がり道ありとお楽しみポイントも用意されているコースになっています。
筑波山が近くなるにつれて桜の花が咲いている木が増えてきました。ゴール直前になるとほとんどの桜が開花を迎えてキッズ達を迎えてくれます。
みんなのペースが早いので予定していた時間より早く目的だった筑波山に到着です。
お昼を食べた後も元気そうだったのでリュックを置いて身軽になっておまけの冒険にでかけます。
サイクリングロードを少し逸れると昨日の雨でできた水たまりを発見!迷わず水たまりに突っ込む‼︎もちろん背中には泥はねの跡がしっかりと出来ていました。「やってやったぜ!」と自慢げな顔をしてニヤリ。
今回のチャリ旅は二日間ずっと自転車に乗っているので、サドルでお尻が痛かったり、リュックの重みで肩が痛かったりと体に疲れが残りましたが、きっと心には遠くまで自分の力で自転車で来られたという『自信』が生まれたでしょう‼︎
チャレンジしようと思えばなんでも出来る。
やってみたら出来た。
あおぞらきっずのプログラムを通じて自信を持って日々の生活を送ることが出来る子ども達が増えていくことを願っています。
4月からも様々なプログラムを用意していますので野外で思いっきり遊びたいキッズ達を待っています。