今日は日光から奥日光へ抜ける「いろは坂」のチャレンジハイク(往路のみ)に行ってきました。昨日の雨もなんとか上がって…と思いきや、スタート地点に着く頃には雨雲レーダーには映らないくらいの、でもしっかりとした雨が降り出してしました。
雨が落ち着くまでの間は交流会ということで車内で待機。座席をフルフラットにすると、やっぱり男の子!?プロレスごっこが始まりました。車内は一瞬にして熱気に包まれると同時に、なんとなくよそよそしかったみんなの距離もぐん!と近づいて、かえって良い時間となったのかもしれません。
雨が弱まってきた頃合いを見て、予定よりも一時間ほど遅れてのスタート。
安全に焦らず予定時間に到着できるよう、失った時間分のコースは削除し、第4カーブからのスタートに変更しました。
カーブごとにいろは歌の1文字が現れることを話し、スタートの第4カーブの文字は?と聞くと、知っている子は「に!」と答え、知らない子は「ざ!」と。「だって、いろは坂でしょ!?」。なるほど!でも、だとしたら5カーブで終わってしまうね!?笑
この文字探しは何気に楽しいもので、見つける度に「あったー!」と歓声が上がり、父さんのと、トイレのと、トマトのとなどの文字遊びが始まって、慣れてくると「カラスが 辛口の カレーを食べて カレーカレー」のように言葉繋ぎ遊びへと発展していきました。
中腹あたりで「随分高いところまで登って来たね!」と今まで来た道を眺めていたら、まさかの人影が。車でいろは坂を登ることはあっても、歩いていろは坂を登る人とは会わないと思うよ!と言っていたので、みんなびっくりです。彼らはなんと走って登っていて、あっという間に私たちを追い越していきました。すれ違い際に言葉を交わし、先に到着した展望台からエールを送ってくれ、3度目は驚くことに復路のいろは坂の車内から発見。もちろん走っていました。上には上がいるものですね。
ゴールの中禅寺湖ご近づいて来た終盤の約1kmあるトンネルでは、彼らの真似をして走るなど、最後まで元気で賑やかな子どもたち。
スタートからゴールまであたり一面、低い雲と霧だらけで青空と山々は一切見えませんでしたが、楽しみながら10km改め7kmを無事歩ききることができました!
子どもたちは、プロレスごっこと最後の中禅寺湖の遊覧船クルージングが楽しかったようですが、栃木県民なら必ず数回は足を運ぶ奥日光。いろは坂を通る度に、ふと思い出して、よくここを歩いたよなー。よくやったな。と、フッと笑えれば、それでいーのかなと思います。