ポカポカ陽気で梅の花が咲きほこる季節、宇都宮から栃木へイチゴ狩りのチャリ旅でした。
今回のチャリ旅は18kmと自転車を乗るには心地いい距離でした。
集合時は少し肌寒い気温でしたが、少し自転車を漕ぎ出すと気温も高まってきて暖かく快適な旅となりました。
住宅街の車の往来が多い通りを慎重に漕ぎ進む子どもたち、チャリ旅への参加回数が増えるに従って、前の人との距離感を自分なりに考えて安全に注意している様子。
初めは自分のスピードやブレーキをした際の制動距離など分からず、前の人に追突なんてこともよくあるのです。今回はそんなトラブルはほとんどなく行ってこれました。
住宅街を無事に通り抜けると、田園風景の中へ。
やっぱり広々とした景色の中は気持ちがいい、土手には春の花が咲き出して、土筆も顔を出していました。
日光の山々も遠くに見えるのですが、子どもたちの目に映ったかどうかは・・・
今回はみんな順調に進みすぎて、ゆったりとお昼休憩できました。川沿いに自転車を止めて、河原でお弁当をいただきます。
もちろん河原という事で楽しみは、水切り石投げ、限界まで水に近ずいていく子どもたち、やはり水の中に入ってしまう子どもも。
服や靴は濡れてしまったけど、こういう遊びが子どもたちにとってはたまらないんですね。
黒川沿いの土手は梅の花が満開、疲れてきていても自然とこぐスピードが速くなるほどの開放感です。
18kmのコースを無事に完走した子どもたちは、本日のメインとなるイチゴ狩り。
いちご県に生まれ育った子どもたち、やっぱりいちごは好物のようでイチゴ狩り開始と同時に、ビニールハウスへなだれ込みパクパクと真っ赤なイチゴを頬張っていました。
チャリ旅
栃木の美味しいをめぐるチャリ旅 梨&鮎
秋は自転車の季節。あおぞらきっずのチャリ旅も冒険に出かけて来ました。
今回の目的は2つ。
1つ目は鹿沼が誇る清流『大芦川』で鮎を捕まえて食べる。
2つ目は地元宇都宮で取れた阿部梨園の『ニッコリ』を食べる。
この2つをやり遂げるために約34kmの道のりに挑戦だ!
先日ロードレースの最高峰『ジャパンカップ』が開催された森林公園からスタートします。
朝は寒かったので何枚か上着を着込んでいたのですが、体が温まってくるときっず達は休憩の度に1枚ずつ脱いでいきます。最後にはTシャツだけの子も現れました。
スピードを上げて行くと全身にあたる風が気持ちいい。どんどん加速しながら距離を伸ばして行きます。
宇都宮周辺はロードバイクを乗った大人たちを良く見かけました。ジャパンカップコースで練習をしているのでしょう。それを見ながら「中学生になったらロードバイクに乗るんだ。今よりもっと早く走れるようになるんだよ。」
鹿沼市内に入ると『黒川』が見えてきました。少し休憩と河原で水遊び。
水を見ると浴びたくなる気持ちを抑えられない。
農道を抜けると遠くの山の方に垂直に切られた岩肌が見えてきます。石を取る採石場で深岩石という事を説明すると「宇都宮の大谷石と同じだね。」
やなに着くと楽しみにしていた鮎のつかみ取り。
必死で追いかけ回したり、ギリギリで逃げられたり、体が濡れるのも気にせずに鮎と全力の戦いを見せてくれました。
捕まえた鮎を塩焼きにしてもらってみんなでいただきます。
鮎パワーで残り半分も頑張っていきましょう。
鹿沼から宇都宮へは何回か坂の上り下りが待っています。上り坂が現れる度に「またか」とくじけそうになりながらもなんとか止まらずに登り切ります。
反対に下り坂はラッキー。漕がなくてもスイスイ進んでいく。
「お尻が痛い、リュックが重い、坂道が進まない、ゴールまであと何キロ?」などなどきっず達も心が折れそうな時もありましたが、ゴールが見えてくると全員が笑顔になりました。
阿部梨園に着くと疲れた体を癒す梨をいただきました。甘くて水分が多いのでチャリ旅で疲れた体を癒すにはピッタリはフルーツ。
栃木県はいちごで有名ですが、梨の生産量全国3位はなんと栃木県。そして県内一位は『宇都宮』なのだそうです。
「梨には疲労回復効果もあるよ。」と言う言葉を聞くと疲れた体を癒すためにどんどん梨を口に入れていきました。
チャリ旅を完走したご褒美としていただいた梨は大きくてきっず達の顔がすっぽり隠れてしまうほど。
今回は34kmという小学生が1日で移動するにはちょっと大変な道のりでしたが、誰一人諦めることなく目的を達成することができました。一人ではチャレンジできないけれど中と一緒なら頑張れる!自分の力で頑張った分『自信』になる!あおぞらきっずはこれからもたくさんのことにチャレンジしていきます。
夜の冒険!お月見チャリ旅
今回のあおぞらきっずはお月見チャリ旅に挑戦!
通常は昼間に行うチャリ旅ですが、今回は特別に夜のチャリ旅に行って来ました。
夜の自転車のプログラムは昼間とは違ったドキドキがいっぱい。ドキドキが多い分もちろん危険も潜んでいます。
さて、どんな冒険になるんでしょうか。
スタートする前にまずは安全な装備を用意することから
ヘルメットにはヘッドライトと反射テープ
両足首足には反射ベルトを装着
自転車にももちろんライトをつけて準備完了です。
夕食は自分たちで作ります。暗闇の野外で料理を作るのは想像してだけでワクワクしますね。
食材は小分けにしてキッズ等のリュックの空いているスペースに詰め込む。パンも潰れることを気にせずに詰め込んでいましたが、夕食まで形を保っていられるでしょうか?
自分たちの荷物は自分たちで運ぶ!パンパンになったリュックを背負っていざ夜チャリ旅が始まります。
スタートしてすぐは見慣れた宇都宮の街中を通って行きます。
「ここ僕の家の近くだ!」「この店食べに来たことある。」などなど見慣れた風景が広がっていると自転車を漕ぐのにも余裕が出て来ます。
街を抜けるとアスファルトではない砂利道が!ちょっとビビりながらも止まらずに駆け抜けます。何とか無事に全員転ばずに脱出成功!!
トンネルの中はキッズ達の中でも人気のドキドキスポット。大声で叫びながら自転車を進めていきます。
鬼怒川サイクリングロードに到着。ここでは自分のスピードの限界にチャレンジ!どんどんギアを上げる度にスピードが出てくる。全身で風を受けていると「自転車って楽しい」と感じる瞬間です!!
ペースを上げたおかげか予定時刻よりも早く目的地に到着しました。
スタート前は曇り空だったので肝心の『お月見』が見えるかが心配だったのですが、幸運なことにちょうど雲が晴れて満月を見ることができました。
いよいよお待ちかね夜のアウトドアクッキング!リュックから荷物を取り出すと心配していたパンは崩れずに形を保っていました。
ヘットライトの明かりを頼りに料理を作るというのは貴重な経験ですね。
帰り道はヘッドライトの明かりと時々雲の隙間から顔だしてくれる月あかりを頼りに帰り道を進んでいきます。
前半は下りがメインだった快適ないざ道は帰るとなると上り坂へと変身!
途中月が顔を出す度に記念の集合写真を撮って無事にゴールへと戻りました。
あおぞらきっずでは学校、普段の遊びでは体験できないようなことにチャレンジしています!一人ではやろうとは思わないけれど仲間と
ならば挑戦してみようと思える。やてみたらできたという経験と自信を積み重ねてキッズ達は少しずつ頼もしく成長していきます。
今回のお月見チャリ旅でも危ない運転をしていると注意する子がいたり、活動の度にアウトドアクッキングの手際が良くなっっていたり、自転車に怖がりながら乗っていた子がガンガンスピードを出して進んでいたりと、みんな様々な成長を見せてくれます。
どんどん新しいことにチャレンジして友達に自慢できることをたくさん増やしちゃおう!!
楽しむならどっち 親子で参加型も秋ならではのお楽しみ
今年の夏は猛暑続きでしたが、すっかり秋の気配。
体を動かすのにも気持ちの良い季節となてtきましたね。
さて、今日は
「楽しむならどっち!?」
ということで、「ラフティングならでどっち?」、「チャリ旅ならどっち?」をご紹介いたします。
「ラフティングならどっち?」
夏休みのイメージ?いやいや…これから秋の季節も十分に楽しめちゃいます!
親子で参加できるのも魅力的♬(お子様のみのでご参加も可能です。詳細は冒険活動の予定でご確認ください)
9月30日(日)
約6kmの鬼怒川のコースを、ボートの仲間と協力しあって波しぶきを漕ぎ進む旅。
途中、流れの穏やかなプールのようなところでライフジャケットの浮力を使って浮くことを楽しんだり、岩の上からの飛び込みに挑戦したり…(自由参加)。ボートも普通に漕ぐだけじゃない!後ろ向きで進んだり、くるくる回ったりしながら進むことも!!
アクティブに楽しむなら、こっちで間違いなし!
11月4日(日)
那珂川は鮭が遡上してくる魅力的な川。鬼怒川とは打って変わって、穏やかで広大な景色が特徴的です。
ゆったりとした景色の中、体長50cmもある鮭がボートの真下を勢いよく泳ぎ、目の前を飛び跳ねる姿には、子どものみならず、大人も感動してしまうほど。また、産卵の様子を観察したり、産卵後の死骸も見ることができます。命の尊さや、食のありがたさ、鮭の生態などなど、様々なことが学べる学び多きプログラムです。
「チャリ旅ならどっち?」
こちらは完全お子さまお預りタイプ。
新たなことに挑戦して自信をつけたい!という新規のお子さまも大歓迎です!
①秋の景色と秋の味覚「りんご」を楽しもう
10月13日(土)
日帰り片道18kmと「初めて」でも挑戦しやすい距離。
普段見慣れた環状線や日光街道を走ったり、田川沿いの田舎道を走ったりと景色の変化も楽しめます。
ゴール先での「りんご狩り」と、採ったりんごで作る「アップルパイ」は最大のご褒美!?
自転車に乗り慣れ始めた1年生にもオススメです!
10月28日(日)
こちらは片道30km、普段から自転車に乗り慣れているお子さまや、3年生以上に特にオススメ!
自分たちの力で漕ぎ進み、遊び回る楽しさを贅沢に味わおう!
捕まえた鮎を塩焼きにしていただいたり、この時期ならではの顔並の多きさの梨「にっこり」を頬張ったり…。
色々楽しみたい!をぎゅっと詰め込んだ、欲張りプラン♬
(新コースのため、写真はイメージとなります。)
プログラム詳細はこちらでご確認ください。
「できた」が自信に。スポーツの秋にチャリ旅を始めよう
記録的猛暑続きの長い夏休みも終盤。
ここ数日で少しずつカラッとした暑さに変わり、秋の気配を感じられるようになってきました。
食欲の秋、スポーツの秋、読書の秋…。
何か新たなことにチャレンジするにも良い季節に、あおぞらきっずがお勧めするのは、何と言っても「チャリ旅!」!
あおぞらきっずでは、年間を通しお子様のみをお預かりして日帰り10km〜40kmの旅から、2泊〜3日で60km〜100kmの旅を開催しており、未だかつで途中脱落者はゼロ!
「うちの子、みんなについていけるかしら…?」という不安の声もたくさんお寄せ頂きますが、「きっと大丈夫!お任せください!」。
なぜならば、時間に余裕を持ったスケジュールを立てているから。
幅広い対象年齢での活動では、体力も自転車の大きさも一漕ぎでの進み具合も全く異なります。一番小さい子、ペースの遅い子、車輪の小さい子に合わせたペース配分で、「ただ走った!」というだけのチャリ旅にならぬよう、休憩時間+αの遊べる時間などと、十分な設けているからです。
…もちろん、自転車に乗ってふらつかずに走れる、足ではなくハンドルでブレーキがかけられるなどの基本的なことができることが前提での話ではありますが…。
最初は漕ぐことで必死で目の前しか見えていなかった子どもたちも、慣れてくると少しずつ視界が開けてきます。
すると、車に乗っている時には風景の一部でしかなかったものが、一気に色鮮やかな景色へと変わるのです。
子どもたちの目は輝き出し、いくつもの発見に喜びを感じ始めます。
空が青い!
稲が光ってる!綺麗〜!
目の前で大きなサギが飛び立ってびっくり!
あっ!栗が落ちてる!拾っていこう!
牛小屋み〜っけ!寄ってみよー!ん〜!臭い!!笑
その一瞬一瞬の出来事にどれだけの五感が刺激されていることか!
しかし、もちろん楽しいことばかりではありません。
疲れが出てきて、コントロール力が落ち前後の人とぶつかって、負う擦り傷
漕いでも漕いでもたどり着かないゴールにふと落とす涙
急な上り坂に太刀打ちできず思い自転車を押し歩き…かと思いきや、急な下り坂に全神経をハンドルブレーキに集中させ握力100%で立ち向かい、脱力!
といったように、慣れないチャリ旅!では、ヘトヘト要素もたくさん詰まっています。
それでも、ゴールをした後に子供達が最高の笑顔を見せるのは、やりきった証拠!
それでも、次のチャレンジを!と距離を伸ばしてチャレンジする子が絶えないのは、「できた!」という大きな達成感から、「次もきっとできる!」という自分への自信へと繋がっているから。
子ども自身で移動できる最大で最高の武器「自転車」で、未知なる最高な旅に出かけよう!
秋はお子様に合わせて選べるチャリ旅プログラムがたくさん!
チャリ旅を始めるには良いタイミングですよ♫
(以下、チャリ旅は日付順にご紹介しております)
詳細はこちら
①お月見サイクリングロードの旅
9月24日(月・祝)
夜のチャリ旅は1年で1度、秋の夜長のお月見シーズンのみ。
夜に自転車で仲間たちと出かけるってだけで冒険力アップした感じがするでしょ!?
・日帰り / 往復約16km
②秋の景色と秋の味覚を「りんご」を楽しもう!
10月13日(土)
日光街道を駆け抜け、田舎道を突っ走る!
最後はりんごをもぎ取ってアップルパイ作りに挑戦だ!
・日帰り / 片道約18km
③食欲の秋!鮎のつかみ取り&「梨」味わいの旅
10月28日(日)
自転車に乗りなれていたり、日帰りのチャリ旅のステップアップを目指すなら、こちら!美味しく楽しく30kmを走り抜けよう!
・日帰り / 片道約30km
④海へ行くぞ!
11月17日(土)〜18日(日)
「自転車で海に行ったんだよ!」だなんて、大人でもびっくりするかもしれませんね。
途中、幾つかの山道を超え、海を目指そう!
2泊3日で海を目指したことのあるキッズたちもぜひ!
・1泊2日 / 約80km(1日約40kmずつ)
詳細はこちら
初めてのチャリ旅ドキドキの大冒険
今日は快晴のお天気の中初めてのチャリ旅に行ってきました。
参加者のほとんどがあおぞらきっずのプログラムに参加するのが初めての子どもばかり。中には森のようちえんからあおぞらきっずに参加していて、今年1年生に進級して初めて冒険活動に参加という子もいました。
今回のコースは森林公園から城址公園まで約14Kmスタートからゴールまでは緩やかな傾斜があり登りがほとんどない初めてチャリ旅をするにはふさわしいコース。
初めての冒険。保護者の下を離れて宇都宮の街中をめぐる冒険のスタートです。
走り始めると民家の塀や石垣はほとんどが石で出来ています。
「この石の名前知ってる?」と尋ねると「大谷石だよ。じいちゃんちにもあるやつ。」さすが宇都宮市民『大谷石』は知っているようです。
コース途中には石の蔵や採石場跡地、現役の採石場など大谷石関連のものがたくさん隠れています。大谷の街はかつて採石場がたくさんあり、かなり深いたて穴が空いていることを説明すると「お宝あるかな?」「後で入ってみよう!」と夢を膨らませていました。
休憩は菜の花が綺麗な小川で一休み
時期的には田んぼに水をはり始めたところなので春の生き物がたくさん隠れています。
「カエル捕まえた!」「こっちに魚がいたぞ!!」
あまりに夢中になって遊ぶのでカエルを捕まえようとして間違って田んぼに片足を突っ込んだり、川で転んでビョショ濡れになったりと存分に川遊びを楽しめた様子です。
昼食の後はすぐに川遊び、昼食前からキッズ達は魚がいるかどうかはすでにチェック済み。今日の暑さのおかげもあり水遊び解禁。しっかりびしょ濡れになりました。チャリ旅のお土産は川で拾った貝殻。
川遊びで濡れた服はチャリを漕ぎながら風と太陽で乾かす。
気温も高かったおかげで走っているといつの間にか乾いてしまいました。
ゴールが近づくに連れて
「あと何キロ?何メートル?何分?」とゴールまでどれくらいかかるか気になるキッズ達。みんなに聞いてみるとこんなに長い時間自転車に乗ったことはなく、自分の知っている道を保護者と一緒に走るだけの子がほとんどでした。
自転車はやる気になれば子どもでも自分の力で移動ができる乗り物です。あおぞらきっずのチャリ旅では長い距離のプログラムだと栃木県を超えて東京や茨城の海まで行くものもあります。自分の力で遠くまで行けた体験はきっと自信になるでしょう。
今回は初めてのチャリ旅ということで距離が短いものでしたが『自分で出来た』経験をこれからたくさん積み重ねて素敵な大人に育っていくことを願っています。
なんと!この週末はチャリ旅2連続!!明日のチャリ旅は目指せ【竜門の滝】です。お楽しみに。
爆走チャリ旅筑波山
春の暖かい日はサイクリングが気持ちいいですね。
あおぞらきっずでは1泊2日の行程で宇都宮から茨城県までの道程約60kmのチャリ旅に行って来ました。
目指す目的地は『筑波山』!!スタート地点からも確認することができます。
メンバーには新四年生になる子から小学校を卒業して中学生になる子まで精鋭達が集まりました。
まずは鬼怒川サイクリングロードをひたすら下流に向かって漕ぎ進めます。
コース中には菜の花と梅の花が咲いています。春らしい暖かさを感じながらのチャリ旅はペダルを漕ぐペースもどんどん早くなっていきます。
「もっと早く行こうよ!こんなに早く漕げるんだぜ!」と速さを自慢したり、「両手放しだって出来るよ!」とバランス感覚をアピールしたり、チャリ旅の先輩達は自分の持っている技術を披露してくれます。それを見て後輩たちも技を盗もうと真似をしています。
鬼怒川サイクリングロードを抜けて国道を走ると栃木県と茨城県との県境に到着です。その頃には「もう着くの?」、「あと何キロ?」、「腹減った。」という声が聞こえてきますが、決して「疲れたからリタイヤする」というキッズは誰もいません。みんなあと少しだから頑張って!!
宿について一休みしていると置いてあった将棋盤で静かなる戦いが始まりです。
ルールを知らなかった子も見ている内に覚えて参加できるようになっていました。子ども達の吸収力は感心することがたくさんあるなと一緒にいると思う場面が多いです。
二日間とも晴れ予報だったチャリ旅ですが、夜に激しい雷の音で目が覚めました。
「このまま振ったら中止かな?」と心配する声が出るほどの雷雨でしたが、朝になると雨が上がって一安心。
キッズ達の中には「昨日雨降ったの?気がつかなった。」という子もいました。1日目のチャリの疲れが出たのか熟睡だったようです。
2日目は岩瀬駅からスタートです。つくばりんりんロードというサイクリングロードを走っていきます。
元々は鉄道が走っていた道が廃線になりそこがりんりんロードへと変わったのです。
宿でたっぷり休めたのかキッズ達は朝から元気いっぱい‼︎「もっと早く走りたい。スピード上げていこう」とリクエストが出るほど自転車を楽しめている様子です。
途中にはデコボコのアップダウンあり、クネクネの曲がり道ありとお楽しみポイントも用意されているコースになっています。
筑波山が近くなるにつれて桜の花が咲いている木が増えてきました。ゴール直前になるとほとんどの桜が開花を迎えてキッズ達を迎えてくれます。
みんなのペースが早いので予定していた時間より早く目的だった筑波山に到着です。
お昼を食べた後も元気そうだったのでリュックを置いて身軽になっておまけの冒険にでかけます。
サイクリングロードを少し逸れると昨日の雨でできた水たまりを発見!迷わず水たまりに突っ込む‼︎もちろん背中には泥はねの跡がしっかりと出来ていました。「やってやったぜ!」と自慢げな顔をしてニヤリ。
今回のチャリ旅は二日間ずっと自転車に乗っているので、サドルでお尻が痛かったり、リュックの重みで肩が痛かったりと体に疲れが残りましたが、きっと心には遠くまで自分の力で自転車で来られたという『自信』が生まれたでしょう‼︎
チャレンジしようと思えばなんでも出来る。
やってみたら出来た。
あおぞらきっずのプログラムを通じて自信を持って日々の生活を送ることが出来る子ども達が増えていくことを願っています。
4月からも様々なプログラムを用意していますので野外で思いっきり遊びたいキッズ達を待っています。
冒険の始まり!
栃木が誇るフルーツと言えばやっぱり「いちご」
栃木県民でもあるキッズ達はいちごが大好き。
そんな「いちご」と「チャリ」を合わせた「いちごチャリ旅」
ゴールのいちご食べ放題までチャリ旅をしてお腹をペコペコにして進むプログラムです。
距離は約20km。普段車移動の大人からするとそんなに長くは感じない距離ですが、チャリ旅に慣れていないキッズからすると大冒険です。自転車で宇都宮市を出ること自体が初めての体験という子がほとんどです。
友達同士で1列になって自転車に乗る経験があまりない子ども達は一緒に走るのも一苦労。ブレーキの仕方、止まる時は後ろの子に知らせる。前の人が急に止まってもぶつからない距離をとる。仲間と楽しくチャリ旅をするためのルールを走りながら学んでいきます。
昼食は川沿いの公園でのんびりまったりと考えていましたが、いざ公園についてみると。ちょっとした坂を見つけて滑り台の開始!チャリ旅の疲れを癒すどころか全力で遊んで下着姿になるキッズも現れました。
なんてことない坂道もまだチャリに慣れないキッズからすると急坂に感じるようです。中には登れなくて悔し涙を浮かべる場面もありました。すかさず他の子が自分のチャリを降りて2人分のチャリを押して坂を押してくれます。困ったときはお互い様。自分も同じくらい疲れているはずなのに友達に手を差し伸べられるのは同じ道程を走って仲間になったからかもしれません。
いちご園に着いてからはもうパクパクパクパク。常に足を動かして、赤いイチゴを目と鼻で探し、手を常に動かして、新鮮フレッシュないちごを常に口に運んでいました。
3月にしては珍しくお天気が良くかなり暑い中でのチャリ旅はキッズたちにとってもかなりの疲労になっていたと思いますが、いちごを食べてリフレッシュ!元気いっぱいの笑顔が見られました。
終わってから自己申告で何個いちごを食べたか尋ねると100個超えという強者も。やはり栃木の子どもはいちご大好きです。
あおぞらきっずのチャリ旅は今回の距離が短いものからスタートして、徐々にステップアップすると1日で40km走ったり、宿泊を伴うものだと宇都宮から筑波山、大洗、東京を目指すものなど様々です。子どもが自分の力で移動できる最大の武器自転車で見える世界を広げてみよう!
冒険が待っています。
走りきった100kmのチャリ旅 宇都宮から東京、日本橋、皇居の旅
先週末は2年ぶりの開催となった100kmのチャリ旅(宇都宮から東京.日本橋、皇居コース)でした。
通常のチャリ旅は1年生から6年生まで参加可能なので、最年少の1年生に合わせています。そのため割とゆったりめのペースで、遊ぶ時間もしっかりと見繕っているのですが、今回の参加条件は4年生以上。
というのも、このコースに限っては走って走って走りまくる、ある意味本当に自分との戦いのチャリ旅なのです。
高学年にもなると遠慮や恥じらいが出てくるのか?顔見知りの間柄だけど、声をかけ合うことができず、なんとなく固めな表情でスタートした5名のキッズたち。
コースの8割は、単調な国道4号線をひたすら走行するといった具合。
まとまった長い休憩時間がない分、お互いのコミュニケーションをとる時間も少ないので、側道の斜めになったヘリに自転車を乗り上げてみたり、街路樹やボールを使ってのジグザグ走行をしたり、両手放しや面白い漕ぎ方に挑戦したり…ちょっとした楽しみを加えていきながら、休憩も含め1時間に約10kmというペースを、2日間ともほぼほぼ崩さずに進んでいきました。
距離を稼ぐにつれ、黙々と走っていた子どもたちが国道沿いに建てられている「4号 ○km」の標識を意識するようになり、見つける度に、そこを指差し、それに気づいた後の仲間が真似る伝言ゲームが自然と始まりました。
ジェスチャーのみのコミュニケーションなのに、そこには最初には見られなかった仲間意識が…。
そして、信号待ちの時に「あと25kmだね!」などと、着々とゴールに近づいている喜びを共感し合うのでした。
小休憩の後のサドルに当たったお尻の痛み。
漕ぎまくってパンパンになった太もも。
一泊二日の全ての荷物を詰め込んだリュックを預けた背中。
前の走行者との微妙な距離を保つため常に緊張していた指先と腕と目。
クタクタに疲れ果てた子どもたちは9時半には全員就寝し、起床予定時間にこちらから起こすまで誰一人目を覚まさないほどでした。
白い雪をどさっとかぶった富士山を多くに眺め
びっくりするくらい広い利根川の橋を越え
埼玉県と東京都の境目に立ち
荒川ではやっとスカイツリーを見つけ
イルカがいるかもしれないという隅田川も越え
いよいよ「東京」の表示も「日本橋」へと変わり
数字も一桁に。
黙々と走り続けて、それでも到着時間は大体想定の通り。
日本橋を観光し、ゴールの皇居で観光をし、最後東京駅でお土産を買って帰る。
最後はバタバタで、あっという間に電車に乗って終えたチャリ旅。
楽しかった?って聞くと、もしかすると「疲れた」とか「辛かった」と言う声が聞こえてきそうな今回の旅。多分、今まで経験してきた楽しいチャリ旅とはまた違った感覚だったかもしれません。
でも、2日間全力で走りきった子どもたちの中には「100kmを完走した」という事実は大きな自信へと繋がった事でしょう。
チャリ旅初めての小山開催。サイクリングロードを駆け抜けろ!!
初めてのチャリ旅小山開催しました。先週はチャリ旅宇都宮&りんごチャリ旅。来週は初めてのチャリ旅鹿沼とチャリ旅尽くしです。この時期は天候も安定しているので自転車で走るにはいい季節ですね。
今回は初めて小山での開催ということで14kmの思川沿いを走るサイクリングロードをコースとして設定。川沿いなので道路の起伏が少なくてとっても走りやすい。余裕を持った時間配分になっているので途中の休憩タイムもたっぷりとることができました。
スタートしてからしばらくは緊張なのか、恥ずかしいのか静かなキッズ達。でも、最初の休憩の頃には体も心も温まっておしゃべりを始めていました。
思川に掛かる橋から川を眺めていると何やら大きめの魚が泳いでいます。河原に降りてその魚を探しに行こうということに。
見つけた魚はなんと!【鮭!!】
先週那珂川をボートで下る鮭の遡上ラフティングを行ったのですが、思川もまた鮭が産卵のために遡上してくる川だったのです。河原に打ち上げられた鮭の遺体を観察する子ども達。
「こんなに大きい魚初めて見たよ。海から来たんでしょ?これは雄?雌?なんで死んでいるの?卵はどこ?」と質問の嵐。鮭の生態、産卵までの流れ、雄、雌の違いなどを説明しました。自分の地元を流れる川に海からやってくる魚がいることを全員はじめて知ったようです。
今度は河原で石投げ水切り大会!ツルツル平らな石を見つけては投げるの繰り返し。「3回できたよ!今の見てたでしょう?」とコツを掴むと少しずつ上達して、水面を跳ねる石に夢中でした。
目標にしていた鉄塔と線路に到着したのでお待ちかねのランチタイム。初めて会った友だちばかりだったチャリ旅ですが、一緒に走ればもう仲良し。隣同士に座ってお昼を食べました。
タイミングよく電車が通ると手を振る子ども達。運転手さんも汽笛で返事を返してくれました。ご飯を食べて元気をつけたら後半戦に出発です。
行きは無風で気持ちよく走れた道も帰りは向かい風に変わっていました。風の負けないよう、スピードが落ちないように立ち漕ぎで漕ぎまくる子ども達。なんとか走りきりました。
途中休憩のために公園によると休まずに遊具に走り出します。チャリに乗っているときは「疲れた。次の休憩はいつ?ちょっと休もうよ。」と言っていたのにまだまだ走り回る余裕があるようです。
ゴール直前の最後のポイントは大沼。ここは人口の貯水池で雨天時や田んぼに水を張る際に活躍するのだそう。ここを1周ぐるっと回ります。
また向かい風、横風といろんな方向から強く吹いきます。自転車を止めておくと倒れてしまうほどなので弱まるまで少し休憩。
最後のゴールではみんなで手をつないで「バンザイ!」
ちょっとくらい風が吹いても、川で遊んで靴が濡れても自転車を走り進める子ども達。出発した時より少しだけワイルドになったかもしれません。
あおぞらきっずでは年間を通して様々なプログラムを行っています。新しい仲間と新しい冒険に出かけよう。