車へ乗車するなり話し声が止み、全員の目が閉じるまであっという間。
「遊びきった!」の言葉がぴったりとハマる今日のあおぞらきっずは、しんしんと雪が降り積もる日光湯元でエアーボードをメインに雪をめいいっぱい楽しんできました。
エアボードは空気の入ったソリのようなもので、腹ばいになって雪の斜面を滑るもの。
最初は恐る恐るブレーキをかけながら滑っていたきっず達も、慣れてくると距離を競うように。
「さっき、ここまで滑ったよ!」「やったー!一位!」
まるでオリンピック!
勝った!負けた!のレースをしているうちに、溶け込んでいくキッズたち。
互いの滑りを見て笑ったり、評価しあったりするうちに、笑顔も会話も増えていくのでした。
慣れてくると後ろ向きで滑ってみたり、二人で滑ってみたり、雪の「こぶ」を作ってジャンプ台で飛んでみたり…遊びの幅が広がっていきます。
そして、エアボードを一通り楽しむと、他のことにも目が向き始め、いつものようにやりたいことをやりたいだけ!
森の探検に出かける子もいれば、雪の斜面で雪洞を作り始める子も…。
探検中には雪の斜面をお尻で滑ったり、スノーフラッグレースや、雪相撲なんかもやって、みんな雪まみれ。
雪合戦をしようにも雪玉が作れないくらいのパウダースノーだったので、フラッグに飛びかかっても相撲で転んでもへっちゃら!
遊びがどんどん大胆になっていきました。
雪洞作りでは、小さな1つの穴が2つ3つ増えていき、そのうち体まですっぽり入れるくらいの大きさに。
十分な大きさになると、今度は横に広げて隣の穴と合体!
宇都宮名物「長岡百穴」ならぬ、「湯元百穴」の完成です。
これを作っている間…飽きもせず30分も1時間も…せっせと、ひたすら掘り続けるのですから、やりたいことを見つけた時に発揮する集中力というのは、ものすごいパワーですよね。
出発の宇都宮は晴れていましたが、湯元は1日雪模様。
後半は横殴りな雪が吹きかけているにも関わらず、子ども達はそんなのお構い無し!
体を動かしている分寒さを感じなかったようで、休む暇なし!で遊び倒したのも、帰りの車の「ぐっすり」の理由かな!?
クタクタになるまで、やりたいことをやりたいだけやって楽しめるって最高に贅沢な時間。今夜はゆっくりあったかいお風呂に入って、ぐっすり休んでね♬
次回のスノーアクティビティーは、なんと満月の夜のスノーシューハイキング。なんて幻想的!?
月明かりと、遠くに見える街灯りと、夜の暗がりの中雪で遊ぶというドキドキ感。晴れるといいな♬