環境省は15日、環境保全の取り組みに優れた企業を認定する「エコ・ファースト制度」を創設したと発表した。リサイクルや温暖化対策などの環境対策分野ごとに各業界1社を認定する。第1号として廃棄物リサイクル分野で家電量販店大手のビックカメラ(東京都豊島区)を認定した。
制度は環境対策で企業間競争を促すのが狙い。認定企業は認定マーク「エコ・ファースト・マーク」を宣伝などに利用できる。今後、100社程度をめどに認定していく方針。
認定基準は先進性、独自性があり、模範となる取り組みなどで、分野のトップランナー企業が対象。企業は自ら目標を定め、「約束」として環境省に提出。約束を守れなかったり、より優れた企業が出れば認定を取り消す。年に1度、環境省が実施状況の検証を行う。
ビックカメラは今年度中に紙資源5%削減、レジ袋20%削減など、業界トップの環境対策が評価された。
少々強引な取組みですが、これが環境対策をより前進させる起爆剤になることを期待しています。最終的には一人一人の意識が、我々の子どもたちに住みやすい地球を残していけるのでしょう。