今日のあおぞらきっずのスキー教室は、今シーズン最終回でした。
天気予報は曇りの予定でしたが、朝スキー場に到着すると素晴らしい晴天となっていました。
まさに青空!山の上から見ると雲海が一面に広がり、雲の上でスキーを楽しむような景色が見られました。
スキー教室は今シーズン4回目となります。
参加する子どもたちはメキメキと腕を上げ、4回目ともなると自分の滑りに自信を持って色々な斜面に挑戦したくなるようです。また、スキー場の中にあるジャンプ台などにも挑戦していて、「ちょっと浮いたような気がした!」とか「観てた?僕のジャンプ!?』などと、スキーを楽しんでいるようでした。
急速に春の訪れを感じるこの頃ですが、まだ3月。
今度はご家族と一緒にスキーを楽しめるシーズンなのかなと思います。
小学生
あおぞらスキー教室3回目
日中暖かい日が次第に増えてきて残りのスキーの季節もあとわずかとなってきました。
シーズンはじめの頃は自分の足に馴染まず歩くのもたどたどしかったスキー板
今ではすっかり乗りこなし、転んでも自分で立てるようになりました。
転んだ子を助けてあげる子もいたりと協力しあう余裕が出来てきました。
スキーの技術も上達が目覚ましく、前回まで真っ直ぐしか滑れなかった初心者の子が上手にコントロールして行きたい方向に進めるようになりました。
「もう1人で大丈夫だよ!!」とスキーを始めたばっかりの頃には「もう出来ないよー」と言っていたのがウソのように自信満々の顔を見せてくれました。
上級者の子は一番急な斜面でも板を揃えてキレイなターンを描けるようになり、大人顔負けの滑りを見せてくれました。
シーズン終盤に入ってきてそれぞれに成長が感じられるレッスンとなりました。
煩悩を捨て去る大寒禊
今日は、先週の雪が残るお寺の境内にて「大寒禊」を体験してきました。
今回も、去年「滝行」や「宿坊」でお世話になった宇都宮市の「東海寺」にご協力をいただいての活動です。
そもそも「大寒禊」とは、一年で一番寒いとされる時期(今年は1月21日)に冷水を被ることで心身を清め、無病息災を祈るというもの。実は、この時期の水は「寒の水」と言い、水の質が最も良く体にも良いとされているようで、お味噌作り等もこの時期の水を利用するのだそうです。
半袖半ズボンと、真冬にはありえないような格好のまま住職さんの話を聞き、読経に耳を傾け、禊に向けて心を整えていく子どもたち。「ふざけて取り組むと風邪を引く」という戒めがあったためか、騒ぎたてることなく真剣に取り組む子どもたち。
ひんやりとした空気とほんの少しの太陽の暖かさを感じながら、自分の番を待ちます。
「えいっ!えいっ!えいっ!」と大きな声で気合い入れをしてから、山から流れ込んできている天然水を肩から思い切りかけること3回。
他人が禊体験をしているのを見る際はとてもとても寒そうで騒つくものの、不思議なもので自分の番になると決まって誰もが心静まり、覚悟を決めるのです。
そして、誰一人躊躇することなく、潔ぐ冷水を被る姿には私たち大人も驚くほどでした。
その後、住職さんから「煩悩」の話があり納得!だったのですが、どうやらみんな心落ち着いていたのは「寒いだろうな」「やりたくないな」「ドキドキするな」こう言った「煩悩」を、自然としっかりと断ち切ることができたからだったのです。
体調を崩しやすいこの時期ではありますが、心身ともに強くなった子どもたち。自分を信じ行動に移すことで、また一つ大きく成長したように思います。
6月には、また日光霧降にて滝行を行います。たくさんの子どもたちのご参加お待ちしております。
あおぞらスキー教室 1月17日
いよいよ始まりましたあおぞらきっずのスキー教室です。
今年は久しぶりの雪不足となり開催が心配されましたが、スキー場には雪があるんです!今日はエーデルワイススキーリゾートに行ってきました。
スキー場までの山道では雪を見ることができず、みんな「雪はあるの?」「山が茶色い」など言っていましたが、スキー場が近づくに従って日陰にはうっすらと雪がある場所が出てきました。ほんの少しの白い雪を見ただけでたちまちみんなのテンションが上がりました。
今回の空き教室ではレッスン班は3班に分かれました。最初にみんなの好きの腕前を見せてもらい、班分けをしました。今年初めてのスキーの子、生まれて初めてのスキーの子、不安な顔している子、早く滑りたくてウズウズしている子。とにかく今年初めてのあおぞらきっずスキーです!
一番上級クラスは緩斜面で足馴らしをしたら直ぐにスキー場の頂上へ!ぐいぐい滑っていきます。真ん中のクラスは緩斜面で滑る事に慣れる1日でしたが、最後には頂上リフトへ行ってきました。初級クラスは練習斜面でスキーに慣れて止まれる練習。なかなか思い通りには行かず戸惑いもあったけど、それぞれがハの字で止まれるように!
シーズンはじめのカリカリのアイスバーンもありましたが、みんな楽しんでスキーをすることができました。次にスキーする時は雪も増えてもっと滑りやすくなり、さらに上達するでしょう!!
秋の恵みで世界にひとつだけのハンカチ作り
11月3日、今日は文化の日。
ということで、秋の自然の恵みを使って染物をしてきました。
草木染めといっても、片っ端から何でもかんでも拾ってしまっては何で染めたものか分からなくなってしまうので、今回は公園に落ちているたくさんのどんぐりと桜の落ち葉を拾うことにしました。
相談の結果、桜チームは女の子、どんぐりチームは男の子に。
桜は黄色や赤の落ち葉を茶色く変色した葉を避けながら一枚一枚拾うのが大変で、どんぐりは拾っても拾っても思いのほかカサが増さず大変で・・・目標の量に達するまでも一苦労でした。
途中で飽きてしまうのも無理もないので、15分位集中して集めたら休憩の繰り返し。10分集中して拾うことも難しかったけれど・・・休憩時には、芝生の斜面で寝っころがりゴロゴロレース!目が回る~!!!
十分なほどは集まらなかったかもだけど、集中が切れてしまったので拾うのは終了。染液の元となるどんぐり、桜の葉を洗って水に入れグツグツ煮詰めます。
「ねぇ、このどんぐりの液、紅茶みたいな匂いがするよー!」と、煮詰めた時の意外な香りの発見に驚く男の子。
う~ん。確かに!なんとなくそんな感じの匂いがする!
さて、染液を作っている間に、割り箸、輪ゴム、ゴムを好きなように好きなだけ使ってハンカチをデザインしていきます。
「拾う」ことに集中できなかった子どもたちも、この時ばかりは真剣。どんなハンカチを作りたいかイメージを膨らませながら、どんぐりを包んで輪ゴムで縛ったり、割り箸を巻いて輪ゴムで縛ったり・・・。
グツグツ煮詰めた染液は、いい具合に茶色く色が出ていて、それぞれ好きな方にハンカチを入れました。
それからまた煮詰めるので、その間は自由時間。
火の番をする女の子に、やっぱりチャンバラごっこ大好き男の子。
さて、たっぷり遊んだあとは、ドキドキにお披露目会。
子どもたちが遊んでいる間に液につけて煮詰める⇒ぬるま湯洗い⇒再び液へ⇒ミョウバン液で色止めとしたのですが・・・
出来はどうでしょう?みんな静かに輪ゴムを外します。
今回は元の染液自体も薄かったので模様の出が遠目では分かりづらかったけど、きつく縛れたところは、しっかりと模様が出来ていました!草木染めは制作過程はなかなかイメージがつきにくく難しいけれど、最後の輪ゴムを解いた瞬間が一番感動的。
「あっ!ここは成功!」「あー。ここは見えないなー」
「あ!丸くなると思ったけど、四角になった」
茶色のハンカチっていうと普段は買おうとしない色だけど、この色を作り出したのはどんぐりや桜という自然のものということ、そしてなによりも自分で作った制作過程があると、やっぱり特別な一枚になるんじゃないかな。
「これ、明日学校持っていこう!自分で作ったって言ったら自慢になるよ!」と仕上がりに満足の様子の男の子。
ほんのりミルクティーのような、優しい色の世界にひとつだけのオリジナルハンカチができました。
様々な葉や花、皮などで作れるので、いろいろ試して色の違いを楽しむのもいいですね♪
もう終わっちゃったけど、夏休みの自由研究とかにも・・・。
初めてのチャリ旅12km無事完走しました
今日は「はじめてのチャリ旅」でした。
名の通り、初めてチャリ旅に参加する子どもたちのためのプログラム。
今までのプログラムは最短距離20kmの山道ありのコースだったので、参加させたいけど・・・うちの子にできるかしら?そんな心配の声も。
そして生まれた企画が今回の下り12kmのチャリ旅。集まってきた子どもたちは、やる気満々!!そして、びっくりなことに今回は全員男の子でした。
さて、学年・身長順に並んで、ブレーキのかけ方の確認や順番を抜かさないこと、1列になって走ることを約束し、出発!スタートしたばかりは漕ぐことで精一杯なのは毎回のことで、少し慣れてくるとようやく前後の友だちとの会話や周りの景色を楽しむ余裕が生まれてきます。
どこの学校に行ったるだとか、この木はなんの木だとか。
日光街道では車道よりも高い位置にある道を走り、車が走っている様子を上から眺めたのもなかなかない体験。もう一つ、日光街道の走行の面白いところは小さな下り坂&登りさかがあること。その度にみんなのテンションが上がり、坂を駆け下りたスピードのまま加速して一気に駆け上る。これが面白くて盛り上がる!
そして、田舎道では畑仕事をしているおじさんに里芋の茎が食べられることを教えてもらったり、途中の休憩ポイントでは長~い蛇の死骸を見つけ、ニョロニョロとした柔らかそうな蛇でもしっかりと細かい骨がぎっしりと詰まっていることにみんな目を丸くしてました。
漕ぎ疲れてきたら自転車を止めて、ちょっと休憩。しっかり休むかと思いきや休憩時は休憩時で楽しみがあって、みんなで戦いごっこ!お腹いっぱいでも別腹があるように、「疲れたー」にも元気の空き枠があるのでしょうね。
途中動物園からチラっと見えた馬に「見えたー!」と指差し喜んだり、原っぱでたくさんのくっつき虫(雑草の種)がくっついて足がチクチクして痛い思いをしたり、銀杏の香りで臭い臭い言いながら急いで通り過ぎたり・・・12kmを走る中でも色んなストーリーがあって、思い返そうとするとまだまだ出てきそう。
道草しながらのゆったり12kmのチャリ旅はみんな無事に完走!
ちょっと「辛い」とか「疲れた」って思うことでも、仲間と一緒ならがんばれる!そして、目標を達成した時の子どもたちの顔と言ったら・・・やりきった自信に満ち溢れてキラキラと輝いていました。
それにしても、最近は毎年恒例の20kmや40kmの日帰りプログラムから、50kmや80kmの泊りがけプログラムと距離を伸ばしてきて、チャレンジャーたちも自転車に慣れてきていたけど・・・今回はほとんどの子が1年生&初チャリ旅。みんな小さな体で一生懸命ペダルを漕いで、小さな車輪を転がし進んでていく。あおぞらきっずでチャリ旅を初めてやった遠いあの日のことが、懐かしく思い出されました。今、60km、80kmとをこなし、来年100kmに挑戦しようとしている子どもたちも、こんな時があったんだよな~と。みんな歳を重ね、回を重ね・・・強くたくましくなっています!きっと、この子達も数年後には100kmのチャリ旅挑戦しちゃうのかな!?
全力海遊び かまくら合宿
今年も毎年恒例、鎌倉太郎プロデュースによる、かまくら合宿行ってきました。
10月なのに海!?だけど天気にも恵まれ、どっぷりと10月の海を満喫してきました!
宇都宮から葉山まで電車とバスを乗り継いでの3時間は大人でも遠い!と感じる距離。
それでも海を目の前にしただけで「来てよかったー!!」と思えるのは、大人も子どもも一緒じゃないかな!?
長旅から解放され、ようやく着いた海。昼食はさっさと済ませウェットスーツに着替えます。
早速海をめがけて走り出し、波に体当たり!
川慣れしている子どもたちは、海の水に「しょっぱーい!!」と悲鳴のような喜びの声。
泳いだり、波に揺られてみたり、堤防から飛び込んでみたりしているうちに、遊び方もどんどんハードになって、力試しが始まり・・・堤防からの落とし合いに!
水の苦手な子や様子を伺っている子は、先ずは波打ち際で水慣らしや、貝殻拾いなどを、それぞれのペースで楽しみます。
海が目新しい私たちにとって海の生き物はとても魅力的で、砂浜の様々な落し物に目を奪われます。タカラガイやサザエの貝殻に、青や緑に輝くビーチグラス。海藻の下に隠れているフナムシに、打ち上がった魚の死骸。
子どもの興味もまちまちで、タカラガイを見つければ集めている友だちに教えたり、ビーチグラスを見つければ集めている友だちに渡したり・・・そうやって自分の探し物以外も拾って、友だちとの物々交換を楽しみながらの宝物探し。そういった小さなやり取りを繰り返し、近づいていく距離感。
波乗りが楽しすぎてずっと揺られていたら、波酔いをしてしまったハプニング。
波に揉まれては目を真っ赤にして、でも、へこたれずにまた崩れる波に乗ろうと挑戦するハングリー精神大せいな子どもたち。
遊び疲れてヘトヘトになって砂浜で休憩を取るも冷たい強い風が私たちの体を冷やすけれど、実はどっぷりと海水に使っていたほうがよっぽどあったかいという、衝撃の事実!
気がついたら太陽が随分と傾いていて、夕日と水面に輝く夕焼け色がとてもキレイで「わー!きれい!」と子どもたちでした。
2日目は楽しみにしていた子どもも多い、魚釣り。
今年は磯釣りに挑戦!
磯の岩の間に見え隠れする小さなハゼに餌を落とし込むのですが、なんせハゼが小さい!比例して口も小さいものだから、餌をしっかりと食わないと釣り上がらないので、焦りは禁物!じっと待つ忍耐力が勝負の鍵となりました。一人やめ、二人やめ・・・最後に残ったのは、やはり女の子たちでした。
男の子は?というと、あっちで見つけた大きなカニに、こっちで見つけたヤドカリに、そっちで見つけたギンポ。それらを天然水族館(磯だまり)に飼い慣らして、触ったり観察したりを楽しんでいました。また、別の場所では、ヒジキの仲間の海藻やウニをたくさん拾って集めて、お店屋さんごっこ。「ウニは1個5000円ね!」「社長を決めよう!で、○○は、アルバイトね」なんて、ボッタクリ価格の会社が設立。捕りたてのひじきを口にして、海のしょっぱさとシャキシャキとする食感を楽しんでいました。
そして、今年もいました。ドラえもん方式で、押し入れで寝た子。
朝起きて「本当に押し入れで寝ちゃった!」と目をキラキラさせて喜ぶ姿。
思い出をあげたらきりがなくて、夜の散歩で見つけた半魚人の化石に、朝の散歩で見た澄んだ遠くの空に映える富士山。
いつもの川ガキ!も楽しいけれど、やっぱり海もいい!
思いっきり体を動かして遊んだ1日目、じっくりと海の生き物と関わった2日目。
体で感じた楽しさあり、目で見た自然の感動あり!
あっという間の素敵な2日間でした!
釣りガキ日誌 カジカ釣り。10月だけど思いっきり川遊び
今回の釣りガキはアウトドアショップ【WILD-1】の高橋さんを講師に招いてのカジカ釣りでした。
「カジカ」は魚+秋で「鰍」と書きますが、さてどんな魚でしょう!?
「魚は魚でしょ!?」と、きっとオーソドックスなスタイルを想像していた参加者たち。魚釣りと言うくらいだから、釣り方もオーソドックスな釣り方を想像していたのではないかな?
しかし準備を進めていくにつれ、様子が変わっていきます。釣竿に吊るす糸はたったの2・3cm程。そして渡されたのは、水中を覗くタコメガネ(水中メガネ箱)・・・。高橋さんはメガネで水中を覗き、言葉を続けます。
「石と石の小さな隙間にカジカが隠れているから、タコメガネで覗いてその穴に餌のイクラを押し込んでいくと釣れるぞ!」
一人一人タコメガネ越しにカジカ探しのコツを教えたら、結局どんな魚!?ってことも想像にお任せのままで釣り開始。釣った分だけお昼ご飯!ということで、みんな意気込みます。
ところで、あおぞらきっずのプログラムには年会員と単発での一般参加者とがいます。回を重ねることで顔なじみになる子もいれば、初めて顔を合わせる顔もある。
ともなると、だいたい最初のうちは知っている者同士で会話が盛り上がり、初めての子はじっと静かに様子見を・・・といった感じ。
今回もそんな感じのまま釣りが始まりました。
けれども、溶け込む瞬間、仲間になる瞬間というのは訪れてくるものです。
今回もそうでした。それは、釣りを始めて少し経ってからのこと。
「釣れたー!!!」大きな歓声を上げて、一番最初に釣り上げたのは年上の男の子。
「すげー!!」「どれ!?」みんなが駆け寄って、カジカを眺めます。
「うぁ!これがカジカ!?面白い形!」「どこで釣ったの?」「一緒に釣ろうよ!?」一気に盛り上がり、みんなのやる気が更にUP!
カジカを釣り上げた男の子は、実はあおぞらきっずへの参加がまだ数回のため、様子を伺いながら控えめに過ごしていました。
いつどこで、どんな形で芽生えるか分からない仲間意識。
そんな、一気に距離が縮まる瞬間に居合わせて、そっと見守れる時、いつも微笑ましく幸せな気持ちでいっぱいになります。
午前中、6人で釣れたカジカは9匹。いっぱい釣れればいっぱい食べられるであろうカジカは子どもたちとSTAFFと1匹ずつ頂いて、残りのひとつは食べたい人でじゃんけん争奪戦。
始めて口にするカジカに「美味しい!!!」と、子どもたちも文字通り目を丸く。
おにぎりと野菜の味噌汁と鰍の素揚げ1匹。
おにぎりを焚き火で少し温めて、子どもが作った温かい味噌汁を何度もおかわり。
決して量が多くはないけれど釣った魚をその場で頂く、この上ない贅沢です。
そして、昼食後はお土産釣り。
こんなに美味しい魚なら、持って帰ろう!と意気込む中高学年とは反対に、なかなか釣れず集中が切れる低中学年。
釣竿を河原においてどうするのかな?と思ったら、流れの速い浅瀬に腹ばいになって泳ぎ始めました。お腹に石が当たってが体をぼこぼこ言わせながらのウォータースライダー!
これは面白いぞ!・・・でも、寒そう!!思いっきり遊んだあと体冷えるかな?と心配して焚き火の準備に取り掛かったものの
「全然寒くない!!思いっきり体動かしてるから、暑いくらいだよ!」
心配は無用だったようです。
最後は高学年の子たちとも釣り道具のタコメガネで水かけ合戦!
カジカ釣り、美味しいカジカも頂いて、11月の川の水遊びも存分に楽しんで。
みんないい笑顔で帰って行きました。
来年は、真夏の暑い日に川ガキ&釣りガキでやりたいな♪
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初めての夜チャリ 秋の夜長楽しんできました
昨日はあおぞらきっず初の試み「夜のチャリ旅!」でした。
いつもなら朝に集合する仲間たちが夕方になってから集まる今回は、それだけで不思議な感じがして最初からみんなテンション高め。
夕食の用意を自分たちのリュックに入れて持ち運ぶのですが、重いガス、美味しくて軽いマシュマロに、かさばるパン・・・みんなどんな風に役割分担するのかな?と思って観察していたら、意外とあっさり。
「俺、これ持っていくよ!」「これ入るから、持っていくね!これも、入る!」「じゃぁ、私はこれ!」。
分担したものを詰め込むと、スカスカだったリュックはあっという間にパンパンに!自分たちに必要な荷物を詰め込むのも楽しみの一つだったようで、夜の大冒険にワクワクし笑顔で出発!!!
前から来る歩行者や後ろから追い越してくる自転車、そして車道の車にも注意を払いながらの走行は、かなり緊張もの。
人通りの多い大通りから、どんどん人気のない方へ進んできます。
少しずつ薄暗くなっていく空がピンク色に染まっていく様子を楽しんで「うわぁ!きれいー!」と見入る子どもたち。
原っぱに咲いている花を見つけては摘んで自転車やヘルメットにカスタム。
イチョウの木の前ではほのかに銀杏が香って「変な匂いー!でもこれが、秋の匂いってやつ!?」なんて言ってみたり・・・。
サイクリングロードに到着すると、聞こえてくる虫の声。う~ん、秋だね~♪
男の子女の子関係なく、夕焼け空や花のある景色を楽しみながらの往路。
目的地の川原では、暗闇の中の焚き火と橋のライトとで過ごしました。
ホットドックの準備も、焚き火の準備も自分たちで。
数年前まで人任せだった子どもたちも、人の役に立つことに喜びを感じ自分が出来ることを進んで行って、もてなそうとする姿に大きな成長を感じてほっこりしたひと時でした。
贅沢な夕食の時間もあっという間、復路は全く同じ道を戻りますが、今度は本格的に夜の走行。ヘッドライトでしっかりと自分の行先を照らしながら進みます。
途中のサイクリングロードでは、一旦足を休めライトも消して真っ暗に。
遠くに宇都宮の街の明かりが見え、随分遠くまで来たのだな~と、遠く見つめる子どもたち。さぁ、明るい街を目指して帰りもがんばろう!と意気込みます。
それでもやっぱり、明かりのない静かな雰囲気に飲まれ、「なんだか怖い・・・」と不安を口にする女の子。
真っ暗な分、道路の溝や段差に気づきにくく、往路よりも苦戦する男の子。
急がず焦らずゆっくりと・・・。
そして、ゴール!!!
保護者の姿を見つけると一気に緊張が緩み、さっきまでの疲れも緊張もほぐれた様子が見て取れました。
よく、がんばったね!
自転車は子ども自身の力で行動できる最大の武器。
そんな自転車で仲間と共に夜の冒険に出るって、やっぱりそれだけでドキドキな大冒険ですよね。
いつものチャリ旅、いつもの宿泊プログラムの夜時間とは違った夜を過ごせたのではないかな?
秋の夜チャリ・・・最高に気持ちいい!!オススメです!
夜の森におじゃましまーす
みなさんは夜の森に入ったことはありますか?
一昨日、あおぞらきっずでは宇都宮にある夜の森へ行ってきました。
夏の夜、森というと「よ~し!カブトムシを見つけるぞ!」と意気込みたくなるのはもちろん!・・・ですが、これから入る森に今回のプログラムのために人為的に用意した仕掛けは全くありません。
自然そのまんま。なので、お目当ての昆虫が見つかるとは限りません。
でも、夜の森に入るってだけで、ドキドキしませんか!?
そんなドキドキを胸に、小さなステキ!をいっぱい見つけて感じてこよう!というのが今回のテーマであり、出発前にみんなにも伝えたことでした。
夕方まだ明るいうちに集まり、森の中を歩いていくうちに徐々に暗くなっていく森の中。みんなポツポツとヘッドライトをつけ始めます。
そうすると見えてくるのは蜘蛛の巣。
普段は気づかずに引っかかったりすると「うわぁ~。やられた~。」と凹んでしまいがちですが、暗闇の中で光に照らされた蜘蛛の巣のなんと綺麗なこと!芸術とも言えるような糸の張り巡らせ方に子どもも・・・というよりも、大人たちが見入ってしまいます。
朽木を割ってみると中から沢山の蟻たちが慌てて卵を抱えて逃げ始めました。
「蟻って木の中にも巣を作るんだー!」
沢山の人達が、新たな発見をして、びっくりの様子でした。
地面にはセミが出てきたであろう小さな穴があちこちにあり、��待して木の幹をぐるっと見回せばカマドウマにゴキブリばかり!!!
・・・こんなもんです。
最後、樹液がプンプン漂う木へたどり着くと、いました!
カブトムシのメスにコクガワタが数匹。
警戒心の強いクワガタは木の隙間に隠れて出てこようとせず。そんなクワガタをアッチからコッチから角度を変えてみて、ギザギザの顎が見えた時には、今まで以上の笑顔が子どもたちの顔に広がりました。
カブトムシやクワガタってお店で売ってたりもするけれど、森の中で本物の樹液を吸って生活をしている姿を見ることは、もしかするとそうないかもしれません。静かでとても素敵な世界です。
いきなり夜の森へ行くのが不安な方は、まずは昼間の森を楽しんでみるのも一つです。
普段とは違った樹液の匂いがプンプンを漂ってきたら、昆虫がいるサイン!
ただ、樹液がある所にはスズメバチも必ずいますので、特に昼間は要注意!対処法などを事前に確認しましょう。
対処法は「スズメバチ絶対に知っておきたい8のこと」をご覧ください。
何が危険かということも事前に調べておけば、そのリスクは軽減することはできます。
夏休み、海に川に森に・・・自然とうまく付き合って、自然をめいいっぱい楽しみましょう!