夏休み最後の週末・・・昨日今日、子どもたちとその保護者と沢登りへ行ってきました。
子どもたちの背丈よりも2倍も3倍も高い滝を登るのは、かなりのアドベンチャー。
上から落ちてくる大量の滝にを顔と体に受けながら、慎重に一歩一歩登っていく子どもたち。滝を登って、滝壺のプールを泳ぎわたって、また滝を登って・・・。
その向かう先には、岩盤でできた天然のウォータースライダーが!
一人で滑ったり、2人、3人で滑ったり、うつ伏せや背面から滑ったりも。
楽しいことは繰り返し繰り返し楽しみます。
藤蔓のブランコにもぶら下がってターザンごっこ。
最後には、滝上からの飛び込みも!
みんな、とってもいきいきとしていました!!!
宇都宮
真夜中ハイキングで見つけたもの
先日の真夜中ハイキングは、例年に比べるとカブトムシやクワガタ、セミの羽化の遭遇率は低かった年かもしれません。むしろ、今までがタイミングが良すぎるくらいに好条件だったのかも・・・。
去年を知っているだけに、今年はどうかな・・・?と心配がよぎったものの、やはり夜の森の中にヘッドライトをつけて入って行くということ自体が非日常。子どもたちにとっては新鮮であって、なかなかない機会なのです。
「ゆかり~ん、なんだろう?これ!」「ごりちゃん!これ見て!!」
あちこちから、子どもたちの発見の声が飛び交いました。
暗くて静かな分、ライトの光に照らされて見えてくるもの、聞こえてくるものがあります。
何かを見つけようとする心が、感覚を研ぎ澄ませます。
コクワガタやセミの羽化はもちろん、生まれたばかりの白い小さな蟻の大群や池の中のザリガニ、セミの抜け殻に真っ白なキノコ・・・。
目をキラキラと輝かせて、色んなものを見つめる子どもたち。
ぜひ、夏の森の中に出かけてみてください。
いろんな発見があるかもしれません。
森のようちえん いろんな生き物見つけたよ
昨日の森のようちえんは、体調不良等による欠席もありマンツーマン。
友だちの姿がなく、ちょっぴり寂しそうな姿を時折見せるものの、一度遊びに夢中になると笑顔に。
久々の参加でも、フィールドはしっかりと覚えていて、「ももちゃん(ヤギ)に会いに行きたい!」。
ヤギにご挨拶をしたあとは、楽しみにしていた川遊び。水が冷たくて気持ちいい~!
水の流れに興味を示し、草花を摘んでは水に流して行先を目で追ったり、石を流しては沈む様子を眺めたりを繰り返します。
川の中には、カワニナ(貝)や雑魚やカエルに、なんとサワガニが!大きなハサミに、ちょっとびっくりした様子。
曇り空ではあるものの、気温は高かったので、いくら濡れても気持ちいくらい!びしょ濡れになって遊びました。
…….
そして、散歩の道中ではあちこちにトンボ、バッタ、蝶。
なんと、蟻に食べられているミミズやイモムシにも遭遇。
「なんで、食べられちゃったんだろう?」
と、自分よりも小さい蟻に食べられてしまっていることに疑問を持ちます。
蟻のすばしっこく動く様子を見て、「きっと蟻の方が早いから捕まっちゃったんだね」と考える男の子。なるほどね!
こちらですぐに「これはね・・・」と正解を出してしまうのは簡単ですが、「なんで?」の疑問を持ってそれを解決するためにじっくりと観察したり考えたりする、この時間がとっても大切で、それをしっかりと見守っていきたいなと改めて感じました。
たっぷり涼んで、昼食を食べたらロープでブランコ遊び。
立ち乗りは、なかなか難しいんです。体の重心の置き方、ロープを握る手の位置、それによって体を支えるための手や腕の力の入れ具合が変わってくる。そのコツを掴むのに苦労するものの、自分にとってちょっと難しいことに挑戦するのは楽しいこと。
上手くいくまで、繰り返し挑戦します。すっかりコツを掴んだら、ほら、この笑顔。
背中を押して揺らしても、ロープをねじって回しながら乗っても、両手を離しちゃっても平気だよ!
マンツーマン森のようちえん。やりたいことをやりたい時にやりたいだけ!めいいっぱい遊んで帰って行きました。
漕げば愉快だ宇都宮 田川をラフティングボートで下ってきました
6月15日は宇都宮市の後援をいただき、宇都宮市の中心部を流れる田川をラフティングボートに乗って下ってきました。
梅雨入りしてからの大雨の影響もあり、通常のこの時期の田川よりも随分と水量も多く・・・ボートの底を擦りながら、途中ジャンプをしてボートを軽くして前進した去年のこの時期が嘘のよう!いいスピードで進む!進む!!
……..
川の真ん中から、いつもより低い視点で周りの景色を見ると、まるで違った景色に。
橋の真下から上を眺めると、そこにはツバメの巣が・・・!これは、ボートで下って初めて気づけること。
ボートを回しながら漕いだり、ジャングル(草むら)に突進したり、激しい波に突っ込んだり・・・。
……..
そして、河原に降りてじっくりと川の中を観察すると、様々な水生昆虫が!
ザリガニ・クロカワムシ・ドジョウ・ヤゴ・・・。
「田川にも色んな生き物が住んでいるんだね!」と、子どもたちはもちろん、大人たちは更にビックリの様子。
…….
普段、何気なく通り過ぎてしまう川の景色も、今回の体験を通して様々な気づきや発見があったことと思います。
ふと、川を見たときにそれを思い出したり、河原遊びを楽しむきっかけになれたら嬉しいな、と思います。
滝行 落差30mの滝に打たれてきました
日光の隠れ三滝のうちの一つ、マックラ滝にて滝行をしてきました。
普段、自然の中で遊ばせてもらっている子どもたち。
山へ行けば木の実をいただいたり、川へ行けば魚を釣って遊んだり・・・。
今回はそんな大自然の恵みに感謝するという意味と、自然の偉大さを感じるという意味を込めて行いました。
もちろん、事前に子どもたちに今回の意図を伝えてから出発!
隠れ三滝を見つけたら、三つ目の滝で滝行を行うということで、トレッキングも楽しむ子どもたち。
どのルートを通ろうか、自分たちで進む進む。
途中、藤蔓を見つけてターザンごっこをしたり、倒木を渡って遊んだり、小岩を渡りながら川を横断したり・・・
常にドキドキワクワク!
……..
楽しみにしていた滝行も、いざ30mの落差のある滝を目の前にすると「怖い」「やりたくない」と表情がこわばってくる子が・・・!
しかし、そこはお坊さんの登場で気持ちを持ち直します。
白装束に着替え、般若心経をたどたどしく読み、座禅を組んで無の心に。
普段やんちゃなきっずたちですが、今までにないくらいの集中力で精神統一。
……..
そして、いざ滝へ。
10m離れていても、あっという間にびしょ濡れになってしまうほどの水量と風。
滝の前へ進もうとするのにも、勇気がいります。
恐怖心に打ち勝って、前に進みだす勇気。
水の勢いと冷たさとに耐えて、打たれながら感じる自然の偉大さ。
怖くて泣いたまま滝行を終える子もいれば、笑顔が広がる子も。
一生のうちで滝行なんてなかなかできない体験ではあると思いますが、それぞれが色んなことを感じた一日だったと思います。
ガールズアドベンチャー 女子の河原遊び
5月11日は女の子のためのプログラム、ガールズアドベンチャー。
女子たちが集まると、とっても賑やか。
集合から河原までの車移動の間も、ひとつの話題で一度盛り上がると止まらない!
基地となるテントを張るために、それぞれ自分の荷物+αを持って、ひと川越えます。
もうそれで、気持ちは高ぶって川遊びモードへ突入!
テントを張り終えると早速ライフジャケットを着て、川遊びSTART!
……..
オタマジャクシをすくってスーパーの袋に入れて持ち帰ろうとしたり、藻を触っては気持ちいいとか気持ち悪いとか騒いだり・・・。
川の中を慎重に歩いて上流に向かっていたものの、ひとり尻もちを着くと、「もう濡れちゃえ!」となって、みんな水を掛け合ってびしょびしょに。最終的には足もつかないくらい深いところでスイミング~♪
冷たい水で冷えた体には、砂エステ♪砂を体にぺたぺた・・・あったか~い!!!
お昼はお弁当を焚き火で温めて、帰りは水田のある田舎道をてくてく歩いてシロツメクサの指輪作りに、用水路でお花流しレース。
そして、最後に影絵。
「目、目、鼻・・・」「口が鼻に隠れちゃって作れな~い!」
最後まで元気いっぱいの女子たちでした。
チャリ旅 女子も参加しました
今回のチャリ旅「20kmへの挑戦」は、なんと「チャリ旅」初の女子が参加。
女の子の存在もあってか、男の子だけの今までのチャリ旅と少し雰囲気が違うように感じるのは私だけ?
いくつかあるチャリ旅!のコースの中で、距離こそ一番短いものの、ひと山超えなくてはならず急な登り降りを3度ほど繰り返すハードなプログラム。一度、女の子がすいすいと坂を登り出すと、負けじとできる限りの力を振り絞って漕ぎ進む男子たち。
……..
上り坂では綺麗な田園風景を見て、静かな道の途中で牛小屋から顔を出している牛を眺め・・・そして、今では珍しい手作業での田植えの様子も見ることができました。トンネルでは力の限り叫び続けるのも、楽しみの一つ!
もちろん、河原ランチのあとは川遊び。ゴールの竜門の滝でも、ひと遊び。
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楽しさの共有だけでなく、励まし合ったり助け合ったりしながらゴールを目指すチャリ旅。
秋には新コースも計画中!お楽しみに♪
「あおぞらきっず」のチャレンジ登山
あおぞらきっずのチャレンジ登山は、頂上を目指すだけ!じゃないのがいいところ。
倒木があれば、木の皮を剥いで昆虫を探したり、梯子のように渡ってみたり・・・。
登れる気があれば、木登りするし、川があれば、石の上を歩いて、向こう側に渡れるかチャレンジ!
……
立ち止まっては本気で遊んで、また少し進んでは立ち止まって、1時間以上経っているのに距離はあまり進んでいないということもしばしば。
歩き始めてまもなく「疲れた~」なんて言っている子どもたちも、遊びながら登っていくうちに、どんどん顔が生き生きとしていきます。
木の根っこの階段や岩場を上り下りできるので、コースにも変化があって飽きないのが古賀志山のいいところ。
森の中に響く「やっほー」の声に、チャレンジトレイルラン。
6時間めいいっぱい、遊び倒してきました。
「森のようちえん」おはなし会のお知らせ
森のようちえん 春休みを終えて
森のようちえん「あおぞらきっず」春休み編の全5回が昨日で終了いたしました。
雨の初日から始まりましたが・・・雨も含め思いっきり自然を満喫した5日間。
たんぽぽの綿毛に、つくし、桜の花、ちょうちょに冬眠から覚めたカエルにダンゴムシの赤ちゃん!たくさんの「春」の発見に、おもちゃがなくても自然のものすべてが楽しい遊び道具になるという発見。
……..
薄暗い竹やぶの中への探検でついた自信。
静かな森の中に響き渡るウグイスの声に、通る風の音。
触りすぎて元気のなくなったカエルを川に放ったら、泳がず動かず流されていく様子に唖然とする子どもの表情。
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泥で体が汚れるのを嫌がっていたあの子も、坂から転げ落ちて泣いていたあの子も、川に落ちて服が濡れてしまい泣いたあの子も・・・
いつの間にか泥んこは楽しい遊びの道具となり、坂をより安全に降りる術を学んだり、服が濡れてもへっちゃら!濡れたものは洗濯すればいいんだ!という発想の転換。自然の中で色んなことを感じる子どもの顔はキラキラと輝いていて、強くたくましく成長していく姿はとても素敵でした。
森のようちえん「あおぞらきっず」は今後月に一回平日の開催となりますが、いろんな形で少しでも多くの子どもたちが自然の中でじっくりと自然と向き合って遊ぶ環境を作っていけたらいいな、と今回の活動を終えて強く思うのでした。