梅雨時期だけど晴れました!
これぞ、あおぞらラフティング!でも、暑すぎ!?
30度近い気温の中、ウェットスーツフル装備で出発です!
ボートに乗って川を下るにも、暑くて暑くて…常にパドルを使っての水かけ祭り。
始まって間もなく、みんなびしょ濡れです。
水しぶきを浴びながら急な流れを下ると、今度は川の中にプライベートビーチ発見!
そこでボートをひっくり返してボートスライダーを楽しみます。
最初はお手本通りのスラーダーもそのうちスライディングスライダーに!!?
ライフジャケットの浮力を使ってぷか〜っと浮くのも、う〜ん!気持ちいい!!
どっぷり水に浸かった後は、お待ちかね?の5mの飛び込み!
元気いっぱいのあおぞらきっずたちだから、飛び込みも思い切りがいいかな!?と思いきや…
「え。俺やらない!」「こんなに高いの!?無理!やめる!」
と、リタイア者続出。
あれ?さっきまでの漲るパワーはどこへ???
ということで、「我こそは!」というキッズ+保護者の方の飛び込み大会。
飛び込む子は「よしっ!」と気合を入れて思い切ってダイブ!
飛ばない子は怖いけれども興味はあるようで、不安そうに眺めたり心配そうに眺めたり、それぞれ自分が選んだ時間を過ごしました。
ラフティンフに慣れた終盤は、もう「やりたい放題」!
近づいてきた隣のボートに飛び乗ったかと思うと、そのボートに乗っている人を襲撃。
押し合いの落としあい。
そんなことに夢中になっている隙を見て、冷静にパドルをごっそり持ち出す確信犯も。
たっぷり遊び倒して「さぁ、帰ろう!」ってなった時に、「パドルがない!」事件発生。
やられました。
まだまだ元気の有り余っている子どもたち。ラフィティング終了後もボートの上で遊んでいました。
さぁ、もう夏は始まりましたよ!
川の季節です!思いっきり楽しみましょう!!!
あおぞらきっず
「NAOC あおぞらきっず」は小学生以下の子ども達を対象とした自然体験アクティビティプログラムです。会員クラブ型の「冒険活動」と3歳から就学前までを対象に都度参加が可能な「森のようちえん」で構成されています
(詳しくはこちら)
チャリ釣ーりんぐ
自転車で街を巡るツーリング。
川魚を捕まえて楽しむ釣り。
どっちも一緒に出来たらいいなを実現したチャリ釣ーリング
今回の舞台は鹿沼
宇都宮の街中に住んでいる子どもたちに感想を聞くと「田んぼ道と信号が少ないのが印象的だった。」と話していましました。
そうなのです。鹿沼は信号が少なくて車通りも多くない道がほとんどでスムーズに進むから、きっず達も快適にチャリ旅が進みます。
ちなみに信号は行き帰り10個もありませんでした。
天気は快晴でずっとお日様のギラギラした日差しでした。
途中の田んぼ道で休憩しているとカエル探しの始まりです。
おたまじゃくし、足だけカエル、しっぽありカエル
成長段階の途中にあるカエルたちは似ているようで少し違う。みんなで集めたカエルを並べて生き物の神秘を感じていました。
目的の大芦川についてからきっず達の川遊びがスタート
水泳水着に着替えて川をあちこち泳いで回ったり、ガサガサ網を持って水中に隠れた生き物を捕まえたり。
釣りを目的に来ていた子は自分のMY釣竿を持ってくる強者も
エサをお団子みたいに丸めて作る練り餌と赤虫という生きた虫の2つを用意
「絶対1匹釣れるまで諦めない。」と宣言してずっと川から離れない子がいたり。
「こっちのがいっぱいいるよ。」「そっちに向かったから頼むよ!」といつの間にか連携プレーが出来ていました。
集中している子はお昼御飯も忘れて釣りに夢中です。
今回はきっず達の遊びに対する貪欲な気持ちに驚きました。
お昼御飯も食べずに釣りに夢中になったり、MY釣竿、MY水泳水着だったりと遊びやすいように持ち物を工夫したり、
ツーリングが終わってから始まるおにごっこ「自転車も終わったから遊ぼうか!」と遊びを提供しているスタッフからすると驚きの発言でした。
これからが夏本番です。たくさん遊んで元気な体と心を作って下さい。
おかげさまで皆無事に滝行を終えることができました
今年も宇都宮市にある東海寺さんと日光霧降にあるチロリン村さんのご協力のもと「滝行」を行ってきました。
今回の滝行は、日光霧降の「隠れ三滝」のハイキングコースを「丁子の滝」「玉簾の滝」と巡り、最後の「マックラの滝」で滝行を行うというもの。
前半のハイキングでは参加者最年長児がリーダーとなって、みんなの足取りやコース配分などを考えながら先頭に立ち、森の中を進んできます。途中、仲間の年齢や体力、学年などを考えて並び順を変えたりする姿もあって、
なんとも頼もしい限り。休憩時間には運動会の延長なのか、急な坂道でみんなでリレーごっこ。子どもたちに休憩という言葉はないようです。
さて、今回のメインの3つ目の「マックラの滝」へ到着し、修行のための格好をした住職さんが目の前に現れると、ワクワクが増す子どもたち。せわしない雰囲気が漂います。
遊びの感覚で行ったり心がざわついていると危険を伴うので心を鎮めること、しっかりと住職さんの話を聞き約束を守って行うことを伝えてから、改めて住職さんを前にし挨拶をしました。
「ここからは、修行なので私語は一切禁止です」との一言に、子どもたちの様子も一変します。
住職さんを真剣な眼差しで見つめる子どもたち。
座禅を組み静かなひと時を過ごした後、お経を読み上げるといよいよ滝行です。
落差30mもあるマックラの滝は、10mと離れていてもその勢いと風力で一瞬でびっしょりになってしまうほど。
いざ目の前にすると、その偉大さに子どもたちの顔も流石にこわばります。
が、ここは覚悟を決めて滝へ立ち向かう子どもたち。
滝に直接打たれるのは水圧が強すぎ危険が伴うとのことで少し外れた場所での滝行となりますが、それでもすごい勢いです。
雑念を吹っ飛ばし精神を統一すべく「南無遍照金剛!南無遍照金剛!」と唱える子どもたちの声が遠くまで響きわたります。
冷たい滝に打たれ、びっしょりになった子どもたちは寒さもあるだろうに、皆生き生きとした表情をしていました。
「滝に入る前から、もうびっしょりだったよね!」と滝の凄さを共感し合ったり
「怖かったけど、頑張れた!」と胸を張って笑顔を浮かべたり
「これができたから、なんでもできる気がする!」と自分に自信を持ったり…。
着替えに向かう道中、事前に手を合わせた仏様の偶像に言葉を発することなく自然と手を合わせる子どもたち。
きっと「無事に滝行を終えることができました。」「ありがとうございました」の意なのでしょう。
そして住職さんは滝行を終えた後、大切な話を2つしてくださいました。
一つは、難しそうなことでも最初から諦めずにチャレンジをするということ。
滝行も始める前は「怖い」「できないかもしれない」と思ったかもしれないが、チャレンジして、できた。そして、今自信へと繋がっているという事実。
そしてもう一つは「おかげさま」の心をいつも持つということ。
お陰様は、目に見えない形のものが多いので、それに気付き感謝の気持ちを忘れないようにとのことでした。
子どもたちの滝行を終えた後の仏様への行動は、まさに「お陰様で…」の心の表れ。滝行を終え、言わずともその心が表れている子どもたちでした。
そして、心なしかそれぞれの心が落ち着き穏やかで、一回り以上大きくなったかのように感じました。
実際、こうして大自然の中の隠れ三滝を気持ち良くハイキングできたのも、ここを整備してくださっている方々の「お陰様」なのです。そして帰り道には、時に「お陰様だね」なんてワードが出てきたりもして、微笑ましい一場面も…。
また、今日からいつもの日常が始まります。が、ふとした時に今日の滝行と住職さんのお話を思い出し、「チャレンジする心」と「おかげさま」の気持ちを大切に持って過ごしていってもらえたらな…と思います。
チャリ旅で見たのも感じたもの
昨日は毎年恒例の「チャリ旅」宇都宮から烏山の竜門の滝までの20kmのコースを完走してきました!チャリ旅コースの中では距離は短いものの、急な上り坂と下り坂の繰り返しが多く地味にハードなコースでもありますが、新年度、学年も一つ上がったということもあり「チャリ旅初参加」で、このコースに挑んだkidsも数名。
ブレーキの使い方、サドルの位置、走行上の注意などを話し、出発!
出発して間もなく上り坂に出会い、早速自転車から降りて押し歩きで登る子どもたち。これから、これよりも長く急な坂道が3つ待っていると思うと、ちょっと不安に…??それでも坂を上りきり休憩を挟むと笑���が戻り、また爽快に風を切って走り始めます。
この日は天気も良く、まさに五月晴れの自転車日和!
朝一は風も少なく水を引いた田んぼに目をやると綺麗な水鏡ができて、カエルの嬉しそうな賑やかな声も。どんどん進むにつれて田んぼが増え、周りの木々も増え…。
のどかな景色の中を走り抜けていくのって、やっぱり気持ちがいい!
坂の上の休憩ポイントの梅林では「これは梅の実でね〜、これからもっと黄色くなって、美味しくなるんだよ」などと気前良く教えてくれたおじちゃん。
田植えの様子を見ようと立ち止まったら、その奥の牛小屋を子どもたちが見つけ、ちょっと寄り道。
太〜い鳴き声はもちろん、独特な臭いまでもが新鮮で大喜び!
信号待ちの交差点では同じように自転車を楽しんでいるお兄さんたちと出会い「どこから来たの?」「どこまで行くの?」「頑張ってね!」「バイバイ〜!」などと、やり取りを楽しむ子どもたち。
お昼休憩で立ち寄った川原では、石を石で砕いて化石探し。
見事、巻貝と葉っぱの化石を見つけることができて、みんな大興奮でした。
そうそう!チャリ旅の素敵なところってこういうところ!
その土地や季節の景色・香り・生き物、そして人との一期一会な出会い。
目に見える形では残らないけれど、記憶として心に残り続けていく宝物。
だから、チャリ旅は病みつきになる!
だから、チャリ旅は何回参加しても楽しい!
そういえば、この前こんな話が。
家族で車に乗っていたら「あっ!ここチャリ旅で通ったよ!」と…。
たった一度、自転車で通った道を子どもは覚えていたのです。
自転車で移動するだけで精一杯、周りの景色なんて通りすぎる風景の一部にしか過ぎないのかな〜というのは大間違いで…自分の足で移動しながら見る景色というのは、やっぱり特別なものなのかもしれないですね。
チャリ旅!アルバムはこちら
丸一日あおぞら自然塾
今日はあおぞら自然塾、年長児から小5までのたくさんの子どもたちが参加しました。
今日の最大のテーマは「竹の飯ごうでご飯を炊こう!」です。
とは言っても、川へ来たらまず川遊びをしたいもの。
小川に石を並べて橋を作ったり、石を返してクロカワムシのいる黒川マンションを探したり…。
まだまだ空気が上がる前だったので、足だけ川遊び…のはずが、川底のあれこれを探したり追いかけたりしているうちに、すっかり腰までびっしょりの子どももちらほら。
さて、ひと遊びしたところで、メインの「竹の飯ごうご飯作り」。
さすがに人数が多い為、グループに分かれての活動となりました。
様々な学年の入り混じったグループを作ることを条件に自分たちでグループ作り。
できたグループ名は「パッツンパッツン5人組」「タイタニック」「さくら」「ゴリ捕獲」と、なんともユニークな!
「あおぞら自然塾 虎の巻」を片手に、飯ごうご飯の準備スタートです!
今回のキーワードは「協力」「チャレンジ」「考える」だったのかなと。
美味しいご飯が食べられるかどうかは、グループのみんなのチームワークが欠かせませんでした。
「竹の飯ごう」「石の竃」「焚き火」この3つの準備がしっかりと揃ってないとなりません。
一つずつ順を追ってみんなで進めていくグループ、やりたいことを責任を持って進めていく分業グループ。
進め方一つでも、それぞれ違っていて面白いですね。
のこぎりや火を扱うことにはみんな興味津々で、でも「危険」ということは分かっているから、真剣。
のこぎりを使ってみたければ、年長さんでもOK!誰かが竹を切る時は切りやすいように竹を支える人が自然と現れます。
松の葉や松ぼっくりの焚付けにはすぐ着火するものの、前日の雨の影響で拾った枝になかなか火がつかず、さっきまで燃えていた火が一気に落ち着いていく様子に慌てる子どもたち。火の安定を求め、急いで燃えそうな細い枝や松ぼっくりやらを取りに行きます。
「働かざるもの食うべからず」と言ってられなく、むしろ「働かねば全員食い損ねるぞ!」的な状況でした。
竹の端から竹の水分がこぼれ落ちたり、竹の蓋から湯気が出てこなくなったら「出来上がり」のサイン。
気になる出来は…?というと…
竹の飯ごうに対して米の入れすぎで水が少なかったグループ、焚き火がなかなか上手くいかず事案がかかったグループ色々ありました。
それも、みんなで作った証。ホクホクのご飯に「おいし〜!」と目を丸くして頬張る姿や、「ちょっと硬いね」と芯の残ったご飯を苦笑いしながらも大切にいただく姿、それぞれ印象的でした。
食するためにやらなくてはならないことを、安全にかつ積極的に行えれば、それほど楽しいものはありません。
成功も失敗も良い経験。それをまた、次に繋げたり生かしたり…。それができればいいなと思っています。
午後の川遊びでは気温もすっかり上がり、どっぷりと川に浸かって遊び始める子も。
川では、コオニヤンマのヤゴにドジョウ、カエルなどの生き物を見つけることができました。
水深が結構ある、澄んだ天然のプールも見つけました。
もう少し暑くなってきたらその川のプールで本格的に遊べるかな?
「冷たい!」位の川の水が気持ち良い季節が待ち遠しい限りです!
丸一日あおぞら自然塾
今日はあおぞら自然塾、年長児から小5までのたくさんの子どもたちが参加しました。
今日の最大のテーマは「竹の飯ごうでご飯を炊こう!」です。
とは言っても、川へ来たらまず川遊びをしたいもの。
小川に石を並べて橋を作ったり、石を返してクロカワムシのいる黒川マンションを探したり…。
まだまだ空気が上がる前だったので、足だけ川遊び…のはずが、川底のあれこれを探したり追いかけたりしているうちに、すっかり腰までびっしょりの子どももちらほら。
さて、ひと遊びしたところで、メインの「竹の飯ごうご飯作り」。
さすがに人数が多い為、グループに分かれての活動となりました。
様々な学年の入り混じったグループを作ることを条件に自分たちでグループ作り。
できたグループ名は「パッツンパッツン5人組」「タイタニック」「さくら」「ゴリ捕獲」と、なんともユニークな!
「あおぞら自然塾 虎の巻」を片手に、飯ごうご飯の準備スタートです!
今回のキーワードは「協力」「チャレンジ」「考える」だったのかなと。
美味しいご飯が食べられるかどうかは、グループのみんなのチームワークが欠かせませんでした。
「竹の飯ごう」「石の竃」「焚き火」この3つの準備がしっかりと揃ってないとなりません。
一つずつ順を追ってみんなで進めていくグループ、やりたいことを責任を持って進めていく分業グループ。
進め方一つでも、それぞれ違っていて面白いですね。
のこぎりや火を扱うことにはみんな興味津々で、でも「危険」ということは分かっているから、真剣。
のこぎりを使ってみたければ、年長さんでもOK!誰かが竹を切る時は切りやすいように竹を支える人が自然と現れます。
松の葉や松ぼっくりの焚付けにはすぐ着火するものの、前日の雨の影響で拾った枝になかなか火がつかず、さっきまで燃えていた火が一気に落ち着いていく様子に慌てる子どもたち。火の安定を求め、急いで燃えそうな細い枝や松ぼっくりやらを取りに行きます。
「働かざるもの食うべからず」と言ってられなく、むしろ「働かねば全員食い損ねるぞ!」的な状況でした。
竹の端から竹の水分がこぼれ落ちたり、竹の蓋から湯気が出てこなくなったら「出来上がり」のサイン。
気になる出来は…?というと…
竹の飯ごうに対して米の入れすぎで水が少なかったグループ、焚き火がなかなか上手くいかず事案がかかったグループ色々ありました。
それも、みんなで作った証。ホクホクのご飯に「おいし〜!」と目を丸くして頬張る姿や、「ちょっと硬いね」と芯の残ったご飯を苦笑いしながらも大切にいただく姿、それぞれ印象的でした。
食するためにやらなくてはならないことを、安全にかつ積極的に行えれば、それほど楽しいものはありません。
成功も失敗も良い経験。それをまた、次に繋げたり生かしたり…。それができればいいなと思っています。
午後の川遊びでは気温もすっかり上がり、どっぷりと川に浸かって遊び始める子も。
川では、コオニヤンマのヤゴにドジョウ、カエルなどの生き物を見つけることができました。
水深が結構ある、澄んだ天然のプールも見つけました。
もう少し暑くなってきたらその川のプールで本格的に遊べるかな?
「冷たい!」位の川の水が気持ち良い季節が待ち遠しい限りです!
春。お花見チャリ旅
今日のチャリ旅は珍しく2人だけのまったりチャリ女子会でした。
今回の宇都宮から真岡の往復の30kmの旅は、あおぞらきっずのコースの中では短い方かもしれません。けれど、真岡にたどり着くまでにはハードな上り下りを3回も繰り返さなければならず、往復となるとその倍。まさに体力勝負のコースなのです。
とは言っても、ただ辛いだけというわけではなく、この時期ならではのお楽しみがありました。
桜の花吹雪と菜の花の香りに包まれながらのサイクリングロードの旅はなかなか気持ちの良いもので、途中の休憩では「舞い散る桜の花びらをキャッチすると願いが叶う!」とムキになってキャッチしたり、菜の花を摘んで花束を作るなど女の子ならではのお楽しみも。
車の走らないサイクリングロードなので、自由気ままに両手離しの練習や思いっきり走ってレースをしたりもしました。
到着した真岡駅ではすでにSLが走行の準備をしていて、煙突からはたくさんの煙を吹かせていました。
蒸気を作る部分は、すごく熱を持っていて近づくだけで暑さを感じるほど。
運転席も客席も今とは違う昔な作りで、興味津々。
さぁ、この機関車が満開の桜の下を通るのを見に行こう!と、今度は先回り。
先日の雨の影響が心配ではありましたが、桜の花も菜の花も満開で、まさに見頃!
随分遠くから小さな音で聞こえてくる汽笛の音に、「あっ!もうすぐ来る!」と、胸を高鳴らせる子どもたち。
まだまだ機関車の見えない線路の先をじっと見つめるとカーブの先から姿を現わし、大きな汽笛と共に目の前を走り去って行きました。
白い蒸気、汽笛の音、通り過ぎた後の煙の匂い。
電車慣れしている私たちにとってそれらの全てがとても目新しく、「煙くさーい!」と大声で叫びながらも、その煙たささえ喜んでいるようでした。
しかし、帰り道は決して楽なものではありませんでした。
体力が落ちてきた後半の登り坂は、やはり体に応ます。
途中足が上がらなくなって自転車から降りて押し歩きをすることも。
でも、登り切れた時には、にっこり最高の笑顔。
そして、辛い3つの坂を終えたことが分かると、今までのヘロヘロの姿はなくなり、一気に身軽に。
どこからその元気は湧いてきたの!?やっぱり子どもたちは、無敵です!
チャリ旅はチャレンジの旅。+季節感をたっぷりと肌で感じられる旅。
自分の足で苦労して移動した分、素敵な景色や香りを楽しみつつ達成感もたっぷりと味わえます。
初めてのチャリ旅でも気軽なチャリ旅約15kmの「あおぞらトライアスロン」から、20km(竜門の滝コース)、40km(日光街道の旅)、60km(筑波山)、80km(大洗の海)、100km(東京)までと、コースは様々!
さぁ、君たちはどこから挑戦する!?
病みつき間違いなし!のチャリ旅チャレンジャー募集中!
子ども達が見た素敵な景色たっぷりのアルバムはこちら!
全ては次に繋がっていく。森のようちえん
春休み2回目の森のようちえん。今日も平日ならではのまったりday。
前回の釣果が良すぎたからか、みんな虫取り網&虫かご・バケツを持っての集合で、なかなかやる気です!笑
小川へ着くなり、早速裸足になる子と靴を履いたままの子に分かれました。
裸足になれば川も泥んこも気にせずに歩けますが、川へ入れば足はギンギンに冷えることでしょう。
靴を履いていれば安心感はあるものの、濡れないように気を使って岩場を登ったり川をジャンプして飛び越えたりしながらの移動となります。裸足の有無や移動方法一つとっても、みんな違っていて面白いものです。
参加経験のある子が魚がたくさんいる所へ仲間を連れて行き、網を片手に魚取りを開始したのですが…間もなく、一人の子がドボン!
足を滑られて、派手に小川へ転び落ちてしまいました。
頭から足まで全身びしょ濡れに。気温が高いとはいえ、まだまだ冷たい春の小川。
「うわーーーーーー!寒いーーー!寒いーーー!!」
驚きと寒さとで、男の子は一瞬にして大声で泣き始めましたが、着替えを始める頃にはすっかり「やっちゃった!」の笑顔。
…も、束の間。
体は想像以上に泥だらけで、今度は川の水を使って体を拭き始めると、また「冷たい〜!」と涙。
泥だらけになった服をみんなで協力して川で洗濯をし、よく絞ったら桜の木の枝に引っ掛けて干して…
と遊びの延長で洗濯を終える頃には、涙なんて忘れてしまったようです。
すっかり冷えた体は大丈夫かな?焚き火でも…という心配も無用。
森へ中を走り回り、坂を見つけては駆け上り駆け下りの繰り返し。
びしょ濡れだった男の子も「ねぇ、つくし探しに行こうよ!!」。
いつの間にか、体も温まったようです。
次の目的地へ移動する時、敷地内を把握している参加経験者たちがたいてい先頭になります。
先頭をお任せしていると、子どもたちはどんどんリーダーシップを発揮して行きます。
今日も「ヤギのももちゃんは、このタンポポもぺんぺん草も食べるんだよ。持って行こう!」と、つい先日得た知識を自信たっぷりに教えたり、急な竹林の坂では難なく登って、登るのに苦戦している初参加の子に「荷物持つよ!」と受け取って登りやすくしたり、「ここを持つんだよ!」とコツを教えたりする姿が見られました。
最初は、遊具のない小川や森でどう遊んだら良いのかも分からず傍観者であったり、ちょっとワイルドな冒険に戸惑いを感じて「できない」と大人の手を借りて活動することあります。
でも、回を重ねていくことで体が慣れコツをつかみ、遊具がなくてもいくらでも遊べることを知り、どんどんどんどん積極的になっていくのです。
ちょうど年度の変わり目。年少さんだった参加者は年中さんになり、森のようちえんの先輩となります。
筍の皮は動物の毛のようにふわふわしていること、「のびる」は食べられる葉っぱってこと、つくしがたくさん生えている場所、春の川はめちゃくちゃ冷たいこと、汚れたら川で洗濯をして干せばいいこと…。
きっと自分たちが体験したことや得た知識は、いつか何かの形で友だちへ伝えられていくのでしょうね。
今年度の森のようちえんも楽しみです♪
チャリ旅 国道4号線の旅
あおぞらきっずのチャリ旅史上一番距離が長くハードな二日間でした。今回のミッションは宇都宮城趾公園から東京日本橋の道路元標を見て皇居へ向かう道のりです。(今回の移動距離105㎞、平均時速13km)
小雨の降りしきる中、今回のミッションに参加する6名のきっずたちが静かに心を落ちつかせて集合しました。心なしかいつもよりみんな緊張している面持ちでした。城趾公園の河津桜をバックにスタート前の写真を撮ってレッツゴー。
1日目の目標は利根川を超えること、これが最低限の目標になります。宇都宮市内から田川沿いのサイクリングロードを上三川まで進んでいきます。そして新4号に入りそこから永遠に4号線の旅が始まります。今回の参加者は3年生4年生5年生で今までも何回もチャリ旅には参加し完走しているメンバーです。
5キロ10キロ15キロと5キロおきに休憩をとりながら進んでいきました。雨で視界も良くなく、気持ちも乗らない中で子どもたちは泣き言も言わず黙々と目的に向かって漕ぎ進んでいきました。行っても行っても4号線は続いていきます。そうして1つずつ地名が変わり道路の看板をみるたびに、「ここ小山だよね!」「茨城に入った?」「東京まで78キロだって」など着実に目標へ近づいていることを確かめながら走り、とうとう大きな大きな利根川に出会いました。その頃にはもう雨は止んで青空と太陽が迎えてくれました。利根川まで来た子どもたちと相談し、まだまだ体力に余裕がありそうだったので2日目の自転車を少しでも楽にしようということで、予定よりも10キロほど東京に近づいて1日目を終了しました。
2日目は早朝6時半に行動開始しました。朝からお天気も良くまさに春分の日という天気です。2日目の移動距離、目標の皇居までの距離は約47キロ。みんなにこの距離を伝えると、「よかったそんな短くていいんだ!」とか「昨日頑張っておいて良かった」など45キロがさほど大した距離ではない様子。やりきった経験からくる自信に満ち溢れています。そしてまたひたすら4号線の旅が始まりました。途中の道の駅で朝ご飯を食べ、途中の牛丼屋さんでお昼を食べて日本橋を目指します。いよいよ東京都に入ると周りの状況が目まぐるしく変わってきます。人の数が増えて橋を渡る回数も増えて線路を渡る回数も増えます。今まで畑や田んぼばっかりだった風景画、住宅地に変わり、ビルばかりの商業地に変わっていきます。自転車で旅する子どもたちにはこの変化がとても新鮮だったようです。都内に入るとみんなカウントダウンです。1キロ1キロ近づいていく目標に向かって、はやる気持ちを抑えながらしっかりとこぎ進んでいきました。そしてとうとう日本橋に到着。もちろん全員が最高の笑顔でその橋に立ちました。この企画が立ち上がってから、ここに立つことを望んでいた子どもたち、その思いがこの場面に詰まっていました。「日本国道路元標」国道4号線の起点に自分たちの足で辿りつきました。
その後は最終目標地点の皇居大手門へ。皇居までの道のりは勝者を思わせる、そんな背中で語れる男たちになっていました!
本当にかっこいい子どもたちです。
帰りの電車では早くも次の目標を相談するきっずたちでした!
次は何キロ行こうかな!!
スキー教室 最終回
今日のあおぞらきっずのスキー教室は、今シーズン最終回でした。
天気予報は曇りの予定でしたが、朝スキー場に到着すると素晴らしい晴天となっていました。
まさに青空!山の上から見ると雲海が一面に広がり、雲の上でスキーを楽しむような景色が見られました。
スキー教室は今シーズン4回目となります。
参加する子どもたちはメキメキと腕を上げ、4回目ともなると自分の滑りに自信を持って色々な斜面に挑戦したくなるようです。また、スキー場の中にあるジャンプ台などにも挑戦していて、「ちょっと浮いたような気がした!」とか「観てた?僕のジャンプ!?』などと、スキーを楽しんでいるようでした。
急速に春の訪れを感じるこの頃ですが、まだ3月。
今度はご家族と一緒にスキーを楽しめるシーズンなのかなと思います。