「森の学童」
わかったこと。
自習の時間、子どもたちは楽しげに勉強に向かいます。
思い思いの場所に、子どもたちなりの姿勢で。
これで良いのか?悪いのか?
しかし子どもたちは楽しげに勉強に向かいます。
*ちなみに屋外に机は用意にしてあります!
鬼怒川ラフティング & キャニオニング、マウンテンバイク、冬シーズンも! ー 世界遺産日光&鬼怒川温泉を中心としたアウトドア体験の宝庫
子ども自身の力で移動できる最大で最高の武器「自転車」で旅をする「チャリ旅」は、冒険活動の中で不動の人気を誇っているプログラムです。
1年生から参加可能できるということもあって毎年たくさんの新1年生が不安と楽しみを抱えながら春のチャリ旅デビューを果たしますが、あることが身についているのといないのとでは、お子様の自転車スキルはもちろん、気持ちの余裕も大きく変わってきます。
先週は「ハンドルブレーキは適切な距離にありますか?」というお話をしました。
「うちの子も1年生になるからチャリ旅を!」と心待ちにされているのなら、お子様の安全な自転車の旅のため、今からぜひ以下のことに気をつけて自転車の練習をしてみてくださいね。
補助輪なしの自転車に乗れるようになったけど、なんだかフラフラしてて心配…。
その原因はサドルの低さが関係しているかもしれません。
フラフラしているのに、サドルの高さをあげるなんて‼︎…と思いますよね。
逆なんです!!
漕ぎあげた足(太もも)が水平よりも高くなると漕ぎづらくなって、スムーズにペダリングができず、必要なスピードも出なくなってしまうのです。
スピードが出ないとフラついて、上達もどんどん遠のいてしまうのです。
「初めての自転車」では転ばないよう、いつでも止まれるように、両足がしっかりつくように調整することが多いかと思います。
「慣れたかな?」と思ったら、サドルの位置は少しずつ高めに設定していきましょう。
●補助輪なしデビュー時のサドルの高さの目安
(写真提供フリーサイトより転用)
・両足の裏がほぼ全面地面に着く〜軽くかかとが浮くくらい
・膝はまっすぐ〜軽く曲がるくらい
地面に足がつく安心感を持つことで転ぶ恐怖心を軽減でき、練習もスムーズになります。安心感を持って乗りつつ、ハンドルブレーキで止まる練習(癖)をしっかりとして行きましょう。
●慣れてきてからのサドルの高さの目安
・両足を地面につけた時に、かかとが軽く浮くくらい
慣れてきたら、サドルを少しずつ高くしていきましょう。
ペダルを漕ぐ足の屈伸がスムーズになり、快適に乗りこなせるようになります。
しかし、地面への足つきは悪くなるのでハンドルブレーキがしっかりと使いこなせていること、また、停車時は片足だけ地面について停まれることが必須条件となります。
無理に一気にあげるのは怪我の元なので、やめましょう。
「少しずつ」がポイントです!
あおぞらきっず は、チャリ旅デビューきっずを応援しています!
チャリ旅のスキルアップをしていけば、1泊2日100kmの東京までのチャリ旅も夢じゃない!(今年は3月に開催決定!)
*今年の4月も「初めてのチャリ旅」を複数の市の後援のもと行う予定です。
詳細は3月中に公表予定!乞うご期待!
子ども自身の力で移動できる最大で最高の武器「自転車」で旅をする「チャリ旅」は、冒険活動の中で不動の人気を誇っているプログラムです。
1年生から参加可能できるということもあって毎年たくさんの新1年生が不安と楽しみを抱えながら春のチャリ旅デビューを果たしますが、あることが身についているのといないのとでは、お子様の自転車スキルはもちろん、気持ちの余裕も大きく変わってきます。
先週は、足ブレーキの危険性についてご紹介しつつ、ハンドルブレーキを使う癖をつけていこうというお話をしました。
「うちの子も1年生になるからチャリ旅を!」と心待ちにされているのなら、お子様の安全な自転車の旅のため、今からぜひ以下のことに気をつけて自転車の練習をしてみてくださいね。
ちゃんと効いてるってどういうこと?
って思うかもしれません。
いやいや、うちは新調したばかりだから、ブレーキもしっかり効くよ!
ここでちょっと気をつけて!
「子供はすぐ大きくなるから…」と、自転車も少し大きめで購入することがほどんどだと思います。自転車はお子様の身長に合わせて買い換えていきましょう!なんてことは、流石に言いません。重要なのは、ハンドルブレーキまでの距離なのです!!
ハンドルブレーキの効き自体が良くても、お子様のサイズに合っていなければ、ちゃんと使いこなすことはできません。
ハンドルブレーキに指をかけた時「指先ギリギリで握れる」ようだと、結構危険かも!
とっさの時にしっかりと握れず、止まることができない恐れがあります。
結果、足でブレーキをかけることに…。
もしお子様がハンドルブレーキでなかなか止まれず、足ブレーキを使っているようだったら、これが原因の1つかも!?
また、ちょっと握っただけでもブレーキが聞きすぎちゃうから怖い、ブレーキを強く握っているのに効きが悪いから怖い、ということもあるかもしれません。
ブレーキまでの距離もブレーキの強弱も調整できるので、どれか1つでも当てはまりそうであれば、ぜひ自転車専門店へ行って今のベストな状態に調整してみてくださいね。
グン!と快適に乗りこなせるようになるかもしれません。
あおぞらきっず は、チャリ旅デビューきっずを応援しています!
チャリ旅のスキルアップをしていけば、1泊2日100kmの東京までのチャリ旅も夢じゃない!(今年は3月に開催決定!)
来週は、自転車で気をつけたいこと③をお伝えします。お楽しみに!
*今年の4月も「初めてのチャリ旅」を複数の市の後援のもと行う予定です。
詳細は3月頃公表予定!乞うご期待!
すごく欲しかったものを買ったけど、実際手にしたら3日で飽きた。
自分のものより、友達のものの方がよく見える。
買って満足、袋に入りっぱなし、タンスの肥やしに。
よくあることです。
私も今までに同じ経験を何度となく繰り返してきたことか…。
皆さんは「限りない欲望」という曲をご存知でしょうか?
Bank band がカバーした、この曲を初めて聞いた時には大きなショックを受け、一瞬フリーズしてしまったことを覚えています。(原曲は井上陽水さんのようです)
その歌詞の中では、欲望の1つに「物欲」をあげていますが、本当に限りないものなのです。
物欲を満たしたところで、また新たな物欲が湧きでる。
物欲を満たすべく片っ端から買い集め、その時は満たされたけど、なんとなく空っぽ感がある。
欲しいものが手に入ったのに、こう感じるのは何故でしょう?
その理由は「幸福の感じ方」にあるようです。
コーネル大学の心理学教授、トーマス・ギロヴィッチ氏が20年間に渡り行なった研究では、「物を買うより様々な経験をすることの方がずっと幸せを感じられる」ということが明らかになり、さらには「冒険に関わる歓びは持続性がある」ことも判明したそうです。
そう。
人生を豊かにしたいなら、物を買うより、たくさんの体験をし、経験積んでいこう!ということなのです。
いやいやいや、物はずっと持ち続けられるけど体験は一瞬で消えて後にはほとんど何も残らないじゃないか!と思う方もいるでしょう。
確かに、物は明らかに目に見え、物欲を大いに満たしてくれます。
しかし実際は、どうでしょう?
物は、手に入れた最初のうちは新鮮で刺激的ですが、実はほんのわずかの間しか幸せになれないのが現状です。
幸せの敵の1つは「慣れ」なのです。
思い返しても「あー、そんなものもあったね」の一言で終わってしまうのではないでしょうか?
それに対し、体験はどうでしょう?
私たちは体験したことは、意外と覚えています。
むしろ、思い出したらどんどん蘇ってきます。
テレビでいくら面白いバラエティの旅番組を見ていても、実際のことは何も変わらない。
自分の体で体験することで初めて、その土地の景色に触れ、食事に触れ、地元の人に触れ、様々なことを肌で感じられる。
車でしか行ったことがなかった場所へ、自転車を漕いで辿り着いた時の達成感
自分の足で登った先で見た、大パノラマ
スーパーで買ったものではない、自然の恵みをいただいた時の有難さや美味しさ
生き物に触れた時の驚きや喜び
キャンプで作ったカレーのジャガイモが半ナマだったりすることもある。
帰りの電車賃でジュースを買っちゃって、電車賃が足りなくて焦って大泣きすることもある。
リュックに荷物を詰め込みすぎて道中嘆くことだってある。
(リュックにはたくさんの思い出が詰められるよう、荷物は最小限にしよう!笑)
失敗談なんて、最高のお土産じゃないですか!
いつかはそれが笑い話となって、仲間との最高の時間になるのですから。
モノはどんどん古くなり、そのうち手放す時がくるけれど、経験はその人の一部(人生の糧)となって、いつまでも生き続けるです。
さぁ、準備はいい?
週末はオモチャやゲームを放り投げ、外に出かけよう!
地球にはたくさんの種類の生き物が住んでいます。
世界では175万種その内の7割が昆虫とも言われています。確かに昆虫は種類が多いかもしれません。
男の子たちが大好きなカブトムシ、クワガタだけでもたくさんの名前があったと思います。
まだ見つかっていない新種もいるので世界中を探せばこれからもっと増えるかもしれません。
日本では9万種以上 まだ見つかっていないものも含めると30万種を超えるそうです。
まだ見ぬ新種の生き物を求めて森に冒険に出かけるなんてロマンがありますね。
日本の固有種は131種類 ニホンザル ニホンカモシカ オオサンショウウオなどなど日本は島国なのでここにしか生息していない生き物の宝庫です!
自分とは違う暮らしをしている生き物たち。子どもたちにとってはかなり興味を惹かれます。
興味を持つということは疑問が生まれるということ。
子ども達は生き物とどのような関わりをしているのでしょうか?
「観察する」
どんな体をしているのか?足は何本?羽は生えてる?何を食べるのかな?
「触れる」
どこを持ったらいいのか?触った感触はどうか?
「飼育する」
何を食べるのか?どんな環境なら暮らしていけるのか?
「食べる」
どうやって料理するか?美味しいか美味しくないか?
自分たち人間とは違う形、暮らし方 聞きたいことはたくさんあるけれど言葉は通じないので見て触って想像して見ることが大切なのです。
今回はこれまでのあおぞらきっずのプログラムの中で触れてきた生き物たちを紹介します。
カジカ
川ガキのとって食べようプログラムに登場する魚
鰍(かじか)川の中の石の裏側に隠れています。タコメガネでどこに隠れているか観察しながら釣り上げる。
普段の生活では何気なく魚を食べていますが、自分で捕まえてさばいて調理して食べる経験はなかなかできることではありません。
命をいただくことの大切さを押しえてもらっています。
バッタ
森のようちえん、森のトレハンなどでよく出会う昆虫。子どもたちにとっては素手で簡単に捕まえられる身近な生き物の一つでしょう。
カエル
川プログラム、チャリ旅の途中の田んぼや用水路などで出会います。沢旅シャワーウォークでは日本の固有種であるアズマヒキガエルを見つけたこともあります。
カニ
海のカニと川のサワガニ
川に住んでいるサワガニは日本の固有種であり一生を川で過ごします。雑食性でなんでも食べる食いしん坊!
ヤギ
森のようちえんの長岡に住んでいるヤギのももちゃん
子どもたちがよくエサをあげに行くのですが、好き嫌いが激しいので食べたくない葉っぱは全く食べないグルメな一面を持っています。
タガメ
川ガキのプログラム中に発見。みんなでガサガサ
かなり大きいサイズ!これには子ども達もびっくり!
シャケ
毎年秋に那珂川で開催をしている鮭観察遡上ラフティング
川で生まれ海を渡り産卵のために生まれ故郷の川に戻ってくる。長いものだと太平洋を8年くらいかけてぐるっと回ってくるものもいるそうです。
海から川を遡上するときは何も食べません。メスは産卵場所を作るためにヒレで川底の石をひっくり返すので尾びれがボロボロ。オスはメスの奪い合いで戦って体がボロボロ。
そこまでして子孫を残すために必死になっている姿を見ると毎年応援したくなってしまいます!
タコ
かまくら合宿で磯場に隠れているところを発見。海なし県の栃木県では出会うことができないので子ども達も初めての感触に大はしゃぎ!
吸盤が吸い付く感触が忘れられません。
セミ
夜の森探検でたまたま発見したもの
羽化の瞬間は美しいですね。あまりに綺麗なのでみんなで見とれていました。
森のようちえんで捕まえたメダカを家に持ち帰り3年育ててまた川に戻した子もいました。保護者と一緒に考えながら大事に育てていたそうです。
同じ地球に生まれたもの同士これからもたくさんの生き物とのふれあいを大切にしていきましょう!
naocあおぞらきっずではたくさんの生き物と触れ合えるプログラムを用意しています。
https://kids.naoc-jp.com
最近人気の「アウトドア」といえば「キャンプ」。
夏になるとキャンプ場は人でごった返し!というくらいの人気っぷりですが…テントや寝袋、BBQコンロなどなど、道具を揃えるだけでも相当なお金がかかるし、揃えたはいいけど、いざとなると準備や片付けが大変そうで…。
そんなイメージや、そんな経験はありませんか?
「キャンプ」にハードルの高さを感じて、なかなか始められないのなら、「今年こそは」ぜひ!
大変になってしまうのは、「足し算」で考えてしまうから。
「引き算」で、もっとシンプルに気楽で気軽なアウトドアを楽しんでみませんか?
そこでお勧めしたいのが、冬の今からでも始められる「デイキャンプ」&「焚き火」です。
わざわざテントを買って泊まらなくてもいいんです!
一生懸命、美味しいご飯を作ろうだなんて思わなくていいんです!
最初から完璧なキャンプをしようと思わなくていいんです!
必要なのは「焚き火台」だけ!
焚き火台さえあれば、火を作って暖も取れるし、美味しいご飯も食べられるのですから。
炭を起こすのに、一苦労している人を見かけますが、炭もいらない。
その辺に落ちている「枝」を拾ってくればいい。
そんなシンプルなデイキャンプは意外にも、大人も子供も思い切り楽しめるのです。
実際に、あおぞらきっず の子どもたちも「焚き火」は大好きで、1日中火の番に徹する子がいるほど。不思議ですよね、火ってなぜか惹きつけられる。
焚き付けにはどんなものが向いているかな?
火を大きくしているにはどうしたらいいだろう
火を継続するためには?
風が吹いてきた!火が消えちゃうよ!
などと、様々なことを考えます。
燃えやすいものとそうでないもの、燃焼時間が長いもの短いもの。
火の通り道や風の通り道。
体に伝わる火の温かさや、火で温めていただいた食事の美味しさ。
常に変化をする焚き火は、1つの体験から様々なことを結果的に学べる教育的効果も高い、奥深〜い遊び、注意力や現場対応力など「生きる力」を身につけるのに最適な遊びなのです。
ほら、道具なんてなくても。ね?
●そんな焚き火デイキャンプのおすすめランチ●
①アルミホイルでおにぎりを包んで、そのまま焚き火代へ放り込む(トング代わりに枝で取り出そう!)
②ソーセージパックを買ってきて、ソーセージを枝にさせて直火焼き(マシュマロなども!)
③カレーの缶詰を買ってきて、焚き火代の中で温める(缶の蓋は、必ず少し開けておくこと!)。パンも買ってくれば、カレーパンの出来上がり!
また、焚き火台に合うサイズの網を買ってくるとメニューの幅も広がります♪
完璧じゃなくていい。不便を楽しもう!
なんとなく、暖かい今年の冬。
なんとなく、雪遊びは今年はいいかな〜なんて思っていませんか?
雪、あるところにはあるんです!
こんなにもっ!!これ、今年の栃木県です!
一面雪だらけの森。
聞こえるのは
キツツキがコンコンコン…と木を叩く音。
風の音。
風が粉雪をさらっていく音。
そんなスキー場ではない、静かな冬の雪の森へ行ったことがありますか?
雪の森に入る大抵の人は、いわゆる「スノーシューコース」をコースに倣って歩くことがほとんどなので、そのコースをちょっと外れれば、たちまち足つかずの夢の雪世界が広がっているのです。
みなさんだったら、まず何をしますか…!?
とりあえず思いっきり走ってみる?
みんなでスノーフラッグとか!…これだけあったら走れないかも?笑
大の字になって倒れこんでみる?
バタバタ手を動かせば、たちまち「エンジェル」型の完成だ!
雪の斜面をコロコロ転がってみる!?
目が回りそ〜!!
本気で雪合戦!?
…それとも、隠し持ってきた「いちご飴」をこっそり口に入れ、雪をかきこんでみる!?
どれもこれも、思わずにやけちゃう。
そう、ここできることは無限大なのです!
そして、子どもたちの発想も無限大!!
穴の中の謎の生物に引き込まれたか!?
いえいえ、穴掘りです。
人が人を呼んで、穴が1つ2つ3つと増え、更には穴同士が奥の方で繋がって…まるで宇都宮名物「百穴」!
この日のプログラムは「エアーボード&スノーシュー」だったのですが、どうやら雪道作りの方に熱が入ったようです。
あおぞらきっず のプログラムでは、プログラム最中の概案はあってないようなものです。
なぜって、それはその日その時の子どもたちの「興味」を大切にしているから。
もちろん、エアーボードをやりたい子はとことんエアボードを楽しんでいます。
他にも、冬の森では昼間には姿をなかなか見せない動物たちの「宝物」が見つかることも。
それは足跡だったり、「落しモノ」だったり、角だったり、抜け毛だったり…。
それらを見つけて、動物が彷徨っている夜の森に想像を膨らますのも面白いですね。
「冬」をとことん楽しむ子どもたちに、寒さなんて関係ない!
どれだけ夢中になって、どれだけ本気で遊べるか!
そんな真面目な遊びこそ、「あおぞらきっず 」が本当に大事にしたいこと。
目で見て感じるものがある。
触れて感じるものがある。
教科書や図鑑、スマホでは決して教えてくれない、もしかするとそれは言葉ではうまく伝えることのできない感覚なのかもしれない。
そんな、五感に通じるたたくさんのものことを見聞きし遊ぶ中で、目には見えない心の部分が豊かになって「やりきった!」「楽しかった!」という充実感と達成感でいっぱいになって帰ってもらえたら、帰りの車の中はしゃぐ余裕もなく一瞬で寝てしまうほどに夢中で遊んでもらえたら、それはもう嬉しい限りなのです。