あけましておめでとうございます!
昨年もたくさんの皆さまにお越しいただきありがとうございました。
今年も期待していただけるアクティビティーベースとしてさらに頑張ってまいります。どうぞ宜しくお願いします。
正月からスノーツアーが始まります。
ぜひ雪のシーズンもお越しください!
鬼怒川ラフティング & キャニオニング、マウンテンバイク、冬シーズンも! ー 世界遺産日光&鬼怒川温泉を中心としたアウトドア体験の宝庫
茅葺きの古民家で冬の田舎暮らし体験をしてきました。
冬の古民家・・・覚悟はしていたものの、やはり厳しい2日間でした。
薄暗く、隙間風の入る屋内は、昼間から早速ひんやりと・・・。
囲炉裏で暖まろうとするも床は冷たく足が凍てつくよう。寒いからと言って、うちわで仰ぐと灰が床に舞い、目は煙で痛くなる始末。
食事の用意も、先ずは焚付の細い枝探を探して火を着けるところから。
電気やガスが当たり前のように使え、便利な生活を送っている私たち。
朝食の準備が終わり食事し、一息ついて少し遊んだら、また昼食の準備・・・。
何をするにも一つ一つ時間が掛かかり大変だった昔のことを思い「昔の人はすごかったんだね~」などと言う子どもたちでした。
せっかく古民家に来たので、こんなところでないとできないようなこともたくさんしてきました。
畑で採ってきた泥だらけの野菜を井戸の水で洗ったり、庭の柚を採って五右衛門風呂に入れて入浴したり、縁側を思いっきり雑巾がけレースしたり、餅つきをしたり・・・!!!障子が破れたり襖が外れたりしないように、思いっきり遊ぶコツも覚えました。(笑)
庭も、枝と一輪車と井戸と・・・それだけあれば、いくらでも遊んでいられます。
物が少なく不便ではあるかもしれないけれど、心がほっこりとするような穏やかな時間でした。
また、烏山は和紙が有名な土地でもあります。和紙がどのように作られていくのかお話を伺って、紙すき体験もしました。
木から紙ができることは誰もが知っているけれど、実際にその工程を知り、体験してみると驚くことばかり。これもまた、時間と手がかかり大変な作業であることを知りました。体験から和紙が出来上がるまでも、約一週間。手作りの和紙のはがきが届くのが今から楽しみです。
今回お世話になった悠遊会の方々にも昔の田舎での暮らしなど、様々なお話をしていただきました。今、自分たちがその場所(古民家)にいることで、昔の暮らしがイメージしやすく子どもたちも興味深かったようです。地元の方々と関わりのなかで、私たちスタッフだけではできなかった体験や、得た知識がたくさんあり、充実した2日間を過ごすことができました。
→https://www.facebook.com/aozorakids?hc_location=timeline
本日の森のようちえんも前回に続き、マンツーマン。
友だちがいれば一日の予定を相談して決めるところですが、一人なので100%「好きなことを好きなだけ!」自分で考えるなり選択肢の中から選ぶなりして楽しんできました。
で、今日は川の冒険と絵の具でのお絵かきがメインに、森遊びは少しだけ。
川の冒険では、水面近くの土がびっくりするくらい大きな霜柱ができていたり、用水路から川へと流れ落ちる出口の水の跳ね返りが葉っぱにあたって、葉っぱごと氷になっていたり・・・その度に、防寒対策ではめていた軍手を外して触ると・・・「つめた~~~~~!」。「冬」を感じて大きな喜びとビックリの声が。
川岸を歩いて道がなくなるとジャンプしたり石を頼りに小川を渡ったりしながらどんどん下流の方へ。川歩きにも慣れて、得意になって歩いていると・・・ジャボン!!!
あーーーーーーーー。冷たい川の中へ足が落ちてしまいました。
「やってしまった・・・」と一瞬体が固まって、私の顔を見て目が合って少し間が空いて・・・二人して大笑い!
さぁ、探検の再スタート。初めて来る場所だけど、「僕、道わかるよ」と、リーダー気分で先導しながらの探検は続きました。
川から石垣をよじ登ったり、橋の上を歩いたり、今度は川の中の橋の下を歩いたり。あっち行ってこっち行って・・・。
満足に川遊びをしたあとは、森へ探検に行くか絵の具でお絵描きをするか聞き、お絵描きをすることに。
赤・青・黄・白の絵の具をと3本の筆。書くものは自由。
色のつくり方のコツを最初に教え、作りたい色があればアドバイス。
すると、「山・川・リュック・霜柱・氷・岩・橋・自分・・・」と、さっきまでの楽しかった思い出を描き始める男の子。
混ぜて出来る新しい色の発見も驚きのようで、「オレンジになったー!」「グレーだっ!」などと、絵の具を出しては混ぜて、混ぜた色同士をまた混ぜて・・・と無我夢中で絵を描いていました。
豊富に用意された絵の具の色の数のいいですが、自分で作り出した何とも言えない味のある色はとても魅力的ですね。
これから冬本番。大人にとっては外に出るのも気温と相談・・・と躊躇してしまいがちな時期に突入しますが、冬ならではの自然の楽しさや美しさ、厳しさなどがあります。
ぜひ、冬の外遊びも満喫してもらえたらなーと思います。
今日はクリスマス会。宇都宮市の小学校の登校日と重なってしまったこともあり、今年は少人数での開催となりました。
今回のキーワードはチームワーク。「イニシアティブゲーム」と言って、ターザンロープやスパイダーネット等の既存のアスレチックを利用し、一人では解決できない課題に対し仲間同士が協力し解決法を出し合って課題を解決していくゲームを行いました。
(特別な正解とか間違いがあるわけでなく、課題解決におけるグループのコミュニケーションによって信頼感や協力性が生まれ、メンバー一人ひとりがひとつになって取り組むことをねらいとしています。)
さて、最初に行ったのはスパイダーネット。クモの巣のように張り巡らされた糸の間を糸に掛からないようにくぐり抜けるというもの。(糸には鈴が付いていて、触れると鈴が鳴る仕組み)みんな、そんなの簡単だよ!と下の段をくぐり自信たっぷりの様子だったので、では、お題。「上の段の糸の間を通ろう!」
さて、誰が通る?どうやって?ここはスタッフがヒントを出し、年齢の低い子が通ることになると、早速アイディアが出てきました。
「じゃぁ、僕が肩車するから、向こうで受け止めて!」年上同士が協力して年下の子を抱き抱え、糸に当たることなく(糸に触れると鈴が鳴る)無事クリア!
次に向かったのは勇気の洞窟。
「真っ暗な洞窟の先にみんなでゴールしよう!」というもの。
「じゃぁ、僕が先頭になる!」とぐいぐい進んでいく頼もしい年上の男の子と、「怖い」と立ち往生する幼児。
「みんなでゴールするにはどうしたらいい?」。相談すると、もう一人が「みんなで手をつないでいこう」と提案。
先頭のリーダーが手に持ったペットボトルで壁(進行方向)を確認しながら、本当に真っ暗な洞窟を前へ前へ・・・。みんな、手をしっかり握り合ってゆっくりゆっくり前へ前へ。右に左に曲がり、ようやく光が!
今までの3シーズン、わずかなライトを頼りにしていましたが、今回は子どもたちの提案と助け合いの成果あって自力で脱出することができました!
去年怖くて泣いてしまった女の子も、無事のゴールににっこり笑顔。みんな達成感と自信につながり、「よし!来た道を戻ろう!」ということで、復路も真っ暗な洞窟を進みました。
さて、最後はターザンロープ。先の切り株に降りるのがなかなか難しく、落ちたりスタート地点に戻ってきてしまったり。
繰り返しているうちに、勢いを抑えることや何回か往復してスピードが弱まってきたところで切り株に降りる術を習得。
一通りターザンごっこして遊んで慣れてきたところで、さぁ、お題!
「ターザンをして全員が落ちることなく一つの切り株に到着しよう!」
最初の一人、二人はお手の物。四人目、五人目となってくると切り株の足の踏み場もなくなってくるので、おしくらまんじゅう状態に。
ぶつかる、押される、落ちるを繰り返し、成功したり失敗したり。
失敗しても成功しても、楽しい笑いいっぱいの時間。
そして、子どもたちの問題を解決しようとするときの発想力と、協力し合う姿と言ったら!!
お昼には毎年恒例のお菓子ケーキ作りにプレゼント交換。
今年もまた、抜群のセンスのケーキができました!
今回は人数こそ少なかったからこそ、友だち同士がじっくりと関わり、ぐっと絆を深められた一日になりました。
行ってきました、11月の海!
あおぞらきっずのかまくら合宿(葉山合宿)は葉山のビーチで行いました。
今回も海の達人「鎌倉太郎」と海を遊び尽くしました。
1日目
いつもの鎌倉合宿は鎌倉駅にて下車でしたが、今回は逗子駅まで。そこからさらにバスで20分と全体で3時間半くらいの乗り物移動で、子どもたちの遊びのパワーはフル充電。バスから降りて潮風を感じ、防風林の隙間から見えた青い海と海の向こうの富士山に気持ちが抑えられません。宿に着くとすぐにウエットスーツに着替え海岸でお弁当を食べる予定がいきなりの堤防ダイブや磯遊び!
11月に海?
あおぞらのきっずたちはたくましいです。最高の天気に恵まれはしたものの、決して温かくない水へ次から次へと飛び込んで行きます。泳ぎに自信のある子たちは鎌倉太郎さんと50メートルくらい沖にある大きな岩まで泳ぎついて雄叫びをあげてました。ライフジャケットでプカプカ浮かんで波のうねりをずっと楽しむ子、堤防についたイソギンチャクで遊んだりヒザラガイやカメノテを採ったりする子。体当たりで海を楽しみました。釣りを始めると、なかなか釣れずに苦戦。。。でもハゼ、ギンポ、フグが釣れました。そして普段はできない砂ぶつけが始まり、日が暮れるまで続きました。
今回は普段のあおぞらきっずではなかなか味わえない屋根の下で壁がある、食事げ出て温かいお風呂のある環境での宿泊!そんな環境になれていないあおぞらのきっずは「夕食だよ」というと、暗い野外での食事だと思いジャンバーとヘッドライトの用意をする子どもたちも笑!さすが何が必要かを学んでいるんですね!!
そして夜は恒例の肝試し大会。大満足で過ごした1日目でした。
2日目は朝の散歩で風の冷たさを感じて始まりました。
海へ入る事を選択したのは2人だけでした。ビーチで宝探しをして思い思いの宝物を手に入れる子どもたち。ビーチグラスに貝殻、ウニ?海藻?、それぞれの宝物を大切なお土産に。
2日目の釣りは少し場所を移動した堤防で。強い北風の中でしたが根気よく釣りをする子どもたちが多く釣果もそこそこメバルが釣れました!葉山の海は水がきれいで、波も穏やかで子どもたちを優しく迎えてくれました。
今年のあおぞらきっず海合宿もこれで終了。今年も鎌倉太郎さんにご協力いただきたくさんの海遊びを体験する事ができました。海のない栃木の子どもたちも、しっかりと海の遊びや楽しさを心に刻んだことでしょう!
また来年の海合宿が楽しみです!!
かまくら合宿の画像はこちら
9日は毎年恒例、那珂川での鮭の遡上の観察に行きました。
河原につくなり産卵を終えて息絶えた鮭が数匹が横たわっており、川には遡上している鮭の背びれだけが動いて見え、サメみたい!と興奮のなか、観察ラフティングが始まりました。
川の真ん中に移動すると川原では見ることのできない、泳いでいるたくさんの鮭がよく見えました。スピードに乗ってボートのすぐ横を泳いだり、跳ねたり!あっちでも、こっちでも!途中、産卵ポイントに寄って河原に降り、じっくりと観察。
産卵ポイントには、鮭の死骸もたくさん。子どもたちは鮭の死骸だろうとお構いなしで、触ってみたり抱き抱えてみたり。ずっしりと重い鮭を両手で抱えてにっこり。
ストームフィールドガイドの委託スタッフさんに、鮭についても色々と教えていただきました。
尾びれがボロボロになっている方がメスで、それは卵を産むために尾びれで石を動かしているためであること。
海にいる鮭は赤い色素のある生き物を食べているから赤身になり、川へ行くと白身の生き物を食べるので白身に変化していくということ。
などなど。へぇ~!!!大人の方が興味津々で聞いてしまう。
観察後には、用意していただいた、いくらと赤身の鮭をちゃんちゃん焼きで、昼食をいただきました。
今回は途中雨が降ってしまい、悪天候の中の川旅でしたが・・・最後は結局みんなパドルを使って水かけ祭り。
鮭の遡上の観察も興味深いけれども、子どもたちにはやっぱりこれが一番!なのでしょうね。
今回は二人としっぽりなGirls adventure。
宇都宮は曇り空で冷たい風が吹いていたようですが、那珂川は心地よい秋晴れでした。
河原へ出かけると、遡上してくる鮭をたくさん観察することができました。増殖のために特別に委託された人たちが数人鮭を釣り上げていて、これから卵を産もうとしている鮭も間近で観察させていただきました。見たこともない大きな釣り針に、大きな鮭。たくさんの綺麗ないくら。二人共びっくりして、じーっと立ち止まって観察。いくらもツヤツヤと綺麗に輝いていて・・・宝石みたい!と指にあてがって指輪を作り、にっこり♪お姫様気分。
10時頃には、手作りピザを作るための焚き火の準備を開始。
石を集めてかまどを作るのも、松ぼっくりが良い着火剤になるのも、長くて太い枝は足で折ればいいことも・・・焚き火を何度か経験した年上のお姉さんが年下の子に教えくれ、準備もスムーズに。
あいにく原っぱに落ちている枝のほとんどが桜の枝だったため、火がつきにくく何度も失敗・・・。
「火をおこすって大変なんだね~」と話しながらも、諦めずにあれやこれやと風の送り方を調整してなんとか安定し、みんなホッと一安心。
一度着くと火持ちが良いため、その間にピザ作り。好きな具材を好きなように乗せ、網の上でジリジリ。熱々の手作りランチを外で食べるのって、やっぱり気持ちがいいね!
そして、午後には木登り。
自分の背よりも高いところでも、安定した場所に手や足をかけて、よいしょ!・・・一人で登れなかったら、お姉さんに手を借りれば、ほら!簡単に登れちゃう!木の上にもすっかり慣れて、木の上で女の子が大好きなおままごとがスタート。まさに、ツリーハウス!
人数こそ少ないものの、自然の中でたっぷり、まったり楽しんできました!
11月1日~3日、6人のあおぞらきっずたちと海までの80kmの道を2泊3日かけて走り、大洗まで行ってきました。
雨天中止となっていたものの、前々からの予報は雨。
どうする?空は見方についてくれるのか?天気予報とのにらめっこ。雨は1日目だけ・・・しかも小雨が降ったり止んだりとの雨雲レーダーの動きを見て、雨天中止の予定を、小雨決行に変更。今後の雨量と道路の交通状況によっては、一時休憩もしくは車両移動も考慮に入れながら、レインウェアを着てのスタートとなりました。
1日目、雨の最中のほとんどがサイクリングロードだったこともあり、車の心配をほとんどすることなく走行。走り始めてまもなく、一人の男の子が坂道カーブで得意のドリフトをしたら、スリップして横転!濡れたアスファルトはブレーキの効きが悪くなること、スリップしやすく危ないことを本人も周りの友だちもハッと気づかされた一件でした。県道に出てからは雨も随分と小降りになり、予定通り走り切ることができました。
途中、神奈川から那須を目指しているという18歳の青年に会い、子どもたちは興味津々。君たちもいつか、そんな風に旅をしたりするようになるのかな?
2日目、3日間の中で一番大変な日。
緩やかな上り下りのある県道をひたすや走る!走行距離も・・・長い!!
標識の「水戸」「大洗」までの距離を確認しながら、着実に目的地に近づいていることを励みに進む子どもたち。
1日目、2日目と計65km走っても、まだまだ元気。
到着後、近くの公園で遊んで夜は部屋の押し入れで遊んで、夜9時前にはみんな熟睡。思いっきり遊んで疲れて寝る!
そして3日目、最終日。晴れ!
残りの15kmはスタッフ知人の地元の方がご一緒してくださり、ローカルな田舎道を走行することができました。ヤンキーチャリ漕ぎなども教わりながら、気持ちよく走行・・・しすぎて、寄り道寄り道で、結果80kmオーバーしてのゴール。
ゴールした神社の鳥居から海が見えた時の子どもたちの笑顔は最高に輝いていました。
あおぞらきっず初の2泊3日のチャリ旅。一つの大きなプログラムを終えて感じたことは、子どもは大人が思っている以上に逞しいということ。困難も、友だちと一緒なら励まし合って乗り越えて行ける。びっくりしたのは、誰ひとり弱音を履かなかったということ。
3日間、常に一緒だった仲間たち。笑顔もたくさんあったけど、衝突もたくさんあった。喧嘩したり、怒られたり、涙を流したり。でも、宿泊を通してチャリ旅を通して深まった絆があったのではないかなと感じます。
2泊3日 80kmを完走してしまった。さて、次はどこを目指そうかな?