2018年が始まりました。
おせち料理にお年玉、参拝と慌ただしくも心晴れやかな新年の初日が終わろうとしておりますが、皆様いかがお過ごしでしょうか?
あおぞらきっずでは今年も、満3歳児から年長児までの森のようちえんの活動と、年中児から小6年生までの冒険活動で、たくさんのドキドキとワクワクとをご用意してお待ちしております!
新年度のプログラムは2月頃に発表予定です。お楽しみに!
鬼怒川ラフティング & キャニオニング、マウンテンバイク、冬シーズンも! ー 世界遺産日光&鬼怒川温泉を中心としたアウトドア体験の宝庫
あおぞらきっずでは、時々お世話になるお寺があります。ある時は森の中で滝行を、ある時は一年で一番寒いと言われている大寒の日(の前後の土日)に大寒禊(野外で井戸水を体いっぱいに浴びて心身を清める)を。
そして、今年最後となるプログラムでは、「宿坊」の体験をさせていまだきました。
1泊分の荷物を背負い約9kmの道のりを歩いてお寺を目指し、それから宿坊体験をするのですから、それなりの体力と集中力が試されます。最年長の6年生にとってはゆっくりなペースでも、最年少の年中児にとっては大変なもの。リュックの重さと長時間の移動とで、疲れ、転び、何度涙を流したことか…。
そんな時、面白いことを言って笑わせたり、鬼ごっこをしたりし、笑顔とやる気を取り戻そうとする年上の子たち。子どもながらにも小さい子を思いやる気持ちが伝わってきて、とても頼もしく感じました。
対象年齢を絞ることで活動の幅が広がることに間違いありませんが、このような思いやりの心は、体力も精神年齢も離れた幅広い年齢での活動の中で、より自然と生まれくる傾向にあるので、今後も大切にしていきたいと思っています。
さて、普段はひょうきんでお喋り好きな子どもたちも、住職さんの前ではピシッと背筋が伸びるのでした。
お寺では、座禅、読経、写仏、写経、掃除、朝のお勤めと体験させていただくと同時に、それぞれをする意味などをその都度分かりやすい言葉で教えていただきました。
そのほか、畳の上の歩き方やその理由、太鼓を叩いたり法螺貝吹いたりする理由なども…。
お寺での修行体験では、自分の心と向き合ったり、集中力を養ったりと様々な効果があるようですが、なかでも驚いたのが、座禅と写経の時間です。
1回目は何も考えないよう5分、2回目は今日一日を振り返りながら6分行った座禅では、誰一人言葉を発することなく時間が過ぎました。2回目の方が1回目より短く感じたのは集中していた証拠なのだとか…!
そして、一番集中したのは何と言っても「写仏」「写経」の時間です。
1時間も集中できればいいかな?と予定を組んでいたのですが、すごい集中力を発揮し、全員、写仏と写経の両方に挑戦。誰1人飽きることなく2時間という長い時間を一つのことに集中しきったことに、スタッフも住職さんもビックリ!
これらの体験をすることで、心がスッと軽くなるようなクリアになるような感覚を覚えたのは、きっと子どもたちも同様なのではないかな?と思っています。
「できない」「やって!」と、お願いすることの多かった一日目。
年上のお兄さんたちに助けられながら、お寺で様々な体験をし、初めてのお泊まりも成功!二日目の帰路ではリュックを背負って「全然重くない!」と笑顔。年中児の男の子も、たった1日で随分と逞しくなったものです。
インフルエンザの流行により直前のキャンセルもあって、参加者は少なくなってしまったものの、それぞれがとても意味のある有意義な時間を過ごせたのではないでしょうか。
雲のない青い空、ひんやりした空気。
気持ちの良い晴れた冬の朝に雪化粧の日光連山が見えると、心まで爽やかに晴れていくような気がします。
さて、先日気象庁より今期の冬は「ラニーニャ現象」の発生により、寒さが厳しくなるとの発表がありました。
そこで、満員御礼、キャンセル待ちとなっていたスキー教室を追加開催することとなりましたので、お知らせいたします。
弊社ではスキーを履いて片足で歩くところからサポートいたしますので、本当に「初めて」でも安心です。
最初は難しくても、一度「滑る」感覚を味わってしまえれば、今までに経験したことのない「楽しい!」が待っているはず!
スキー上達のポイントは継続して練習をすること。
「続くか分からない…」と心配な気持ちもあるかと思いますが、お子様のスムーズな上達のため、ぜひ継続してご参加いただければと思います。
詳細はこちらをご覧下さい。
冬のスポーツを気持ちよく楽しみましょう!
皆様のご参加お待ちしております!
①1月14日(日)…満員御礼
②1月20日(土)…◎(追加開催日)
③2月17日(土)…◎(追加開催日)
④2月18日(日)…満員御礼
⑤2月25日(日)…満員御礼
⑥3月10日(土)…△
そのほか、スノーアクティビティも好評受付中です!
●2月24日(土)…エアーボード
●3月3日(土)…ムーンライトスノーハイク
詳細はこちらをご覧ください
tokyobikeは東京を走るためのバイクと感じてしまいますが、コンセプトにスピードを出すことよりも、踏み込んだ瞬間の軽さや、上り坂をすいすいと上れる気持ちよさ。風景や空気の匂いを感じるためのデザインとあるようです。
まさに、日光でもtokyobikeかも!!
今回届いたバイクは「TOKYOBIKE 26」というタイプで、誰もが使いやすいスポーツバイクというタイプです。走り出しの軽さは、思わず「わっ」と言って笑ってしまうような軽快さです。デザインはとにかくシンプルで、どこか懐かしく暖かい感じのフレームカラーはバリエーション豊富に用意されています。(ちなみにこの色はブルーグレー)
ワンポイントのエンブレムもなんかいい感じです!
細部にまでこだわりを感じることができる、自転車に乗ることがすごく楽しいと感じました。
早速、日光の寺社や町巡りで試してみます!
冬のキャンプをより快適に!
寒い冬だからこそ、キャンプをオススメします。
ハードに、ひたすら寒さを感じて自然と一体になるキャンプは・・・
アイテムさえ揃えば、暖かくて快適に過ごせるキャンプが誰でもできますよ!
必要なものは、電源付きのオートキャンプ場。優しい色のコットンテント。心地よい眠りに導いてくれるホットワイン。ぼんやりと温かな炎を灯す焚き火。じんわりと足元を温めるホットカーペット。ふわふわと包み込んでくれるダウンシュラフ。これだけ揃えば最高の冬キャンプが待っています!(個人的な見解ですが)
ちなみに周りをぼんやり明るくしてくれるランタンタイプのストーブtoyotomi のRL-25Fを愛用しています!(テント内でのストーブの使用は火災や一酸化炭素中毒になる危険があるため禁止となっています。)
先週末は2年ぶりの開催となった100kmのチャリ旅(宇都宮から東京.日本橋、皇居コース)でした。
通常のチャリ旅は1年生から6年生まで参加可能なので、最年少の1年生に合わせています。そのため割とゆったりめのペースで、遊ぶ時間もしっかりと見繕っているのですが、今回の参加条件は4年生以上。
というのも、このコースに限っては走って走って走りまくる、ある意味本当に自分との戦いのチャリ旅なのです。
高学年にもなると遠慮や恥じらいが出てくるのか?顔見知りの間柄だけど、声をかけ合うことができず、なんとなく固めな表情でスタートした5名のキッズたち。
コースの8割は、単調な国道4号線をひたすら走行するといった具合。
まとまった長い休憩時間がない分、お互いのコミュニケーションをとる時間も少ないので、側道の斜めになったヘリに自転車を乗り上げてみたり、街路樹やボールを使ってのジグザグ走行をしたり、両手放しや面白い漕ぎ方に挑戦したり…ちょっとした楽しみを加えていきながら、休憩も含め1時間に約10kmというペースを、2日間ともほぼほぼ崩さずに進んでいきました。
距離を稼ぐにつれ、黙々と走っていた子どもたちが国道沿いに建てられている「4号 ○km」の標識を意識するようになり、見つける度に、そこを指差し、それに気づいた後の仲間が真似る伝言ゲームが自然と始まりました。
ジェスチャーのみのコミュニケーションなのに、そこには最初には見られなかった仲間意識が…。
そして、信号待ちの時に「あと25kmだね!」などと、着々とゴールに近づいている喜びを共感し合うのでした。
小休憩の後のサドルに当たったお尻の痛み。
漕ぎまくってパンパンになった太もも。
一泊二日の全ての荷物を詰め込んだリュックを預けた背中。
前の走行者との微妙な距離を保つため常に緊張していた指先と腕と目。
クタクタに疲れ果てた子どもたちは9時半には全員就寝し、起床予定時間にこちらから起こすまで誰一人目を覚まさないほどでした。
白い雪をどさっとかぶった富士山を多くに眺め
びっくりするくらい広い利根川の橋を越え
埼玉県と東京都の境目に立ち
荒川ではやっとスカイツリーを見つけ
イルカがいるかもしれないという隅田川も越え
いよいよ「東京」の表示も「日本橋」へと変わり
数字も一桁に。
黙々と走り続けて、それでも到着時間は大体想定の通り。
日本橋を観光し、ゴールの皇居で観光をし、最後東京駅でお土産を買って帰る。
最後はバタバタで、あっという間に電車に乗って終えたチャリ旅。
楽しかった?って聞くと、もしかすると「疲れた」とか「辛かった」と言う声が聞こえてきそうな今回の旅。多分、今まで経験してきた楽しいチャリ旅とはまた違った感覚だったかもしれません。
でも、2日間全力で走りきった子どもたちの中には「100kmを完走した」という事実は大きな自信へと繋がった事でしょう。
初めてのチャリ旅小山開催しました。先週はチャリ旅宇都宮&りんごチャリ旅。来週は初めてのチャリ旅鹿沼とチャリ旅尽くしです。この時期は天候も安定しているので自転車で走るにはいい季節ですね。
今回は初めて小山での開催ということで14kmの思川沿いを走るサイクリングロードをコースとして設定。川沿いなので道路の起伏が少なくてとっても走りやすい。余裕を持った時間配分になっているので途中の休憩タイムもたっぷりとることができました。
スタートしてからしばらくは緊張なのか、恥ずかしいのか静かなキッズ達。でも、最初の休憩の頃には体も心も温まっておしゃべりを始めていました。
思川に掛かる橋から川を眺めていると何やら大きめの魚が泳いでいます。河原に降りてその魚を探しに行こうということに。
見つけた魚はなんと!【鮭!!】
先週那珂川をボートで下る鮭の遡上ラフティングを行ったのですが、思川もまた鮭が産卵のために遡上してくる川だったのです。河原に打ち上げられた鮭の遺体を観察する子ども達。
「こんなに大きい魚初めて見たよ。海から来たんでしょ?これは雄?雌?なんで死んでいるの?卵はどこ?」と質問の嵐。鮭の生態、産卵までの流れ、雄、雌の違いなどを説明しました。自分の地元を流れる川に海からやってくる魚がいることを全員はじめて知ったようです。
今度は河原で石投げ水切り大会!ツルツル平らな石を見つけては投げるの繰り返し。「3回できたよ!今の見てたでしょう?」とコツを掴むと少しずつ上達して、水面を跳ねる石に夢中でした。
目標にしていた鉄塔と線路に到着したのでお待ちかねのランチタイム。初めて会った友だちばかりだったチャリ旅ですが、一緒に走ればもう仲良し。隣同士に座ってお昼を食べました。
タイミングよく電車が通ると手を振る子ども達。運転手さんも汽笛で返事を返してくれました。ご飯を食べて元気をつけたら後半戦に出発です。
行きは無風で気持ちよく走れた道も帰りは向かい風に変わっていました。風の負けないよう、スピードが落ちないように立ち漕ぎで漕ぎまくる子ども達。なんとか走りきりました。
途中休憩のために公園によると休まずに遊具に走り出します。チャリに乗っているときは「疲れた。次の休憩はいつ?ちょっと休もうよ。」と言っていたのにまだまだ走り回る余裕があるようです。
ゴール直前の最後のポイントは大沼。ここは人口の貯水池で雨天時や田んぼに水を張る際に活躍するのだそう。ここを1周ぐるっと回ります。
また向かい風、横風といろんな方向から強く吹いきます。自転車を止めておくと倒れてしまうほどなので弱まるまで少し休憩。
最後のゴールではみんなで手をつないで「バンザイ!」
ちょっとくらい風が吹いても、川で遊んで靴が濡れても自転車を走り進める子ども達。出発した時より少しだけワイルドになったかもしれません。
あおぞらきっずでは年間を通して様々なプログラムを行っています。新しい仲間と新しい冒険に出かけよう。
昨日の森のようちえんは、今年度で一番3歳児の参加が多く、そして一番長い距離を歩いた日かもしれません。
まず最初は、山羊のももちゃんに会いに、いつもの丘へ。
丘の上は、いつもとは違う景色で、そこには伐採して丸太状になった杉がどーんと転がっていました。
3歳児には行先を阻む太い杉。そこをまたいだり登ったりして通り過ぎるのも一苦労するほどだったのですが、そこを一本橋のように渡って見せると「僕も」と登り始め、あっという間にアスレチックに。
地面は凸凹で固定されてる訳でもないので、杉の上に立つとグラグラと若干の揺れ。一人でバランスよく進んでいくのは、さすが年長児。3歳児はバランスを崩し落ちたり転げたりしながらも一人で進もうとする子や、大人の手を借りながら慎重に進んでいく子と様々。
丸太と丸太の間をジャンプして渡ったり、蛇鬼のように対面時に「じゃんけんぽん」をして「丸太鬼」を楽しんだり…!
ただ杉が落ちてるだけなのに、これだけ子どもを魅了し、遊びに集中させる遊具、杉。シンプルだけど、公園では味わえない楽しみ方ですよね。
森のようちえんには、野外の活動にも関わらず、虫が苦手な子や汚れるのが苦手な子も来ます。
汚れるのが嫌な子は、坂を登るにも降るにも自分の手が土で汚れないよう人の手を借り、決して地面には手をつけない徹底ぶりなのですが…昨日、下り坂で途中で自ら手を離し「滑り台で降りてもいい?」と、お尻をついて自分で降り始めたのです。
様々な体験をしながら、みんな少しずつ少しずつ成長していってるのだなぁ…と嬉しくもなった瞬間でした。
さて、川へ着くとこの時期まさか!の、ガッツリ川遊び。靴を脱いで裸足で次々と水の中へ…でも、さすがに今までとは違って「冷た〜い!」とびっくりしつつも喜びの笑い声。いつまで裸足で水の中に入れるのかな?12月もチャレンジするのか…子どもたちの反応が楽しみでもあるところです。
陸と川の境目のどろんこ地帯で滑って転んでお尻が真っ黒!
周りの子が笑って、転んだ子も笑う。次に、笑っていた子がそこを通ると…やっぱり滑って転んで真っ黒に!
この、足が吸い込まれていくような泥んこの感触も苦手な子が多かったのに、面白がってわざわざ行くほどに。
そんなお尻真っ黒軍団の冒険はまだまだ終わらず、その次は「文化の森(美術館)」を目指す旅に。
裏道散策ルートを通って行く予定だったのですが…目的地の方を指差し「あの方向に行きたいんだ!」と伝えると使命感たっぷりの年長軍団は「よし!俺たちについてこい!」と言わんばかりに、いつになく張り切りだし、道を探すというより山を上へ上へ。落ち葉と枯れ枝だらけの本当の山の中を先頭切って歩き始めました。
ウーーーン。散策路はそっちじゃないんだけどな…。
3歳のちびっ子軍団は、この山道を最後まで頑張れるかな?という心配もあったのですが、なんとちびっ子軍団たちも年長児同様生き生きと!
行けなくもなさそうだから、まぁいっか!
どうして「未知」の冒険は、こんなにも人を惹きつけるのでしょうか?
迷ってしまわないかな?という不安よりも、「疲れた!もう歩きたくない」という断念よりも、道なき道を切り開いて行くワクワク感の方がはるかに勝って生き生きとしていた子どもたち。
枝を拾ってそれを踏切やETCのバーに見立て、通行のごっこ遊びが始まったり、途中で会ったおじさんに森の中に生えている食べられる美味しい「クリタケ」も見せてもらい、最後の最後まで走り回って坂では転がって遊んだ一日。
いつも以上に歩いて体を動かしたので、いつもよりも早く「お腹すいたー!」の声。
いっぱい遊んで、しっかり食べて、昨日はぐっすり寝れたかな?!
来月12月2日はどんな森のようちえんになるのでしょうか?
楽しみです。
感動!鮭の遡上観察ラフティング那珂川を開催いたしました。
秋晴れの良いお天気でラフティングするには最高!!
水が透き通っていて川底まで見えるので、鮭を探すのにも悪くないコンディションです。
鮭は川で生まれ、海で育ち、広大な太平洋を約2年~8年かけてぐるりと回り、大きくなってから、生まれ故郷の川に産卵のために戻ってきます。そして役目を全うして新しい命へとつながっていくのです。鮭の遡上ラフティングはそんな生き物の始まりと終わり、神秘の瞬間を感じるプログラムです。
ボートを進めていくと、遠くで飛び跳ねたり、影が動いたり、近づくと逃げてしまったり…確かに存在は感じるのですが、泳いでいる姿を目で確認することが中々出来ません。
ボートを降りて探してみると、足元にぐったりした魚を発見!産卵を終えた鮭の様子に「これは雄、雌?」みんな興味津々!
「雄は顎が鋭く、他の雄と頭突きをして戦い、強い方が産卵のチャンスがあるため、頭部が擦れているんだよ。」
「雌は尾びれを使って地面の石を引っくり返して綺麗にして産卵するための場所を整えるため、尻尾側がボロボロになっているよ。」と、説明しつつ、実際に触ってみました。片手では持てないくらい重いので、両手で優しく掴んでみます。
お腹のところは押すとベコベコへこみ、尾びれは産卵のために石を動かしたのかボロボロになっていました。…ということは…?
詳しい情報はその道のプロにたずねるのが一番!!地元の漁師さんが網の準備をしていたので、近くまで行って話を聞いてみることに。
「ボートに網をかけて移動しながら漁をするんだよ。多い時は一回で50匹以上網にかかる。大きいものだと80センチを超える大物になるものもいる。川を遡上してくる間は身軽になれるようになにも食べない。もしかすると、この先の下流にある赤い橋の下にいるかもしれない。」
地元の方しか知らない貴重な話を聞くことができました。
何度か川原に立ち寄って探索しているとなんと!!浅瀬の石の隙間に卵を発見!!興奮気味の心を抑えて、他の卵を踏まないようにそっと覗くと…うっすら白くてピンクっぽい卵を見ることができました。
子ども達の観察力は本当にすばらしいです!!大人だけなら気付かずに見逃していたことでしょう。その後からは卵を踏みたくないからと、川底を歩くときはずいぶん慎重になっていました。
漁師さんが教えてくれた目印の赤い橋付近を探検してみると、いました。いました。鮭がゆっくりと泳ぐ姿が確認できます。産卵を終えたのか、動きがずいぶんゆっくりしていました。
鮭の98%は自分の生まれた川に戻ってきて産卵をするそうです。しかし、中には川を間違えて違う川に帰ってしまう鮭もいるのだそう。そうなるとパートナーを見つけ子孫を残すことも出来ません。年々、海での漁、寿司ネタでサーモン人気、海水温の上昇等、様々な要因が重なり、遡上してくる鮭は減少しているそう。那珂川で生まれ、海を駆け回り、大きくなって那珂川に戻ってくる。
地元に戻ってきたUターン組の友人のような鮭に、あおぞらきっずは親しみを込めてこれからも毎年恒例の観察ラフティングを続けていきます。