9日は毎年恒例、那珂川での鮭の遡上の観察に行きました。
河原につくなり産卵を終えて息絶えた鮭が数匹が横たわっており、川には遡上している鮭の背びれだけが動いて見え、サメみたい!と興奮のなか、観察ラフティングが始まりました。
川の真ん中に移動すると川原では見ることのできない、泳いでいるたくさんの鮭がよく見えました。スピードに乗ってボートのすぐ横を泳いだり、跳ねたり!あっちでも、こっちでも!途中、産卵ポイントに寄って河原に降り、じっくりと観察。
産卵ポイントには、鮭の死骸もたくさん。子どもたちは鮭の死骸だろうとお構いなしで、触ってみたり抱き抱えてみたり。ずっしりと重い鮭を両手で抱えてにっこり。
ストームフィールドガイドの委託スタッフさんに、鮭についても色々と教えていただきました。
尾びれがボロボロになっている方がメスで、それは卵を産むために尾びれで石を動かしているためであること。
海にいる鮭は赤い色素のある生き物を食べているから赤身になり、川へ行くと白身の生き物を食べるので白身に変化していくということ。
などなど。へぇ~!!!大人の方が興味津々で聞いてしまう。
観察後には、用意していただいた、いくらと赤身の鮭をちゃんちゃん焼きで、昼食をいただきました。
今回は途中雨が降ってしまい、悪天候の中の川旅でしたが・・・最後は結局みんなパドルを使って水かけ祭り。
鮭の遡上の観察も興味深いけれども、子どもたちにはやっぱりこれが一番!なのでしょうね。