昨日は毎年恒例の「チャリ旅」宇都宮から烏山の竜門の滝までの20kmのコースを完走してきました!チャリ旅コースの中では距離は短いものの、急な上り坂と下り坂の繰り返しが多く地味にハードなコースでもありますが、新年度、学年も一つ上がったということもあり「チャリ旅初参加」で、このコースに挑んだkidsも数名。
ブレーキの使い方、サドルの位置、走行上の注意などを話し、出発!
出発して間もなく上り坂に出会い、早速自転車から降りて押し歩きで登る子どもたち。これから、これよりも長く急な坂道が3つ待っていると思うと、ちょっと不安に…??それでも坂を上りきり休憩を挟むと笑���が戻り、また爽快に風を切って走り始めます。
この日は天気も良く、まさに五月晴れの自転車日和!
朝一は風も少なく水を引いた田んぼに目をやると綺麗な水鏡ができて、カエルの嬉しそうな賑やかな声も。どんどん進むにつれて田んぼが増え、周りの木々も増え…。
のどかな景色の中を走り抜けていくのって、やっぱり気持ちがいい!
坂の上の休憩ポイントの梅林では「これは梅の実でね〜、これからもっと黄色くなって、美味しくなるんだよ」などと気前良く教えてくれたおじちゃん。
田植えの様子を見ようと立ち止まったら、その奥の牛小屋を子どもたちが見つけ、ちょっと寄り道。
太〜い鳴き声はもちろん、独特な臭いまでもが新鮮で大喜び!
信号待ちの交差点では同じように自転車を楽しんでいるお兄さんたちと出会い「どこから来たの?」「どこまで行くの?」「頑張ってね!」「バイバイ〜!」などと、やり取りを楽しむ子どもたち。
お昼休憩で立ち寄った川原では、石を石で砕いて化石探し。
見事、巻貝と葉っぱの化石を見つけることができて、みんな大興奮でした。
そうそう!チャリ旅の素敵なところってこういうところ!
その土地や季節の景色・香り・生き物、そして人との一期一会な出会い。
目に見える形では残らないけれど、記憶として心に残り続けていく宝物。
だから、チャリ旅は病みつきになる!
だから、チャリ旅は何回参加しても楽しい!
そういえば、この前こんな話が。
家族で車に乗っていたら「あっ!ここチャリ旅で通ったよ!」と…。
たった一度、自転車で通った道を子どもは覚えていたのです。
自転車で移動するだけで精一杯、周りの景色なんて通りすぎる風景の一部にしか過ぎないのかな〜というのは大間違いで…自分の足で移動しながら見る景色というのは、やっぱり特別なものなのかもしれないですね。
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