今日は待ちに待った「川ガキ カジカを釣って食べよう!」の日。
だったのですが…一昨日から雨の影響で河川の増水が確認できていること、台風が近づいていること、今後も雨が降ることから中止との判断に至りました。残念ではありますが、自然相手では到底かないません…。
さて、猛暑続きの夏休みということで、「夏の涼しい過ごし方」を探しに、「今年こそは!」と川や海に出かけるご家族も多いのではないでしょうか?
真夏の暑さには冷たい水が一番!
多くの楽しみを与えてくれる川ですが、この時期は夕立(ひとくくりに言ってしまいますが、夕方に起こるとは限りません)や、台風などの心配もつきものです。
現地で雨が降っていれば(降り始めれば)増水の可能性があることは想像ができ、「早めに切り上げよう」とか「少し雨宿りをして様子を見よう」などと、何かしらの対策を考えることができるかと思います。
しかし、現地で雨が降っていなかったら、もしくはごく僅かしか降っていなかったら…?それは絶対に安全と言えるでしょうか?
川での活動の際、私たちが普段活用しているサイトに、分かりやすく説明している画像がありましたので、ご紹介いたします。(この画像では、上流が「南」、下流が「海沿い」です。川の上流のほとんどが「北」をイメージできる栃木県民にとっては、少し見づらい画像とはなります。ご注意下さい。)
重要なのは、赤枠で囲った部分です。その場で雨が降っていなくても川の上流部で降っていれば、やがてそこの水位も上昇するということ。だから、川で遊んでいるときは常に上流部は晴れているかな?上流部では雨が降っていないかな?ということを、頭の隅っこに入れておく必要があるのです。
晴れているのに、いつの間にか水位が上昇していた!などのトラブルを防ぐためにも、川で遊び始める際の水位を知っておくことも大切です。(目印となる岩を作る、など。)
今は便利で、いつでもスマートフォンで状況を確認することができますので、ぜひ「天気 雨雲 レーダー」などで検索して雨雲の動きを調べてみてください。
先にご紹介した国土交通省のサイトでも、時間雨量や河川の水位の動向を確認することもできます。
ちなみに、宇都宮でも馴染み深い「鬼怒川」ですと、こんな感じです。
しかし、これが全てではありません。
「雨量0mm」であっても雨雲レーダーに映っていなくても、雨が降っている!なんてこともよくあることで、雨雲レーダーにも反映されない程度のわずかな雨も降っているということにもご注意下さい。
これらはあくまで判断基準の一つの材料とお考えいただき、安全に十分に留意しながら楽しい夏休みの思い出を作っていただければと思います!
ENJOY SUMMER VACATION!
*川で遊ぶ際はライフジャケットを装着しましょう!
*ご参考までに…河川の水位と雨量の情報
*当ブログ内の画像はこちらよりお借りしております →川の防災情報