なんとなく、暖かい今年の冬。
なんとなく、雪遊びは今年はいいかな〜なんて思っていませんか?
雪、あるところにはあるんです!
こんなにもっ!!これ、今年の栃木県です!
一面雪だらけの森。
聞こえるのは
キツツキがコンコンコン…と木を叩く音。
風の音。
風が粉雪をさらっていく音。
そんなスキー場ではない、静かな冬の雪の森へ行ったことがありますか?
雪の森に入る大抵の人は、いわゆる「スノーシューコース」をコースに倣って歩くことがほとんどなので、そのコースをちょっと外れれば、たちまち足つかずの夢の雪世界が広がっているのです。
みなさんだったら、まず何をしますか…!?
とりあえず思いっきり走ってみる?
みんなでスノーフラッグとか!…これだけあったら走れないかも?笑
大の字になって倒れこんでみる?
バタバタ手を動かせば、たちまち「エンジェル」型の完成だ!
雪の斜面をコロコロ転がってみる!?
目が回りそ〜!!
本気で雪合戦!?
…それとも、隠し持ってきた「いちご飴」をこっそり口に入れ、雪をかきこんでみる!?
どれもこれも、思わずにやけちゃう。
そう、ここできることは無限大なのです!
そして、子どもたちの発想も無限大!!
穴の中の謎の生物に引き込まれたか!?
いえいえ、穴掘りです。
人が人を呼んで、穴が1つ2つ3つと増え、更には穴同士が奥の方で繋がって…まるで宇都宮名物「百穴」!
この日のプログラムは「エアーボード&スノーシュー」だったのですが、どうやら雪道作りの方に熱が入ったようです。
あおぞらきっず のプログラムでは、プログラム最中の概案はあってないようなものです。
なぜって、それはその日その時の子どもたちの「興味」を大切にしているから。
もちろん、エアーボードをやりたい子はとことんエアボードを楽しんでいます。
他にも、冬の森では昼間には姿をなかなか見せない動物たちの「宝物」が見つかることも。
それは足跡だったり、「落しモノ」だったり、角だったり、抜け毛だったり…。
それらを見つけて、動物が彷徨っている夜の森に想像を膨らますのも面白いですね。
「冬」をとことん楽しむ子どもたちに、寒さなんて関係ない!
どれだけ夢中になって、どれだけ本気で遊べるか!
そんな真面目な遊びこそ、「あおぞらきっず 」が本当に大事にしたいこと。
目で見て感じるものがある。
触れて感じるものがある。
教科書や図鑑、スマホでは決して教えてくれない、もしかするとそれは言葉ではうまく伝えることのできない感覚なのかもしれない。
そんな、五感に通じるたたくさんのものことを見聞きし遊ぶ中で、目には見えない心の部分が豊かになって「やりきった!」「楽しかった!」という充実感と達成感でいっぱいになって帰ってもらえたら、帰りの車の中はしゃぐ余裕もなく一瞬で寝てしまうほどに夢中で遊んでもらえたら、それはもう嬉しい限りなのです。