「第7回環境首都コンテスト」は60の参加自治体の中から2回連続で北九州市が環境首都に選ばれました。このコンテスト日本全国の全ての自治体に参加してもらい、市民レベルの環境への取組みになればいいですね。
写真は環境先進国のドイツ北西部の街、ミュンスター市は、人口28万人の緑豊かな美しい街です。この街は、地球温暖化問題や廃棄物問題、自転車利用の促進に、ドイツで最も積極的に取り組んでおり、環境首都の称号を得ています。
環境首都とは、1992年の地球サミット以来、「持続可能な社会」が国際社会のキーワードになりました。持続可能な社会とは、環境保全とともに経済活動が安定して発展し、福祉や人権などの社会的公正が増進する世の中と考えられています。そのためには経済・政治等の社会システムの変革とライフスタイルの変革が必須です。それは、行政だけでなしうるものではなく、本質的な住民の参画と協働によってなしとげられるものです。環境首都とは、そのような持続可能な地域社会と呼ぶに相応しいまちのことです。