今日はクリスマス会。宇都宮市の小学校の登校日と重なってしまったこともあり、今年は少人数での開催となりました。
今回のキーワードはチームワーク。「イニシアティブゲーム」と言って、ターザンロープやスパイダーネット等の既存のアスレチックを利用し、一人では解決できない課題に対し仲間同士が協力し解決法を出し合って課題を解決していくゲームを行いました。
(特別な正解とか間違いがあるわけでなく、課題解決におけるグループのコミュニケーションによって信頼感や協力性が生まれ、メンバー一人ひとりがひとつになって取り組むことをねらいとしています。)
さて、最初に行ったのはスパイダーネット。クモの巣のように張り巡らされた糸の間を糸に掛からないようにくぐり抜けるというもの。(糸には鈴が付いていて、触れると鈴が鳴る仕組み)みんな、そんなの簡単だよ!と下の段をくぐり自信たっぷりの様子だったので、では、お題。「上の段の糸の間を通ろう!」
さて、誰が通る?どうやって?ここはスタッフがヒントを出し、年齢の低い子が通ることになると、早速アイディアが出てきました。
「じゃぁ、僕が肩車するから、向こうで受け止めて!」年上同士が協力して年下の子を抱き抱え、糸に当たることなく(糸に触れると鈴が鳴る)無事クリア!
次に向かったのは勇気の洞窟。
「真っ暗な洞窟の先にみんなでゴールしよう!」というもの。
「じゃぁ、僕が先頭になる!」とぐいぐい進んでいく頼もしい年上の男の子と、「怖い」と立ち往生する幼児。
「みんなでゴールするにはどうしたらいい?」。相談すると、もう一人が「みんなで手をつないでいこう」と提案。
先頭のリーダーが手に持ったペットボトルで壁(進行方向)を確認しながら、本当に真っ暗な洞窟を前へ前へ・・・。みんな、手をしっかり握り合ってゆっくりゆっくり前へ前へ。右に左に曲がり、ようやく光が!
今までの3シーズン、わずかなライトを頼りにしていましたが、今回は子どもたちの提案と助け合いの成果あって自力で脱出することができました!
去年怖くて泣いてしまった女の子も、無事のゴールににっこり笑顔。みんな達成感と自信につながり、「よし!来た道を戻ろう!」ということで、復路も真っ暗な洞窟を進みました。
さて、最後はターザンロープ。先の切り株に降りるのがなかなか難しく、落ちたりスタート地点に戻ってきてしまったり。
繰り返しているうちに、勢いを抑えることや何回か往復してスピードが弱まってきたところで切り株に降りる術を習得。
一通りターザンごっこして遊んで慣れてきたところで、さぁ、お題!
「ターザンをして全員が落ちることなく一つの切り株に到着しよう!」
最初の一人、二人はお手の物。四人目、五人目となってくると切り株の足の踏み場もなくなってくるので、おしくらまんじゅう状態に。
ぶつかる、押される、落ちるを繰り返し、成功したり失敗したり。
失敗しても成功しても、楽しい笑いいっぱいの時間。
そして、子どもたちの問題を解決しようとするときの発想力と、協力し合う姿と言ったら!!
お昼には毎年恒例のお菓子ケーキ作りにプレゼント交換。
今年もまた、抜群のセンスのケーキができました!
今回は人数こそ少なかったからこそ、友だち同士がじっくりと関わり、ぐっと絆を深められた一日になりました。