行ってきました!やってきました!
往復約20kmの道のりを歩いて、お寺での宿坊体験。
今回お世話になったのは、去年「滝行」でもお世話になった東海寺さん。
田舎道をてくてく…天気に恵まれた2日間だったので、暑くなったら用水路の水を帽子に潜らせて体を涼め、土手周りのノビルを見つければ引っこ抜きながら歩き進む子どもたち。ノビルは食べられると知って、半分はお世話になるお坊さんに、もう半分は自分たちで食べるんだと張り切って採っていました。
遊びながら、疲れたら励まし合いながら…時に疲れたという友だちのリュックを持ち合って進んだ約4,5時間。
ようやくたどり着いた東海寺。
お坊さんと立派な本堂を目の前にして心が入れ替わったかの様に、一気に目つきが変わったのが分かりました。
誰も何も言っていないのに、本堂に入ると一気に静まり返る子どもたち。何かを感じ取った様です。
いつもはうるさいくらいに元気なきっずたちも、読経、座禅、写仏となると真剣そのもの。今までに無いくらい、静の時間を過ごしたのではないかと思います。
体験の前には必ず、お坊さんのお話があり、たくさんのことを学ばせていただきました。
一に作務、ニに勤行、三に作務。作務とは掃除のことであり、仏教の世界では掃除に始まって掃除で終わる、それくらい掃除は大切であり、掃除をするこいうとは、身の回りを綺麗にしつつ自分の心も綺麗にしてくれる大切な時間であるということ。それを受けて子どもたちは、本堂周りの雑巾がけにお墓周りの雑草取り等、熱心に取り組んでいました。
そして、人間の世界に挨拶があるように、仏教での挨拶がお経であることや、人それぞれ得手不得手はあるけれど、みんな平等であること、だから人をけなしたりしてはならず喧嘩も厳禁!などなど。。。
子どもたちも聞いた話を度々思い出し、しっかりと守って過ごしていました。
そして、子どもたちにとってもう一つの楽しみは夕食づくりだったようです。
自分たちで作るということもあって、胡椒を持ってくる子、ウェイパーやカレー粉を持ってくる子!!!
自分たちで選んだ食材に、自分たちで考えた味付け。
一日ハードに体を使ったからか、自分たちの手で作った料理だからか、はたまた味付けが良かったからか!!?
お野菜タッブリの野菜炒めを完食!
よく遊び、よく働き、よく食べ、よく寝る!!!
子どもたちも「あっという間だった」というほどの、充実した2日間でした!
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