今日のチャリ旅は珍しく2人だけのまったりチャリ女子会でした。
今回の宇都宮から真岡の往復の30kmの旅は、あおぞらきっずのコースの中では短い方かもしれません。けれど、真岡にたどり着くまでにはハードな上り下りを3回も繰り返さなければならず、往復となるとその倍。まさに体力勝負のコースなのです。
とは言っても、ただ辛いだけというわけではなく、この時期ならではのお楽しみがありました。
桜の花吹雪と菜の花の香りに包まれながらのサイクリングロードの旅はなかなか気持ちの良いもので、途中の休憩では「舞い散る桜の花びらをキャッチすると願いが叶う!」とムキになってキャッチしたり、菜の花を摘んで花束を作るなど女の子ならではのお楽しみも。
車の走らないサイクリングロードなので、自由気ままに両手離しの練習や思いっきり走ってレースをしたりもしました。
到着した真岡駅ではすでにSLが走行の準備をしていて、煙突からはたくさんの煙を吹かせていました。
蒸気を作る部分は、すごく熱を持っていて近づくだけで暑さを感じるほど。
運転席も客席も今とは違う昔な作りで、興味津々。
さぁ、この機関車が満開の桜の下を通るのを見に行こう!と、今度は先回り。
先日の雨の影響が心配ではありましたが、桜の花も菜の花も満開で、まさに見頃!
随分遠くから小さな音で聞こえてくる汽笛の音に、「あっ!もうすぐ来る!」と、胸を高鳴らせる子どもたち。
まだまだ機関車の見えない線路の先をじっと見つめるとカーブの先から姿を現わし、大きな汽笛と共に目の前を走り去って行きました。
白い蒸気、汽笛の音、通り過ぎた後の煙の匂い。
電車慣れしている私たちにとってそれらの全てがとても目新しく、「煙くさーい!」と大声で叫びながらも、その煙たささえ喜んでいるようでした。
しかし、帰り道は決して楽なものではありませんでした。
体力が落ちてきた後半の登り坂は、やはり体に応ます。
途中足が上がらなくなって自転車から降りて押し歩きをすることも。
でも、登り切れた時には、にっこり最高の笑顔。
そして、辛い3つの坂を終えたことが分かると、今までのヘロヘロの姿はなくなり、一気に身軽に。
どこからその元気は湧いてきたの!?やっぱり子どもたちは、無敵です!
チャリ旅はチャレンジの旅。+季節感をたっぷりと肌で感じられる旅。
自分の足で苦労して移動した分、素敵な景色や香りを楽しみつつ達成感もたっぷりと味わえます。
初めてのチャリ旅でも気軽なチャリ旅約15kmの「あおぞらトライアスロン」から、20km(竜門の滝コース)、40km(日光街道の旅)、60km(筑波山)、80km(大洗の海)、100km(東京)までと、コースは様々!
さぁ、君たちはどこから挑戦する!?
病みつき間違いなし!のチャリ旅チャレンジャー募集中!
子ども達が見た素敵な景色たっぷりのアルバムはこちら!