週末の日光での冬の冒険キャンプでは、「初冬」を思いっきり味わいながらたっぷりと遊び倒してきました。
1日目。「鹿に会えるかな!」と期待いっぱいの子どもたちを連れ、鹿柵バッチリの丸山へ天空回廊の旅に。笑
「遠くの山をよく見ていると鹿が見えるかもしれないよ!」と目を凝らしながら登る1445段。
果てしない階段に息を切らしながら登り、立ち止まっては下界と周りの山々の景色を眺めての繰り返し。
遠くに自分たちの住む町とその奥に筑波山と海?らしきものが。時々目にするのは。階段のど真ん中の「俺たち、いるぞ!」と自己主張たっぷりの動物の糞。「キツネかな!?タヌキかな!?」想像が膨らみ、その光景を思い浮かべ楽しみます。
よく見ると木の実や動物の毛なんかも混じっていて、図を見ながら「きっとテンのうんちだよ!」と盛り上がります。
頂上へ着いて景色を楽しむも鹿柵でしっかりと守られている登山道だけでは物足りず(?)階段のない登山道まで登っていくと、景色もガラッと変わりました。ゴツゴツとした岩肌の山々が現れ、足元には巨大霜柱が出現!!
我先に!とザクザクっと足で踏み壊す子どもたち。
「うわぁ!でかい!!」「本当だ!」「見てー!これも、めちゃくちゃ大きい!」
霜柱の層を建物に見立てて「あっ!これ2階建てだね」と言うと、子どもたち食いついて「どれどれ!?」「本当だ!」「じゃぁ、これは?」と、高層霜柱マンションの競い合いに。
最高6階建ての15cmくらいの綺麗な霜柱を見つけることができました!
さて、夜は空き缶クッキング。調理場の周りには女の子たちが、そして火の周りには男の子たちが集まり役割分担作業。マッチで火をつけるのも初めて!という男の子たち、目がキラキラ。空き缶で作った炊き込み御飯に、ジンジャーエールと焼肉のタレでの煮鶏からの焼き鳥、そしてそのスープ?で〆のラーメン!半生の炊き込み御飯もあったけど、それもキャンプの思い出。でも、ほとんどが成功し、想像以上の味に「おいしい!」の声。
そして、次の日の川の冒険では、ずっと会いたかった鹿の足跡を発見!薄く張った氷の上を歩いた様子を見ると今朝のもの。水を飲みに来たんだねこの足跡どこに向かっているんだろう!?って足跡を辿っていると、目の前の茂みがガサガサって、大きく揺れて…
出たーーー!
まだ姿が見えない鹿の存在が分かり興奮するスタッフたちと、何が起こってるのか分からずに動きがピタッと止まる子どもたち。
二匹の鹿が目の前を横切って、川を渡りどんどん遠ざかっていく様子をただただ眺め、少し経ってようやく「すごーい!「…お尻真っ白い!」「尻尾分からなかったね」た大興奮!その後はもちろん、3匹目の鹿を探すべく茂みの探検へいくと、そこには獣道や川岸へ寄った足跡、糞などたくさんの痕跡を見つけることができました。
鹿を探したら捕まえてみよう!とみんな興奮やまず、それぞれ流木の武器を持って次はあっちに行ってみよう!と茂みの中へ行った中洲へ渡ってみたり。