今週の寒波のお陰もあって、開催できました!あおぞらスキー教室。
「初めてのスキー」「けっこう滑れるよ」の2つのクラスに、今年も下は年少児から上は小学5年生までの幅広い子どもたちが参加し、去年からの継続で参加する子のほか、スキーを初めて履く子どもたちも多く集まりました。
さて、今回は第1回目ということで、「初めてのスキーって、どんな感じなの?」ということに焦点を当て、お伝えいたします。
真っ白な雪に胸を躍らせ重たいスキーを担いでキッズパークへ移動し、レッスンスタート!なのですが、スキーを履く気満々の子どもたちに先ず始めたのは、ストックの持ち方とスキー1本だけを履いて歩く・滑るということ。
「えー!!?両方履かないの!?」と残念な様子をあわらにする子どもたちでしたが、1本だけでも「滑る」ということを体験してみると顔が緩みだしました。慎重に進み板に乗る子、大股で進んでしまい体がついて行かず早速転んでしまう子。片足スキーを左右それぞれで慣らしてから、ようやく両足履きです。
「やっと滑れる!」と意気込んだのも束の間、次は両足で斜面を歩く練習です。またもや子どもたちは「まだ滑滑れないの?」と言いたげな顔。
エッジを山側に立てること、坂(斜面)に向かって立たないことを意識しながら登るのですが、これが中々難しい。
一歩進むと板が斜面に向いてしまい、滑り落ちていく。エッジを立てて止まれないから、滑り落ちる前にと大足の一歩で距離を稼ごうとする、すると板が斜面に向いて…この繰り返し。
最年少ではあるけれど、レッスンの内容をよく聞いて人よりも倍以上の時間はかかってもマイペースに忠実に練習をし着々と上達していく子。自分よりも年下の子が自分を抜かして行くことに焦りを感じ、自己流で前へ前へ行こうとして苦戦し、涙目ながらにがんばる子。
コツを言葉や介助をしながら説明するも理解するのはなかなか難しい。なので、これはもう転んで滑ってを何回も繰り返して体で覚えていくに限るのです。
「どうしてこんなことするの?」
隣のベルト式エスカレーターでスイスイと上っていく家族たちを横目にポツリ。
滑ることはできるかもしれない。でも、滑ったところで、もし転んだら?
今やっていることができなければ途中で立ち上がれないし、むしろ滑り落ちて行ってしまうなどの困難がたくさん待ち受けていること、これができることがスキーを楽しむ第一歩だということを話すと納得したようで、より真剣に取り組み始めました。
雪が降りしきる中、決して「寒い」「止めたい」「疲れた」と言わず、「ちょっと休憩する?」と声をかけても「ううん。がんばる!」と黙々と練習する子どもたち。
なんとしてでも、スキーで斜面を滑る楽しさを味わって1回目のスキー教室を終了させたい!
ということで、午後はベルト式エスカレーターに乗り「ハ」の字のボーゲンで滑ることに挑戦です。
昼食でエネルギーチャージし、ようやく滑れる!ということで、やる気もさらにアップ!
しかし、ここでもまた困難が待ち受けています。
「ハ」の字のキープがなかなか難しく、スピードが出てしまったり、後方重心になって転んでしまったり。転べば起き上がるのにも一苦労。ここでまた、やらざるを得ないのが立ち上がりの練習と斜面での立ち方の練習。
でも、ここにも少しずつ練習の成果が…。最初は介助していたことも、自分で考えて体を動かすようになってきたのです。「どうやったら滑らない?」「どうしたら、クロスした足と板を直して起き上がれる?」と試行錯誤するようになったら、その気づきと学びを大切に見守ります。だから、5分くらい奮闘することも。
でも、それを一度自分でできれば、次同じことが起きてもどうしたら良いかを体が教えてくれるのです。
スムーズに滑れた子も、なんとかの1本を滑れた子も、下まで辿り着いたら直ぐに板を外してまた、エスカレーターで上を目指し、黙々とがんばる子どもたちの滑っている時の表情は真剣そのもの。
教室が終わって板を担いで帰る途中、「スキーって意外と難しいんだね」と<思いの外>といった感じでヘヘッと笑いながら一言。
そうだね。
でもね、がんばった分、滑れるようになったら楽しさももっと大きくなっていくよ!
スキー教室はまだまだ始まったばかり!また次回もがんばろう!
あおぞらスキー教室はお試しの1回〜ご参加OK!
今シーズンはあと3回+スキー合宿がありますので、まだまだ間に合います!
ぜひ、「初めてのスキー」に挑戦してみてくださいね♪
(定員間近の二日にもございますので、お早めにお問い合わせください)
スキー教室の詳細はこちら→http://kids.naoc-jp.com/スキー教室/page-6171
スキー合宿の詳細はこちら→http://kids.naoc-jp.com/スキー教室/page-6196
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(担当:舘野まで)