ぽかぽかと太陽の暖かさに包まれながらの森のようちえん2月。
川の周りの氷や霜柱は1月ほどではなかったけれど、遊ぶには十分!
氷とか霜柱ってこの時期ならではなので、やっぱり盛り上がりますね。
今回も冬の川遊びに焚き火ランチ。
前回同様、何度も繰り返される霜柱と氷の川流しレースは前回と同じようで同じじゃない。
流される氷を追い歩き、途中草に引っかかっては立ち止まり、流れから外れては立ち止まり、様子をじっくりと眺める男の子。
「氷流れないね?」上流に遡っていく氷を一緒に見ながら私が言うと、「分かった!あの、流れているところ(瀬。川の流れの中心)に行かなから(下流に)流れていかないんだよ!」「ほら、だってここ流れがないじゃん!」って。あー。ちゃんと「どうして」を考えている。そして、ちゃんと気付いた。
また別の場面では、別の子たちが石畳に座り込んでじーーっと川の中を覗きこむこと数分。いや、数十分。
二人してそんなに多くの言葉も発さず、長い時間何をしているの?
実は、ひっくり返したカワニナ(縦長の巻貝。ホタルの大好物。)が川の中で体をゆっくりゆっくり体を出していく様子を、辛抱強くじっくりと観察していたのです。なにを感じ、何を考えていたのかな?
同じことをしているようでも、じっとしているようでも五感はフル回転!
いろんなことを感じ、いろんなことを考えて自然と学んでいるようです。
ところで、今日はあおぞらきっず初の「だるまさんがころんだ」をやったのですが、これまたびっくり!
怪しいルールで覚えている(?)男の子と、ルールも全く分からない男の子たちと、昭和のルールしか知らないスタッフたちが集まってスタート!
さて、どんなことが起こったか?
「だーるーまーさんがー転んだっ!」
鬼に向かって走る子どもたちがピタッと止まる。ここまでは分かる。でも、そのあと誰も動かないと判断すると、なんと鬼がみんなの元へ。目の前で顔を覗き込んだり、脇腹をこちょこちょとしたり…。くすぐったくて動いちゃうと、「はい!動いたー!」となって、捕虜に。
え?何これ!?こんなことされたら、動いちゃうでしょ!?と昭和女子は反論するも、他の子たちは従順で。なるほど、ルールをよく知らない彼らにしてみればこれが「だるまさんが転んだ」になるのかと。
遊びを伝承した人が間違った覚え方をしていると、それが「新・だるまさんが転んだ」として次の代へ受け継がれていく訳で…きっと、こうやって「お寺の和尚さん」とかも変わっていったのかなぁーと考える。それは面白半分の替え歌が、いつの間にかメジャーになっていったのかもだけど。
そう。だから、先に書いた「怪しいルール」とか「間違い」と取るのは昔の遊び方を知ってる人の判断で、もしかするとそれは「進化」なのかもしれない。
ふとそう思った時に、もしかしたら今は彼が教えたルールがメジャーなのか?と思って調べていたら、更なる衝撃の事実が!
まぁ、どうしてこう進化していったのかは、なんとなく察しがつきますね。笑
皆さんは、「だるまさんの1日」知ってましたか?
「だるまさんの1日」→ここをチェック!