昨日の森のようちえんの始まりは、けやき林・竹林から始まりました。
前回竹林で竹を蹴り倒して持ち帰ったのが楽しかったのでしょう。本日の登園第1号は森へ到着するなり「今日もたくさん採るー!」と張り切って、直ぐに森の奥へと進んでいきました。その様子を見て、登園してきた子ども達も、初めて来た子どもも釣られるように次々と森の奥へ…。
たけのこは背が伸びて竹になりかけているもの、まだ出てきたばかりのものそれぞれで。
でも子供達はやっぱり背〜高のっぽが欲しくなるようです。
蹴り落としては、また剥いて…と前回同様の遊びが展開される中で、「皮が硬い…」と困難な様子。どれどれ…と変わってみると、本当だ!前回は柔らかかったのに、今日は硬いね。竹の成長とともに厚くなる皮の変化も楽しみながら、またひたすら皮剥きを楽しんでいました。
ゼンマイのクルクル、のびるの土の中のちっちゃな球根、花の蜜の甘さに、に藤の花や山椒の良い香り。今回も自然の恵みからたくさんの嬉しい!幸せ!をいただきました。
さて、次はどこへ行く?ヤギのももちゃんのところー!よし、丘を越えてももちゃんのところへ出発だ!
さて、外遊びに慣れていない子どもたちがここで困惑するのが急な斜面です。
どう登ったら良いのか、降りたら良いのか分からず立ち止まってしまうのです。これは年少児に限らずで、そういう子たちにはまず手を地面について登ること(手が汚れることを抵抗を感じ、躊躇しますが…)、お尻を地面につけて降りること、足で降りる場合には斜面に対して横向きになってカニ歩きをすることなどを提案し、時には手をそえながら時間がかかってもできるだけ自分で降りられるように見守ります。
自分で上り下りできると自信がつくのか、恐怖心が和らぐのか…何度か繰り返し経験すると、腰を落とさずスイスイと上り下りをする姿が見られるようになるのです。下りでは走って降りるのを楽しむまでに…!
高いところから飛び降りたり、栗の木のゴツゴツした真っ直ぐでない一本橋を渡ったり、小川を飛び越えたり…
公園のような遊具はありませんが、こうやって自然の地形を使って遊ぶ中で、時には落ちたりびしょ濡れになったりして失敗しながら、じゃぁ次はどうする?って、自分にできる方法を考えまたチャレンジし、遊びの中でバランスの取り方や重心の置き方、コツなどを掴んでいく子どもたち。繰り返し行うことで、その運動を確実に自分のものへとしていきます。
今回は欲張りに、竹林→ヤギのももちゃん広場→川と、贅沢欲張りコースでめいいっぱい移動をしながら遊びました。
次回は13日。どんな1日になるかな?
楽しみです♪