毎年恒例となった田川ラフティング。
宇都宮の市街地を流れる、宮っ子にとっては馴染み深いふるさとの川ということもあって、今年もたくさんの方にお越しいただきました。
田川ってあの田川でしょ?ラフティングできるの!?
と、田川を知る方にはよく聞かれますが、できちゃうんです。
ただし、水は少なめですが…!
少なすぎて川底の石や護岸工事された底にボートが引っかかり、止まってしまうなんてことも、当たり前。
でも、アクシデントも含めて楽しんでしまえばOK!
みんなでジャンプして瞬間的にボート内を軽くして少しずつ前進したり、
ボートから降りて押してみたり、くるくる回して回避したり…それがかえって、面白くて盛り上がったりするのです。
昨日は真夏日和だったこともあり、びしょ濡れ大歓迎!と水着で来る子も!もちろん、漕ぐための道具「パドル」は水の掛け合いの道具へと変身し、大人も子どもも関係なく水かけ祭りとなって、暑い初夏、涼しい賑やかなラフティングの時間となりました。
途中、寄った河原では石を返してクロカワムシ(魚が大好き!釣りの餌にすると最高なイモムシの様な幼虫)を探したり、1cmにも満たない雑魚を眺めたり、ライフジャケットに身を任せ大胆に川流れを楽しんだり!!
生き物探しにおいては、子どものみならず特にお父さん方が一緒に楽しんでおり、なんとサワガニを発見したようです。
この活動で、タガメやザリガニ、土壌などは見つけたことはあっても、サワガニは初めてだったので、私もびっくり!です。(かにはすぐに流されて行ってしまったので私は見ることができませんでしたが…)
泳げた泳げなかったとか、生き物に触れた触れなかったとかではなく、ただただ自分のやりたいことを選んで楽しめるのがこの活動。
ムキになってみずの掛け合いをしたり、川流れをして水の冷たさにはしゃいだり、生き物に触れて「くすぐったい」とか「キモ〜い!」とか大騒ぎしたり。
ほんの1kmほどの距離で実質1時間程度の活動ではありますが、身近な川でたくさんの「楽しかった」がお土産になったらいいなと思います。