今年度初開催の森のようちえん。2019年度は全5回の開催となります。
参加メンバーは以前から来てくれている常連の子達よりも初めての参加が多くなりました。
今回は初めての参加の子達のために森を歩いてぐるっと遊びながら案内して回りました。どんなところで遊ぶのか分かれば楽しさも増してくることでしょう。
遊び始める前に「森で遊ぶ際に気をつけること」を一緒に考えました。まずは子ども達に質問してみましょう。
迷子にならない。蛇に気をつける。などなど子ども達からもいろいろな意見が出てきますね。
まずは竹林が広がる森では「竹のアスレチック、ブランコ」など子ども達と一緒に作った遊び場があります。
かなり急な坂道と緩やかな道、真ん中には登れる壁。3箇所に別れる道があるので、自分で選んで進む子どができます。今回はほとんどの子が急な坂道を選択。
慣れたくるとそのうち壁を登ったりするのでしょうか?
丘を登りきると見えてくるのはヤギの小屋。子ども達は夢中になってヤギのももちゃんにえさやりをしていました。
森のようちえんのフィールドの中にはミツバチがハチミツを作っているところがあります。あまり近づくと刺される心配があるので少し離れて観察。木箱から出入りしているミツバチの姿を確認することができました。
子ども達は木箱の中がどうなっているのか興味がありそうだったので、次回以降チャンスがあれば覗いてみましょう!
畑に移動すると大根、ほうれん草などたくさんの野菜を発見しました。周りにはたくさんもモンシロチョウが持参した虫取り網とカゴを活用するチャンス!捕まえてみて様子を観察したり、中には素手で捕まえようと挑戦する子もいましたね。
さらに森を進んでいくと長い蔦が木に巻きついているのを発見。みんなで引っ張ってみたり、ぶら下がってみたりと色々な方法で楽しんでいました。森の中の遊び方はアイディア次第で無限に広がります。
近くを流れる川で水遊び
靴が濡れるのがイヤだと裸足で入って行って泥の感触を楽しんでいます。
長靴だから大丈夫と思って川に入ってみると案外深かったのか結局を足を濡らしてしまう子もいました。
ザリガニを発見して「捕まえよう!」と張り切りますが、案外動きの早いザリガニについていけず何度も逃げられたり、やっとの思いで捕まえられたけど触れずに眺めるだけという子もいました。きっと慣れてくるとどんどん素手で捕まえることができるようになるのでしょう。
次は大量のタニシを発見。両手いっぱいになるほど捕まえてきました。実際に川に入って探してみるとこんなにも生き物が隠れているのかと驚きました。
最後には水浴びしたり、浅瀬ながも泳いでみたりと川を満喫しています。
昼食の前に子ども達と大切な話をしました。今回カゴにたくさん捕まえた生き物達についてです。
「家に連れて帰る場合はお世話をすること。」
「生き物にあった環境を保護者と話あったり、調べたりして過ごしやすい場所を作ること。」
「もしも、育てられなくなった時は元いた場所に返してあげること」
昼食を食べながら子ども達は自分に育てられるのか考えたことでしょう。
今回は元いた場所に返してあげることにしていました。
以前森のようちえんに参加していた子ども達の中には3年間育ててから元いたところに返しに来たこともあります。
もしかすると次回の参加までに生き物を育てられる環境を整えて連れて帰ることができる子が現れるかもしれませんね。